Vol.37 EMPTY GIRL

2004-08-16 07:07:21 | 日経新聞
<今日の日経新聞 04年08月16日朝刊>

「クイックサーベイ 13面予定・サーベイ」

・他社訪問で「背広着る」5割

東京都心では、今年7月の最高気温の平均が33.1度に達し、熱帯のジャカルタやホノルルの平年値を1~2度上回った。
酷暑にサラリーマンが悲鳴を上げているが、ネクタイと背広の呪縛は根強いのが現実だ。
営業先など他社を訪問する時には約五割が背広で武装している。
対外的には背広を着用しないと失礼になるという認識が広く定着しているのである。
できれば夏のスーツを社会全体で廃止してほしいという意見が大半だが、個人の決断でスーツを手放すことは難しい。
首相などが閣議や会見で率先して実行すれば支持率も上がるのではないだろうか。


「私見」

なぜ夏にスーツを着るサラリーマンが多数存在するのか。
原因のひとつとして、シャツでは社内での業務に支障をきたすほどの冷房がオフィスで渦巻いているためだ。
スーツを着用しなければならないほどの冷房なのである。
こんな馬鹿な話があるだろうか。まさに自分で自分の首をしめているようなものである。
もし全国のオフィスの冷房を弱めて皆がスーツを脱いでみるとどうなるか。
都心の温度は間違いなく数度下がるであろう。
これこそ悪循環なのである。
地球温暖化やヒートアイランドを議論する前に、記事でも提案しているように国のトップが国民に訴えればいいのである。
むしろ選挙公約として通用するのではないか。

背広の呪縛とはまさに的をえた表現である。
先日のある討論番組に某IT社長がカジュアルな服装で参加をした時に、年老いた評論家が必要以上に非難していた。
服装ひとつをとって人格にまでけちをつけるのである。
その社長にあまり興味はないがぜひそのスタイルは貫いて欲しい。
誰かが率先して実行せねば大衆は動じない。

いまだにサラリーマンのスーツは一種の礼服のようなものとして形式化されている。
一方では、カジュアルを推奨する企業が少しずつだが増加している。
夏には嫌われ者になるスーツだが、制服と同じように衣類を選ぶわずらわしさがないなどのメリットも存在している。
何より、スーツで仕事をばりばりこなす社会人が一種の憧れの対象にもなっていた感じもある。
スーツを着用するということにメリットを見出すことができるうちは、
たとえどんな気候になってもスーツを着たサラリーマンは存在するだろう。
使えるものは使い、利用できるものは利用する。
まさにサラリーマンの鑑ではないか。


<後書>
久々にTVをゆっくり見た。
甲子園とオリンピックしかやってないのでは?
オリンピックは結果を残した人もいればうまくいってない人もいるようで。
生理的に受け付けないというフレーズがあるけど、水泳の北島選手がまさにそれ。
自分自身水泳は大好きで高校の時はスポーツ校の水泳部に入部して一週間で退部するほど。
ただ、あの北島選手を見ているとなぜかいらいらする。
包み隠さず表現するときもいの一言。
なんだその面は?一挙手一投足が目に付く。うざい。
特に理由はない。ただ生理的にうけつけない。
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1 コメント

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Unknown (北島)
2004-08-20 22:14:54
僕なんかしましたっけ?
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