Bonne Pêche !

フライフィッシングの釣行記録

イワナ旅 川井村 最終日

2019-06-24 18:49:38 | フライフィッシング
さて、楽しいイワナ釣りも最終日。

夜半から雨。
強い音で時々目が覚めました。

そう言えば、昨日、峠を越えて、
民家がまばらに見えるあたりまで山を下ってきた時。
この辺までくれば、熊の心配はないね、
なんて話していたら、
そのすぐ先で子供連れの熊に遭遇しました。
ころんと黒くて丸っこい小熊は可愛らしく見えるけど、
なるべく至近距離では会いたくないものです。

起きて、窓の外を見ると、しっかりした雨が降っています。
予報通りです。

今日は、昨日キャンプ場で出会った地元の人に教えてもらった、
O川の源流部へ。
時々川を覗きながら進むと、やや濁った水色。
雨のせいかと思っていたら、所々で河川工事をやっていました。

踏み跡をたどって川に出ると、堰堤の下。
最初に左側をやらせてもらった。



美肌のヤマメ。

日本のヤマメ、イワナはほんとに美しい渓魚です。
ニジマスやブラウントラウトのように
大型に育つことは稀だけど、
この美しさはそれを凌いで魅了してくれます。

yamaちゃんが右側をやると、同じようにヤマメ。
彼は、その後、イワナも追加。

今日も魚の反応は上々。
堰堤上を釣り登れば、




イワナが顔を出してくれます。


昼前に上がって、やまびこ館で昼食。
雨の中yamaちゃんがT川を釣る間、昼寝しました。
不要なトラブルが起きないように、
ちゃんと休んでおかないとね。

起きて、コーヒーを入れていたらyamaちゃん帰還。
およそ30分でイワナ2匹とのこと。

さて、午後のラウンド。
O川下流部。
去年彼が爆釣したポイント。
40センチを掛け損なったところでもあります。

O川に着くと、ここでは雨は降っておらず。
ちょっとした距離で雨の境界線を越えたようです。

入渓場所は巨大なプール。
対岸へ渡らないとキャスト不可。
彼は胸まで入って移動しました。

数投するとラミグラスが大きく曲がった。
ネットですくった魚を見て、
尺ありますよ!
と言っていたけど、遠くて確認できてないので、
認定しておりません。

私は無理はしないで、林を巻いて入渓。


すぐグッドサイズが出ました。


最後はY沢下流部。


ここでもyamaちゃんがいきなり良型を上げた。
いいなー、こっちも釣りたいなー。

そんな思いもすぐに解消できました。


よく釣れた3日間でした。
しばらく川井村に来なかったけど、
そのポテンシャル再発見です。

来年も必ずまた!










イワナ旅 川井村 2日目

2019-06-24 18:45:58 | フライフィッシング
さて、2日目です。
宿の静峰苑から峠を越えてY川へ。
キャンプ場の入渓点へ一番乗りできました。
空も晴れあがって、楽しいイワナ釣りの予感がします。
宿で入漁券を買い忘れたので、管理事務所へ。
しかし9時営業開始。
ならば、後で買うことにして、とにかく入渓です。



ところが、予感とは裏腹に、イワナが来ません。
いや、見には来るけどフライの直前でUターン。
yamaちゃんが3匹釣る間に、こっちはゼロ。

ここでフライをチェンジ。
昨日使ってそのままだった12番のメイフライ系のパラシュートを、
ピーパラに変更です。

すると、結果はすぐに出ました。

いきなり元気良すぎな良型。


ほぼ尺あるんだけどなー、もう少し。

ヤマメもいくつか混じりました。


昼まで楽しく釣り上がり、ふたりしてツ抜け達成。

キャンプ場へ戻って、釣り券を買いに再び管理事務所。
そこで、なんと、「はねたろうのFF日記」のはねださんに遭遇。
川井村のイベントで何度かお会いしていました。

聞けば、地元のNPO法人で短期のアルバイトをしているそうな。
キャンプ場の管理人と静峰苑の宿直。
休日や空いた時間で、もちろん釣り。
うらやましいね。
こちらも定年の身だし、こういう働き方もあるな。

さて、昼食の後は、昼寝もせずに、上流部へ移動です。
でも、これが良くなかった。
餌釣り師やフライマンが何人も釣りしてる姿を見て、
ちょっと焦ってしまいました。


晴天の昼下がり、のせいか、
イワナの反応はかなりまばら。
遠距離ドライブからの疲れがでて、だるい身体。
集中力が緩慢になったところで、
大きな岩の上で足を滑らせ転倒。
しこたま右膝を打ち付けてしまいました。
3畳ほどもある岩の上でしばし動けず。
苦悶しました。

元気、釣欲も失せ、yamaちゃんに釣り上ってもらい暫時休息。

少し痛みが引いたところで、ポイントチェンジ。
朝越えてきた峠を戻り、小さな支流にもぐり込む。


上流部は落差があって遡行が大変そうなので、
大事を取って歩きやすい下流部へ。


イワナも出てくれた。


深みがあれば、


良型も。


退渓点の堰堤。
上流で会った餌釣り師が、40センチクラスのイワナが浮いてたぞ、
と教えてくれた場所。


先ずはyamaちゃんが攻める。
右の流れ出しのえぐれに大型イワナを見た、
と言うがすぐに姿を消してしまったようです。

私が代わって右から左からフライを流すも、反応なし。
すると、左側手前でライズ、とyamaちゃんの指示。
言われた場所にフライを置くと、


たっぷりした胴回りの尺イワナ。
ライズを見つけてくれたyamaちゃんに感謝です。

静峰苑に戻る前に少し時間があったので、すぐそばを流れるS川で30分だけ。


ここでも良いサイズが出てくれました。


転倒事件があったにもかかわらず、
2日目も爆釣モードが続きました。
明日は、どうなる?

イワナ旅 川井村 初日

2019-06-23 15:57:35 | フライフィッシング
6月20日~22日、yamaちゃんと宮古市川井村の閉伊川水系へ釣行しました。



久しくご無沙汰していましたが、
yamaちゃんが、去年7月、
支流のO川で爆釣でしたよ!
に刺激され、足を伸ばしてみました。

道の駅やまびこ館で昼を済ませ、
目当てのO川入渓場所に着くと、
何と、宇都宮ナンバーが駐車中。

第2候補の上流部ポイントへ移動。
しかし、釣り禁止の看板が。
前はなかったのに。
なんだか、幸先悪し。

仕方なく川を変えようと林道を下ると、
止まっていたデリカが消えていた。
なので、時間を空けるため少し下流から入渓しました。
が、入った場所が運悪く激流帯。
岩と藪を乗り越えて、ファーストキャスト。


小ぶりなイワナが応えてくれました。


少し行くと、流れは穏やかに。


そして、イワナのサイズが上がって、9寸クラスが続く。




キャッチ、リリース、フライのチェック、フロータント。
何度繰り返したことか。
楽しい時間が続く。

退渓点の堰堤。
私がチビを上げた後、yamaちゃんに交代。
流れををチェック。


何度かキャストして
フライが石の際を流れた時、
ついにロッドが大きく曲がった。


去年の宿題をクリアする尺イワナ。


先行者にも関わらず、
初日から、爆釣モードです。
3日間続くのか?


男鹿・川治 刈田教室

2019-06-06 10:39:31 | フライフィッシング
6月2日(日) 
川治温泉男鹿川C&Rエリア
刈田敏三 フライフィッシング教室
に参加してきました。


秋田から帰ってきて4日後に川治まで行くのはかなりハード。
しかし、
いつも手こずっているヤマメのライズの攻略法が見つかるかも、
という期待がありました。

9時半集合。

左側の人たちは、違うアクティビティの集まり。
刈田教室の参加者は7名でした。

おじか・鬼怒漁協の会長さんの挨拶の後


刈田さんは、さっそく現場に行きましょう、と。
で、参加者、関係者で素早く河原に移動しました。




1日の予定、内容の説明を受けた後、
さっそく例の、ドリフトチェッカーの設置です。




流下物が集まるまで、
水生昆虫の行動、
釣りへの関係性、
などを教わります。


10時40分ごろに確認された水生昆虫。






確認された虫の名前を色々と言っていましたが、
すいません、すっかり忘れました。
でも、刈田さんは、
サイズとボディの色を、日時と関連付けて覚えておけば
ライズ攻略に使えると。

で、その水生昆虫を、
どのようにフライに反映させるか、
どういう方法で釣るか、
という、キモの部分を説明してくれました。

みんな真剣に聞きました。

タックルからフライボックス、
仕掛けと言うか、リグと言うか、
まぁ、一緒ですが、
マーカー、シンカー、フライをどういった構成にするか、
などなど、かなり細かい事まで、
なるほど、そういった手があるのね、
なんてことまで、惜しげもなく教えてくれました。


勉強が続く間にも、水面ではライズが起きています。
流下物が分かったところで、
今度は刈田さんが実釣披露。


ロッドはスコットの8.7の4番。
トラブルを避けて、ワイドループのキャスト。
基本自分より上流を釣ります。
思った以上に距離を出し、ドリフトさせます。

何投目かで刈田さんが魚を釣り上げた後、
各自実釣です。



私はこんなプールと対峙。


勉強のおかげで、何とか2匹のヤマメをキャッチ。




今回の刈田教室でライズ攻略のヒントをいくつかもらったので、
タイイングに活かしてみたい。
ボックスの中身がガラッと変わるかも。

午後遅く、ちょっと小腹すいたなー、
なんて頃に、川治支部の小野田さんに、
例のキャベツメンチをご馳走になりました。

あなたも、次回参加してみては...。