Bonne Pêche !

フライフィッシングの釣行記録

鬼怒川水系再び

2021-04-28 15:46:04 | フライフィッシング
4月26日(月)、前回と同じ鬼怒川水系支流に行ってきました。

前回が思いのほか良かったからね。
もう一度試したかった。

どこに入ろうかと思案しながら早朝の294を飛ばす。
優柔不断な私には、期待と希望と、外したらどうしようっていう気持ちが入り混じって、
落ち着かなく、悩ましい。
どうせ土日に人が大勢がやったに違いないんだけど。
結局、前回一番良かったポイントに決めた。

川に沿って進む。途中、車が2台。
目当ての場所は幸い空いていた。
幸い?上流に来すぎたのかな?
2週間前より寒く、ウインドブレーカーの下にフリースを着込んだ。

そして、2時間以上、何事もなく時が過ぎた。
下流へ戻り、入ろうと用意をしたところでルアーマンに遭遇。
釣り上ってきた模様。
聞けば、まあまあ、とのこと。

もっと下流へ行き、川を覗き込んだが、なんだか釣れる気がしなくて、
ネットで調べた蕎麦屋で早いランチにした。

蕎麦、野菜の天婦羅ともとてもおいしく、萎えた気持ちを癒してくれた。
釣り人と察した店主が来て、釣れたかと聞く。
全然だめ、と答えると、土日でいっぱい人が入ったからね、と。
そして、あるポイントを教えてくれた。


確かに、この時期はこうゆう里川だよね。
と、思いながら気分新たに入渓。

しかし、ここでも毛針は水面を虚しく流れただけだった。
まさか、店主、みんなにこの場所教えてるのかな?
蕎麦おいしかったから、また行って違う場所教えてもらおう。

入渓場所を求めて近くの川を見て回り日が傾き始めた頃、
最後の場所にこのポイントを選択した。


ここまで、ノーフィッシュ。
ラストチャンスです。
ティペットを付け替え、フライも交換。
右岸に渡り、丁寧なキャストを心掛けた。

小さな落ち込みの肩に上手くフライが乗ったら、

今日初めてのイワナが出てくれました。

その後、巻で2回フライに出るも乗らず。
バラシ1回。
最後、小さな巻で2匹目を釣って終了としました。


水温低く、北風が刺し、かじかむ手を擦りながらの釣果でした。
次はGW開けかな。
あの反転流で2回出たイワナに挑戦しよう。






解禁釣行

2021-04-14 10:54:55 | フライフィッシング
4月12日(月)、鬼怒川水系へ解禁釣行してきました。

もちろん、もっと早く釣りに行くつもりだったけど、
予定した日に、2度も雨に降られ、釣行できずにいたのでした。
まあ、早春から川に立っても北風と冷たい流れに苦戦するだけだから、
良い頃合いかもしれないけど。
でも、去年は春先のライズを楽しむことができなかったから、
例年になく待ち遠しい思いがしました。

道中、マスターズの松山の戦いをドキドキしながら聞いていました。
最後の瞬間は日光市内のコンビニの駐車場で。
感激、歓喜、安堵。
凄い奴だね。

道路の右を流れる川を時々覗きながら走る。
どうもピン来なくて、
ずいぶんと上流まで登って来てしまいました。


日は差していても風冷たく、ウインドブレーカーのチャックを目いっぱい首元まで上げて釣行開始。
12ftのリーダーに6Xを5.5ft足して、#16の反沈パラシュート。
40分ほどは何もなく過ぎた。
下流からの風にティペットが伸ばされ、狙いよりも左に毛針が着水してしまう。
ティペットのループの先端を水に乗せたいのに上手くいかない。
フライに反応する魚はいなくて、ここはダメかな、と思い始めた時、このポイント。

左側の石に沿ってフライを流した。


小さいけど、貴重なイワナ。
お腹が黄色くて、もしかしたらここで生まれた魚かも。

実際のサイズはこんな感じですけど。

今季の第一匹目。ほっとしました。

しかしその後はまたすっかり音沙汰なし。
さっき通って来た下流部に戻り、入渓点を探したけどやはりピンと来ず。
川を変えることにしました。
砂利の林道を進み、良さそうな場所から入渓。


橋の下なら放流魚がいるかも。


標高が下がって、少し暖かく、小さなカワゲラが飛んでいる。
ウインドノットのできたティペットを新しくして、フライもチェンジ。
気分新たにスタートすると、すぐに反応があった。

今度はヤマメ。いいね!

しかし、ここでも後が続かず。
栃木の川は甘くないです。
堰堤までやって、お昼にしました。

目当ての蕎麦屋がお休みで、町まで戻りハンバーグ・コロッケ定食なんて、
渓流釣りに合わないメニューをそそくさと平らげ、急いで川に戻った。
春のこの時期は昼寝してる暇ないよね。

堰堤上を考えたけど、なんだかもっと先がいいような気がして、上流の橋まで進んだ。
途中車が一台。
幸いにも橋のたもとのスペースには車はなし。
2時間分下って入渓しました。

川に下りて、竿を振り始めると、すぐ上の道路を白いデリカが走った。
少し進むと、フライに反応があったのに、乗せられなくて、
毛針を換えていると左手の崖から餌釣り師が一人下りてきた。
しかもこっちに近づいてくる。
いや、どーしよう、と思っていると、
「どうですか、釣れましたか。」と聞いてくる。
「いえ、今ばらしちゃって。」と答えると、
「下に行くので、釣り上がってください。」と。
釣り下るのか、、、。
びっくりしたけど、マナー良いなと安堵。
この先はもう崖から降りられないから、橋までゆっくり行けばいい。

そして、ここから楽しい時間が始まった。




ここでは、一緒に行った奥様がライズを見つけてくれた。
言われたところにフライを流すと、イワナが出た。




橋で上がるつもりが、すぐ上に感じのいいプール。
ここをやって止めにしようと決めた。


流心に沿って、少しずつ上へ、丁寧に狙う。
白泡の切れるあたりで、水面が割れた。




これ以外に、ヤマメが数匹遊んでくれました。
解禁早々に、栃木の川で、こんなに釣れるなんて、思っても見ない結果。
松山の偉業と共に満足感に包まれた一日でした。