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『冷温停止宣言』の裏!?

2011-12-17 21:44:40 | 脱・原発!!
 人的大災害をもたらした福島原子力発電所について、首相が発表した『冷温停止宣言』に対して様々なツッコミが入れられている。


 まず、この記事を御覧頂きましょう。



福島原発作業員 「冷温停止宣言」にTwitterで反論開始



 莫大な巨額を投じて世界中で進められてきた原子力事業。

 フクシマの事故による世論の反発に対して、様々な収拾の手が打たれています。


 その一環として『首相に冷温停止宣言をさせた』のは、至極当然の事でしょう。

 では、実際にこれで事態は終息を迎えるのか。
 先程のリンク記事から、現場の声を取り出して行ってみましょう。


「原発って廃炉にするまで30年かかるんやね(*_*) 今産まれた子供が結婚して子供産まれてもまだ原発ゆわなあかんねやね」

「政府や東電は原子炉自体の解体・撤去まで『30年以上かかる』としていますが、吉田所長は『こんなのはごまかしだ。廃炉には30年どころか、300年かかるよ』と憤慨していた」

「僕らを守ってくれた、福島第1原発吉田昌郎前所長(56)が食道ガンだった。東電は、『がんの原因が事故後の被曝による可能性は極めて低い』と言っているが、やっぱり額面どおり受け取るのは厳しいな。」

「続き7:冷温停止しました、水素爆発しません、放射性物質拡散は大幅に減少しました。って言っても実際の落ちた燃料温度を計ってないし、水素濃度も安定しないし、外部の放射性物質拡散は減少したと言っても毎時0.6億ベクレル出てるし、海には未だに汚染が流れてるし…。」

「オイラはたぶん低放射性物質濃度に処理された汚染水は海洋投棄されるのは間違いなく実施されると思うよ。それは現在稼動中の原発でも行われてるんだ。但し、現在の海洋投棄されてる主な核種はコバルトやマンガン。今回の汚染水処理後の主な核種はセシウムとストロンチウム。」

「俺の場合は遺骸こそ目にしなかったが、死の町となった生まれた町と世界最悪の原子力事故となった職場を目にした。当然帰る場所を失い、避難所生活もした。人生が大幅どころか完全に狂ってしまった。よりによってあのプリピャチの住人と同じようになってしまった。何が起きてるか、理解出来なかった。」

「政府が16日前後に冷温停止発表をするのではないかという情報が錯綜している。当然世論はそちらに動いている。メディアもそうだ。なぜなら、怖い映画は終わった方がいい。そろそろエンディングを求めているのだ。」




 ツイッター上では現場の様々な声、情報、批判が飛び交っています。

 マスコミにはマスコミの事情もあり、マスコミ自体を責めるのは正直難しい所もあるのですが、日本国内に於いても情報統制・世論操作は今、激しく行われております。


 しかし、リアルタイムで発信されるツイッターに於ける現場の声は、現在の所上層部の都合によって塞ぐ事は出来ません。

 逆に言えば、(今回の件に限りませんが)ツイッターと言う存在は『国民の目を欺きたい』方々にとって、非常に不都合極まりない物なのです。

 中国高速鉄道事故も、ツイッター(中国では国内の業者による、ツイッター相当の別サービスですが)が無ければ国民は欺かれていた事でしょう、と言う記事を以前このブログで書いた事がございます。
 さんざんな目に遭わされた中国が、そのツイッター(相当)を規制しようとする動きもあったと記憶しております。


 つまり、今後日本ももしかしたら、不都合な情報が白日のもとに晒されるツイッターを規制しようと言う動きが出てくる『かも』しれません。

 その時国民はしっかり抗わないと、本当に日本は『一部の者の都合によってどうにでもされてしまう』国になってしまいますよ?( ̄ー ̄)





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