Bonne Pêche !

フライフィッシングの釣行記録

6月東北遠征6

2014-06-26 19:06:58 | フライフィッシング
21日(土)、長い遠征も今日で終わり。
最後はいつもの川でヤマメと遊ぼう。



入渓点に車があって、川に入ってみると、
上流にフライマン二人。
彼らがやった後だろうけど、何とかなるだろ。

対岸の怪しいところにフライを流す。
何度も釣ってる所だから、ヤマメの付き場は分かっている。

やっぱり、出てくれた。
けっこういい型だよ。


続いてもう1匹。


でも、ここまで。
上流の二人が下ってきた。

じゃ、もうちょっと下流の、尺ヤマメポイントに行ってみよう。



ここは去年、同行の女性の前で尺ヤマメを上げて、いいかっこできた場所。
ま、カミさんだから、どうでもいいんだけど。

ここに行くには、やや上流で対岸に渡って、
川に近づかないように一度下って、
慎重にアプローチします。

ヤマメが出るポイントは分かっているので、
事前に必要なラインを出しておいて、
一発でフライを上手く流したいところ。

近づいたらライズ。
フライは何使ったんだっけ?
そうそう、マダラカゲロウイメージの茶色いボディの半沈パラシュート。

1回目は流れの手前に落ちた。
もうちょっとラインを伸ばさなきゃ。

今度は届いた。



いや、残念でした。
ライズの主は尺ものじゃなかったね。

下からルアーマンが上がってきた。
場所変えよう。

今まで入ったことない所。
前回覗いてみたら、いい瀬が続いていたのだ。



ポイントは悪くないんだけど、
ヤマメが2回出て、2回ともフッキングせず。
どうも餌師がやった後みたい。
栃木の有名河川だから、仕方ないね。

さあ、これで今回の旅は終了。
魚はいっぱい釣れました。

イワナ、ヤマメのフライフィッシングは楽しいね。
今度、ご一緒しましょう。






6月東北遠征5

2014-06-25 17:36:45 | フライフィッシング
20日(金)、さて、今日は釣りよりも前にw杯日本戦をどうやって見るか?

カーナビで地デジが見られるので当てにしていたのに
電波状態が悪くほとんど見られない。
これは困った!

目当ての川は山形県長井市のN川。
なので、長井の町を走ってTVが見られそうな喫茶店などを探すがどこにもなし。

諦めかけた頃に早朝7時から営業しているホームセンター発見!
狭いながらTV売り場があって、ギリシャ戦放送してました。

他に見る人もなく一人で応援しましたが、
結果は皆様ご存じのとおり。

厳しい状況で実力を発揮できない選手たち。
FIFAランキング通りといえばその通りだけど。
フィジカルよりもメンタルの強化が必要だ。
日本人に一番弱い部分かも。

サムライは精神的に弱いのだ。
戦国時代を別にして、武士は出自がすべて。
生まれによって保障された身分に守られた者が強いわけがない。
あれっ、サッカーとは関係ないか。


さ、気を取り直してN川へ。
一部で有名な川で、その話を聞いて行きたかったのです。

ところが、この川、
ガードレールのない、細ーい道を1時間くらい走らないと行きつけない。
途中からは未舗装。
ポイントに近づくにつれて道が荒れてくる。
ヤワなミニバンじゃ、ちょっと不安。
曇り空で、薄暗く時々雨がザッとくる。
誰にも会わない林道。



川に降りてみたら増水気味。




普段だったら、ポイント独り占め、で喜ぶところが、
なんだか不安で落ち着いて釣りする気分になれない。

運よくすぐにイワナが何匹か釣れたので、







2時間も釣らずに脱渓。
あー、怖かった。
今度来るときは、ちゃんとした4駆で、何人かで来ようっと。

まだ時間があるからいつもの川に行こう。
もうちょっと釣りしたいや。

大好きな鬼怒川支流のポイント。



人気の場所だけど、幸い誰もいません。
ここだったら、真っ暗になっても大丈夫。
2時間は遊べる。

釣り始めたら、反応抜群!
どんどんイワナが釣れてきた。



元気良すぎて、シャッター切る前に勝手にセルフリリース。




このイワナは何を食べたのか。
自分でもびっくりしていない?

あまりに反応が良くて、入渓点から、ここまで。



普段ならあっという間に終わる区間だけど、今日は前に進めない。
いやー、楽しかった。


6月東北遠征4

2014-06-24 18:56:25 | フライフィッシング
19日(木)、3日間釣りして疲れたので今日は休息。
次の川への移動&観光としました。

鳴子から天童へ移動して、道の駅で情報収集したら、
立石寺というお寺があるそうな。

松尾芭蕉が、
「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
の句を詠んだお寺ですね。
おくの細道は2回読んでいるのにここにあるとは気付かなかった。

さっそく向かってみました。



ところが、別名山寺といわれ、奥ノ院まで行くには、
1,050段の石段を登らなくてはならないようです。



ここまで来て登らないのはもったいないので、
こんな石段を登って行きました。
休息にはならないね。

途中、芭蕉とツーショット。


奥ノ院まで行ってみると、


眼下に山寺地区の景色が広がります。


風が吹いて、汗が引いて、気持ちがいい。

さーて、明日はまた釣りだ。




6月東北遠征3

2014-06-23 19:42:05 | フライフィッシング
18日(水)、午前中だけ時間がある後藤さんと荒雄の本流へヤマメ釣り。

仲間内で材木ポイントという所だそうな。
例のトイレポイントのことでした。




2日間続いた支流から、ガラッと変わって広大な荒雄の本流。
木の枝を気にすることなく、ラインを伸ばせる。

広い流れはポイントが掴めず、どこを狙ったらいいのか。
流速と石だよ、とのアドバイス。

その日のヤマメの付く流れの速さを掴んで、
後は目立つ石をキーポイントにフライを流して行く。
もちろん、岸の枝の下もポイント。

次々とヤマメを上げる後藤さんに、
さすが!と思いつつかなり焦りが出た頃にやっとフッキング。



いいサイズのヤマメでした。
あとちょっとあれば尺だったのに...。

先行する後藤さんに呼ばれて堰堤まで行くと、



二人して数えきれないくらいのヤマメが。
いいサイズは記念撮影。



もしかしたら、オンザロックのHPを飾るかも。


昼で後藤さんと別れて、A区間でニジマス狙い。
5月に爆釣したゾンカーをしつこく流すもノーバイト。
ドカン!とフライを引ったくっていくあの感じは味わえず。

下流のフライマンはマーカー釣りで竿を曲げてるけど、
ここでそんな釣りをする気にはなれず。

支流の大沢でイワナを釣って



3日間の荒雄での釣りは終了。
さて、明日からどーしようか?

6月東北遠征2

2014-06-23 18:39:45 | フライフィッシング
17日(火)、今日は荒雄川の源流部へ。
去年Y君と入って尺イワナを釣ったところ。

去年に続いて、今年もシーズン初めての入渓となるため、
川に降りてみないと水量が分からず、
釣りができないかも、ということです。

踏み跡もない藪の急斜面を両手で木につかまりながら、
15分ほど降りました。



やや水量は多いものの何とかなりそうとのこと。
降りた坂を登り返さずに済みました。

全く放流していないので、
釣れてくるのはネイディブなイワナたち。



しかもサイズがいいから、嬉しくなってきます。





川岸に残る残雪は去年よりは少ないから、
増水は雨によるもの。





後藤さん特製のおにぎりを食べて、そろそろ退渓点が近づいてくる。
今年は尺は出ないのか?
なかば諦めていたところ、
小さなポイントに入れたピーパラがスッと吸い込まれた。



いやー、会心の1匹!
今年も尺イワナに会えました!

退渓は馬の背になった急坂を慎重に登る。
ロッドをバラし、腰に差す。
リールはベストの背中。
両手を使って斜面を這い上がる。

息が切れ、頬に汗が伝う頃にやっと道路に出た。
後藤さんのガイドがなければ入れない源流です。

これで帰る二本松のSさん、後藤さんと別れて、
夕方は荒雄本流のいつものイブポイントへ。

5月にY君と来たときは沈黙したまま。
魚の姿を見ることはできなかったのだ。



川に降りると、今日はライズがあった。
これは行けるでしょう。

イブの定番、グレークイルボディの14番CDCダン。
だけど、フライには反応しない。
ライズは続く。

EHカディス。
これもダメ。まだ早いね。
よく見えない小さな虫にライズしている様子だ。

20番のブラウンクイルのパラシュート。
これが当たり。



ストマック。


マダラカゲロウとモンカゲのシャック。
後は小さい何か?

それからは、
投げる、釣れる、乾かす、ドライシェイクスプレー、投げる、
の連続で休む暇なくヤマメ。



尺は出なかったけど、
これまた会心のイブとなったよ、山ちゃん。