11日(水)、男鹿川支流の入山沢へ。
2015年9月の「関東・東北豪雨」により壊滅的被害を受けた入山沢だが、
土砂の撤去や漁協、地元有志、釣り人などによる「男鹿川復活プロジェクト」
の活動によって、少しずつではあるが、確実に復活の歩みを刻んでいる。
今年は、漁協も入山沢への放流を行い、釣果報告もあったので様子を見に行った。
橋のたもとの入渓点から上流の二又まで。
短い距離だが、山女魚、岩魚が釣れた。
全くダメな時もあったが、運が良ければライズに遭遇したり、尺山女魚が釣れたりもした。
なので、男鹿に来る時には欠かせない場所だった。
3年振りに入渓点の橋に立った。
右岸の樹木が流され川岸が広がって、フライには釣りやすくなったが、
流れを上ってみると、ほとんどの深みが埋まり、ポイントが激減していた。
良くライズがあった山荘裏や尺ヤマメのプールも跡形もない。
それでも、こんな場所に岩魚がいた。
他にも、大きなフライにアタックしてくるチビが何匹かいて、魚の存在が確認できた。
何年かかるか分からないが、少しずつポイントも増えてくるはず。
毎年、見守って行こう。
しかし、非常に嫌なものを見た。
入渓点の橋の上だ。
これ以外にも吸殻がいくつもあった。
男鹿川や入山沢を愛する人々の復活にかける熱意や行動を踏みにじる行為。
魚が釣れればどこにでも行って、釣り荒らす浅ましさ。
川と自然と魚に対する愛情も、それを保護、再生、維持しようとする人々への敬意もない。
こんなことをする釣り人にはこの流域に入ってもらいたくないね。
次いで、三依のC&Rを覗いた。
かつては人気の場所で、ここで尺山女魚を釣った人も多いはず。
急坂の入渓点から岩盤のプールまで釣った。
1度だけ、山女魚が出て、良いサイズだったが無念のフックオフ。
岩盤プールが視野に入ると、餌釣り師がふたり、長い竿を出していた。
ここで餌師とは珍しいな、と思いながら、
プールでの釣果を聞こうと近づくと、
彼らは急いで竿をたたみ、あっという間に林道へ上がって行った。
背中には、渓流釣りには相応しくない大きなザックを背負っていた。
車からすぐ入れるこんな流れに、何であんな大きなザックが必要なのか。
考えたくはないが、浅ましい餌師たちのやることは常人のモラルを越えているのだろう。
プールに魚影はなかった。
でも、途中で一度は山女魚が出たし、餌師がコソ釣りに入るのなら、山女魚はいるはずだ。
次回に期待しよう。
最後は川治。
時間を潰して、夕方、いつもの場所へ。
ここの山女魚はもう、私の手に負えなくなっていた。
対岸の草の根元ギリギリに定位して極小の虫だけを食べている。
7Xに24番のフライ。
30センチ自然に流すことができれば、フライを見に来るが、
じっと見つめるだけで口は使わない。
手前の流れを狙えば虹鱒は出てくるので、
それで時々気分転換して、何度か山女魚にチャレンジした。
完敗。
一度もフッキングできなかった。
3年前の豪雨で水生昆虫も流されてしまい、まだ、僅かなミッジしか生息していないのだろう。
カゲロウが飛んでくれれば釣りも少し易しくなるんだけどなー。
さて、次回はどこへ行ったらいいのか...。
2015年9月の「関東・東北豪雨」により壊滅的被害を受けた入山沢だが、
土砂の撤去や漁協、地元有志、釣り人などによる「男鹿川復活プロジェクト」
の活動によって、少しずつではあるが、確実に復活の歩みを刻んでいる。
今年は、漁協も入山沢への放流を行い、釣果報告もあったので様子を見に行った。
橋のたもとの入渓点から上流の二又まで。
短い距離だが、山女魚、岩魚が釣れた。
全くダメな時もあったが、運が良ければライズに遭遇したり、尺山女魚が釣れたりもした。
なので、男鹿に来る時には欠かせない場所だった。
3年振りに入渓点の橋に立った。
右岸の樹木が流され川岸が広がって、フライには釣りやすくなったが、
流れを上ってみると、ほとんどの深みが埋まり、ポイントが激減していた。
良くライズがあった山荘裏や尺ヤマメのプールも跡形もない。
それでも、こんな場所に岩魚がいた。
他にも、大きなフライにアタックしてくるチビが何匹かいて、魚の存在が確認できた。
何年かかるか分からないが、少しずつポイントも増えてくるはず。
毎年、見守って行こう。
しかし、非常に嫌なものを見た。
入渓点の橋の上だ。
これ以外にも吸殻がいくつもあった。
男鹿川や入山沢を愛する人々の復活にかける熱意や行動を踏みにじる行為。
魚が釣れればどこにでも行って、釣り荒らす浅ましさ。
川と自然と魚に対する愛情も、それを保護、再生、維持しようとする人々への敬意もない。
こんなことをする釣り人にはこの流域に入ってもらいたくないね。
次いで、三依のC&Rを覗いた。
かつては人気の場所で、ここで尺山女魚を釣った人も多いはず。
急坂の入渓点から岩盤のプールまで釣った。
1度だけ、山女魚が出て、良いサイズだったが無念のフックオフ。
岩盤プールが視野に入ると、餌釣り師がふたり、長い竿を出していた。
ここで餌師とは珍しいな、と思いながら、
プールでの釣果を聞こうと近づくと、
彼らは急いで竿をたたみ、あっという間に林道へ上がって行った。
背中には、渓流釣りには相応しくない大きなザックを背負っていた。
車からすぐ入れるこんな流れに、何であんな大きなザックが必要なのか。
考えたくはないが、浅ましい餌師たちのやることは常人のモラルを越えているのだろう。
プールに魚影はなかった。
でも、途中で一度は山女魚が出たし、餌師がコソ釣りに入るのなら、山女魚はいるはずだ。
次回に期待しよう。
最後は川治。
時間を潰して、夕方、いつもの場所へ。
ここの山女魚はもう、私の手に負えなくなっていた。
対岸の草の根元ギリギリに定位して極小の虫だけを食べている。
7Xに24番のフライ。
30センチ自然に流すことができれば、フライを見に来るが、
じっと見つめるだけで口は使わない。
手前の流れを狙えば虹鱒は出てくるので、
それで時々気分転換して、何度か山女魚にチャレンジした。
完敗。
一度もフッキングできなかった。
3年前の豪雨で水生昆虫も流されてしまい、まだ、僅かなミッジしか生息していないのだろう。
カゲロウが飛んでくれれば釣りも少し易しくなるんだけどなー。
さて、次回はどこへ行ったらいいのか...。