りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「グッド・バッド・ウィアード」観てきました♪

2009年09月01日 00時07分56秒 | 映画
☆「グッド・バッド・ウィアード」
(原題:좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈: The Good, the Bad, the Weird)
監督:キム・ジウン
出演:チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ、リュ・スンス、ユン・ジェムン、ソン・ヨンチャン、オ・ダルス、ソン・ビョンホ、イ・チョンア、マ・ドンソク、キム・グァンイル、白竜


日本軍の宝を巡り、敵味方入り乱れえ争奪戦を繰り広げる痛快娯楽ウエスタン。
雑草のような生命力を持った間抜けなコソ泥・ユン・テグユン(変なヤツ)を演じるのは「殺人の追憶」、「グエムル -漢江の怪物-」のソン・ガンホ。
一見、間抜けと思われるユン・テグユンですが、実はかなりの実力の持ち主で、その強さはパク・チャンイをも凌ぐとの噂が。
サイドカーを操り、広大な砂漠を縦横無尽に駆け巡る。

凄腕の賞金稼ぎ・パク・ドウォン(良い奴)には「私の頭の中の消しゴム」、「デイジー」のチョン・ウソン。
ウィンチェスターライフルと驚異的な身体能力を武器に敵を倒しまくる。
ロープを駆使して、空を舞いながら敵を撃ち、疾走する馬上から狙撃する☆

ユン・テグと深い因縁を持つ冷酷非道なギャングのボス・パク・チャンイ(悪い奴)には「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」、「G.I.ジョー」のイ・ビョンホン。
最近、悪役づいているイ・ビョンホン。
いや~、もうめちゃめちゃカッコイイ(>_<)☆
その格好良さはアラン・ドロンを彷彿。
悪魔のように冷酷で、銃と華麗なナイフさばきで、味方であろうが無慈悲に殺す。
あ、本作でもしっかりと裸体を披露しております(笑)

なんの予備知識もなく観賞したのですが、いや~、予想以上に面白かった(^-^)
(しかも、先週土曜日24時過ぎのレイトショーだったため、観客は7人と貸切状態(^-^)☆)
「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」などのマカロニ・ウエスタンにインスパイアされ誕生した本作。
荒唐無稽、痛快アクション冒険活劇☆
まさに韓流ウエスタン(キムチ・ウエスタン)!
韓国を代表する豪華俳優人競演などで、製作時から話題となり、本国韓国で大ヒット。
第61回(2008)カンヌ国際映画祭コンペ外部門に招待、第41回(2008)シッチェス・カタロニア国際映画祭・最優秀監督賞、特殊効果賞、第28回(2008)ハワイ国際映画祭 ・マーベリック賞、俳優業績賞(チョン・ウソン)など数々の賞を受賞。

オープニング、列車襲撃シーンから激しい銃撃戦が展開☆
さらに全編、息もつかせぬアクションシーンの連続。
スタントマンなしの俳優自身によるアクションは圧巻☆
これは人も馬も怪我人続出でしょう(^-^;(汗)
(エンドロールで、メイキング画像がでてくるのですが、確かに怪我してましたね)。
火薬の量もハンパなく、後半20分以上に及ぶ広大な砂漠での追走戦は、「マッドマックス」を彷彿!

登場人物も個性的で捨てキャラなし(しかも、パク・ドウォンとパク・チャンイ以外は全てバカ(笑))☆
ハードな展開の中にも、しっかりと笑いも盛り込まれ、特にソン・ガンホ演じるユン・テグとその祖母はシュール過ぎて、僕の心を鷲掴み(笑)
日本軍役も白竜などの日本人俳優が演じているのも嬉しい(^-^)
そして、ラストで明かされる衝撃の真実。
ユン・テグとパク・チャンイの因縁は予想外で「あぁ、そう来たか」と。

劇中使用されている音楽も良い☆
僕の好きな「Don't Let Me Be Misunderstood」(Santa Esmeralda サンタ・エスメラルダ)も作品を盛り上げます。
サントラ欲しいかも(^-^)
突っ込みどころは数あれど、強引な展開と力技でラストまで一気に駆け抜ける☆
ここまで荒唐無稽でスカっとする作品、久々に観ました(^-^)
韓国映画、勢いありますね~。
129分あっという間。
見応えある作品でした(^-^)☆