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心理学よくある話(1)

2011-08-23 17:36:49 | 思考の散歩
 心理学って、興味を持つ方が多いので、専門で学ばれた方じゃなくてもいろいろ御存知だったりしますよね。
 文庫サイズよりちょっと大きい、雑学関係の本に混じって本屋さんの棚に混じっていたりしますが、軽~く暇つぶし程度の感覚で読めるので、ついバッグの中に忍ばせてたりしませんか?

 「他人の心の中を覗きたい――――」

 かなりの方が、この『叶わない望み』をお持ちなのではないでしょうか。


 自分は、実は、周りから嫌われているのではないかしら。

 部下が言う事を聴かなくて、何を考えているのか分からない。

 あの子は自分に気があるのだろうか。それとも、ただのお愛想なのか。



 他人の心の中がくっきりと見えたら、どんなに素晴らしいだろう。きっと誤解も無くなって、人間関係も円滑になるに違いないのに。そうお思いの方が多いと思います。


 そんな願いをホラーにした、『サトリ(『覚』と書きます)』という伝説がありますね。それをパロディを交えて現代風にアレンジしたら何故かラブロマンスになったりする『サトラレ』という漫画も好評でした。


 しかし、私は、相手の心が分からないからこそ、人間関係は穏便に済んでいるのだと思います。
 実際『サトラレ』作中でも、電車の中で若い男の人が

「うわー、あの子スカートの中見えちゃいそうだよ、やばいよこれ!
 よーし、しっかり目に焼き付けて今晩使うぞぉ~^^」


みたいな事を考えてるのが周りに筒抜けなんですが、これは知られたくないし、知りたくもないでしょう^^;
 男性は想像しただけで身につまされるでしょうし、女性はお目当ての男性がこんな事考えてるなんて知ったら、百年どころか千年の恋も一瞬で終わりますよね!!

 実際、本音と建前があるからこそ、お互いに過ごしやすいんだと思いますよ?


 例えば、上の水色の例で考えてみましょう。

・自分は、実は、周りから嫌われているのではないかしら。

 誰でも、好みやセンスの違いはありますよね。
 例えば大昔、織田信長があの時代にマントを着用していたのを見た側近の顔に「なんだい、ありゃ」とか書いてあったら、「……そこに直れ」となるでしょう。
 部下はそれでも信長を尊敬して、変わり者と知りつつ付いて行った訳ですから、「殿、なかなかお似合いでございまする」でオッケーなんですよね。


・部下が言う事を聴かなくて、何を考えているのか分からない。

 若い部下の中には、『自分の色を出したい』という覇気と『会社の方針に従わなきゃ』という分別のバランスが取れていない新人も毎年入ってくることでしょう。また、上から叱られる事に慣れていなくて、「うるせー、なんで俺がそんなこと言われなきゃいけないんだよ」と反射的に対抗してしまいつつも、実は冷静になればちゃんと分かるという方も多いかと思います。
 でもそこで「うるせー」と言ってしまっては、上司もその部下に対して評価を下げざるをえなくなるでしょう。同僚と酒飲みながら「部長のバカヤロー」なんて怒鳴りつつ、後々「よく頑張った、これを糧にするんだぞ」「はい、ありがとうございます」となれば不要な対立は避けられます。


・あの子は自分に気があるのだろうか。それとも、ただのお愛想なのか。

 知らない方が幸せなケースと思っておいた方が後々落ち込みません。( ̄ー ̄)+
 女性は、嫌いな人に対しても、必要があればいい笑顔が出来ます。(キリッ

 もし仮にひょっとして本当に気があったとしても、それがハッキリしちゃうとまずいケースもありますよね。

 もし、こちらに女房(彼女)が居たら。 ⇒ まんざらじゃなくても、実際大変です。
 もし、相手に旦那(彼氏)が居たら。 ⇒ 知ってる人だとさらに泥沼
 もし、異性じゃなかったら。 ⇒ 嫌な青春を思い出させないでください;;

 サトラレの様に「実は私、○○さんのこと愛してるの」とみんなに聞こえる声が響いて、そ、そうかぁ? とデレデレしている後ろに雷さんが。しかも1:2とは限りません。ハーレムエンドが死亡フラグになりますね。





 実際、自分は他人の心を覗きたくても、逆に自分が覗かれたら困ること、あなたにもありませんか?^^






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