おはようございます。ヘッドスパ・頭皮ケアリッツです。
顔周り・側頭部とツボの効果をお話ししてきましたので、今日は後頭部のツボについて。後頭部から全身につながる仕組みについては以前もお書きした通り。
一つ一つのツボについて詳しく見ていきましょう。
筋肉・関節のトラブルに
筋肉のコリ、関節の痛みなどの症状の改善はツボの刺激が最も効果的なものの一つです。頭部に近い肩こりなどの症状はツボを刺激することで緩和・軽減されやすくなります。頭頂部、「百会」の少し下の「防老(ぼうろう)」のツボは肩こりに効いてきます。デスクワークや運動不足、寒い時期に縮こまりやすい姿勢をとってしまうことなどで生じる肩こりですが、血液が滞り疲労物質が肩の周りに溜まってしますのが原因です。ツボの刺激で血流を促してほぐしていきましょう。襟足の生え際の辺り、「健脳(けんのう)」のツボも肩の疲れに有効。首を支える胸鎖乳突筋と僧帽筋の間にあるツボです。
目の疲れに
目に存在する水晶体という部分は、カメラで言うとレンズの役割をしています。レンズのピント合わせをする筋肉が酷使されてしまうことで起こるのが眼精疲労や目の老化です。後頭部にある「玉沈(ぎょくちん)」のツボは目に効いてきます。更年期障害などで目がチラチラしたり、かすんだりする時にも有効です。
後頭部の頭痛に
「玉沈」の少し横、「脳空(のうくう)」は筋肉をリラックスさせて頭痛を緩和します。後頭部の頭痛は背中の筋肉疲労から来ている可能性が大きいです。不自然な姿勢をとり続けることによる背中のハリや肩のコリがおき、これらが原因で身体の裏側の筋肉が縮こまってしまいます。その結果後頭部の血流が滞ってしまうので、筋肉の疲労をほぐすためにもツボを押して緩和していきましょう。
不眠・うつ症状に
睡眠不足やストレスなどが続くと脳はうつ状態になりやすくなってしまいます。うなじの生え際の辺り、「風池(ふうち)」はこれらの症状から来る倦怠感に効いてきます。“気”が落ちている状態の時は腸の働きが弱まっている場合もあります。脳から出るホルモンと同様のものが腸からも出ているので、腸が不調な時は脳にも負担がかかっています。温かい飲み物などで腸をいたわることも大切です。
唾液の不足に
昨日ご紹介したあごラインのツボ、「頬車(きょうしゃ)」と同じく、後頭部下側の中央、「唖門(あもん)」のツボも唾液の分泌を促す働きがあります。首のコリにも効いてきますので、良く指圧などで使われるツボです。
トラブル別に見ていくと、場所は違っても同じ症状に効いてくるツボがあることが分かります。ヘッドスパではこれらのツボの効果・効能をふまえ、効率よくほぐしていけるようにシャンプーやマッサージをしていきます。後ろ側は自分では押しにくい部分でもありますので、やはり人に押してもらう方が気持ちいいかもしれません。お疲れの時は、ぜひヘッドスパへ!疲れがたまりやすい部位があったら遠慮なくお伝えください。
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