さぁ、ついに当ブログも『新着』アイコンが消えました。
なんかブログっぽくなくて、ただのエッセイ集っぽくなってきてますけど、大丈夫ですか?^^;
そんじゃ、今日もいつものようにつらつらと行ってみますよ?^^;
『人生万事、塞翁が馬』なんて言いますよね。
↑のリンクの通り、正しくは『人間(じんかん)万事塞翁が馬』なのだそうです。
御存知の通り、一見不幸に思える事が幸福に繋がったり、「やった!」と喜んだ事が不幸へと繋がってしまったりするので、見掛けの幸不幸では本当の禍福はわからないものだ、という故事ですね。
実際、昭和初期~中期の頃にこんな事件があったそうです。
ある商社マンが、急ぎで取引先に向かわなければならなくなったので、飛行機の予約をしました。
タクシーを呼び、十分搭乗に間に合う時刻に出発したのに、道中で車はパンクしてしまいます。
現代のように修理用品が充実しているはずもなく、確か一時間半ほど、そこで足止めされてしまいました。
商社マンは、非情にも飛び立つ飛行機を遠目に睨み、怒りの矛先を容赦なく運転手にぶつけてはなじりました。それほど重要な取引先だったのです。現代のように便が多いわけでもないので、今後の収拾に頭を痛めつつ、落胆の極みの中、自宅へと踵を返さざるをえませんでした。
自宅に着き、合わせる顔もなく呼び鈴を何度も押しますが、妻も母も出て来ません。
どうしたことかと首を傾げるうち、やっと出てきた妻の様子がおかしい。放心していたかと思うと、自分をまじまじと見つめる。不審がる夫の手を引き、居間で付けっぱなしのテレビの前へと連れられた。
そこで母が食い入る様にかぶりついていたニュースでは、搭乗するはずだった飛行機が墜落し、乗客乗員全員の生存は絶望的だと報じられていた………………というお話。御存知の方もみえますかね?
(後日談で、その運転手にお礼を述べに訪れたとも言われますが、さすがにそれは話が出来過ぎな気がするので定かではありません^^;)
このエピソードは、ちょっと規模が大きくてドラマティック過ぎますが、そんな大袈裟な物でなくとも、日常の中にこういった『思わぬ選択肢の妙』の様な物はあると思います。
人生って、何かを選択したり、或いは望まぬ結果を強制されたりしますよね?
・急いでいる時に信号が黄色に変わった。このまま突っ切るか、大人しく止まるか。
(止まったら後ろが覆面パトカーだったことがあります)
・旅行でどちらのホテルに泊まるか迷って安い方に決めたら、たまたま団体さんが連泊していて落ち着かなかった。
(そのたまたまが、よくあります)
・寝坊をしてしまい、完全に仕事の現場に遅刻する時刻に出発して、渋滞を嫌って脇道に曲がったらすんごく便利な裏道があって現場に間に合っちゃった。
(翌日から目覚ましの時刻を三十分遅くしました)
・友人達となんとなくぶらっと京都あたりまで行こうかと高速に乗り、京都あたりでみんな熟睡していたため大阪まで行ってやろうと通過、大阪でまだ誰も起きないため神戸まで、やっとみんなが目を覚ました神戸で降りたら、それが震災一週間前の貴重な思い出になった。
(現地が落ち着いた頃に行ったら、道路の変わりように大変驚きました)
皆さんもいろいろおありだと思います。
道に迷った時、右に曲がるか、左に曲がるか。
先生に叱られた時に、正直に言うか、嘘で誤魔化すか。
自分で選択する場合だけではなく、車線変更し損ねて乗れなかった高速が事故で通行止めになってたとか。
在庫切れで買えなかった電化製品が、実は火災を起こす欠陥が見つかって回収騒ぎになったりとか。
あなたが今、幸せに五体満足で暮らせるのは、もしかしたら道に迷った時に右に曲がってますます迷ったおかげであって、その時正解の左に曲がっていたら事故に巻き込まれていたかもしれない。
あなたが悪い意味で警察のお世話になっていないのは、もしかしたら先生に叱られて正直に答えた結果、大目玉を食らったおかげであって、その時上手に誤魔化した言葉が、秘匿されていた学校荒らしの情報と関連付けられたら、冤罪で捕らえられていたかもしれない。
……どうも例えが迂遠で分かりにくいですが、要は、あなたが何か小さい不幸を感じて「どうして私がこんな目に」と思っていても、実はそっちがより大きな不幸を回避した『幸福の正解』にあたるのかもしれない、ということです。
普段からそう思っていれば、だいたいの日常的不幸は痛くも痒くもありません。(^-^)
・石につまづいて転び、膝から血を流した
⇒危ねぇ、あのまま歩いていたら制御不能のトラックに乗っかられて煎餅になるとこだったぜ
・目的の電車に接続するギリギリのバスに乗り損ねた
⇒おおっと、あれに乗っていたら今頃バスガス爆発だったかもしれねぇ
・鳥のフンが自分の頭に命中
⇒なるほど、今すぐ髪を洗えば俺のセクシーさがアップしてこの後思わぬ出会いが!!
完璧じゃないか。( ̄ー ̄)+ ムフ
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
なんかブログっぽくなくて、ただのエッセイ集っぽくなってきてますけど、大丈夫ですか?^^;
そんじゃ、今日もいつものようにつらつらと行ってみますよ?^^;
『人生万事、塞翁が馬』なんて言いますよね。
↑のリンクの通り、正しくは『人間(じんかん)万事塞翁が馬』なのだそうです。
御存知の通り、一見不幸に思える事が幸福に繋がったり、「やった!」と喜んだ事が不幸へと繋がってしまったりするので、見掛けの幸不幸では本当の禍福はわからないものだ、という故事ですね。
実際、昭和初期~中期の頃にこんな事件があったそうです。
ある商社マンが、急ぎで取引先に向かわなければならなくなったので、飛行機の予約をしました。
タクシーを呼び、十分搭乗に間に合う時刻に出発したのに、道中で車はパンクしてしまいます。
現代のように修理用品が充実しているはずもなく、確か一時間半ほど、そこで足止めされてしまいました。
商社マンは、非情にも飛び立つ飛行機を遠目に睨み、怒りの矛先を容赦なく運転手にぶつけてはなじりました。それほど重要な取引先だったのです。現代のように便が多いわけでもないので、今後の収拾に頭を痛めつつ、落胆の極みの中、自宅へと踵を返さざるをえませんでした。
自宅に着き、合わせる顔もなく呼び鈴を何度も押しますが、妻も母も出て来ません。
どうしたことかと首を傾げるうち、やっと出てきた妻の様子がおかしい。放心していたかと思うと、自分をまじまじと見つめる。不審がる夫の手を引き、居間で付けっぱなしのテレビの前へと連れられた。
そこで母が食い入る様にかぶりついていたニュースでは、搭乗するはずだった飛行機が墜落し、乗客乗員全員の生存は絶望的だと報じられていた………………というお話。御存知の方もみえますかね?
(後日談で、その運転手にお礼を述べに訪れたとも言われますが、さすがにそれは話が出来過ぎな気がするので定かではありません^^;)
このエピソードは、ちょっと規模が大きくてドラマティック過ぎますが、そんな大袈裟な物でなくとも、日常の中にこういった『思わぬ選択肢の妙』の様な物はあると思います。
人生って、何かを選択したり、或いは望まぬ結果を強制されたりしますよね?
・急いでいる時に信号が黄色に変わった。このまま突っ切るか、大人しく止まるか。
(止まったら後ろが覆面パトカーだったことがあります)
・旅行でどちらのホテルに泊まるか迷って安い方に決めたら、たまたま団体さんが連泊していて落ち着かなかった。
(そのたまたまが、よくあります)
・寝坊をしてしまい、完全に仕事の現場に遅刻する時刻に出発して、渋滞を嫌って脇道に曲がったらすんごく便利な裏道があって現場に間に合っちゃった。
(翌日から目覚ましの時刻を三十分遅くしました)
・友人達となんとなくぶらっと京都あたりまで行こうかと高速に乗り、京都あたりでみんな熟睡していたため大阪まで行ってやろうと通過、大阪でまだ誰も起きないため神戸まで、やっとみんなが目を覚ました神戸で降りたら、それが震災一週間前の貴重な思い出になった。
(現地が落ち着いた頃に行ったら、道路の変わりように大変驚きました)
皆さんもいろいろおありだと思います。
道に迷った時、右に曲がるか、左に曲がるか。
先生に叱られた時に、正直に言うか、嘘で誤魔化すか。
自分で選択する場合だけではなく、車線変更し損ねて乗れなかった高速が事故で通行止めになってたとか。
在庫切れで買えなかった電化製品が、実は火災を起こす欠陥が見つかって回収騒ぎになったりとか。
あなたが今、幸せに五体満足で暮らせるのは、もしかしたら道に迷った時に右に曲がってますます迷ったおかげであって、その時正解の左に曲がっていたら事故に巻き込まれていたかもしれない。
あなたが悪い意味で警察のお世話になっていないのは、もしかしたら先生に叱られて正直に答えた結果、大目玉を食らったおかげであって、その時上手に誤魔化した言葉が、秘匿されていた学校荒らしの情報と関連付けられたら、冤罪で捕らえられていたかもしれない。
……どうも例えが迂遠で分かりにくいですが、要は、あなたが何か小さい不幸を感じて「どうして私がこんな目に」と思っていても、実はそっちがより大きな不幸を回避した『幸福の正解』にあたるのかもしれない、ということです。
普段からそう思っていれば、だいたいの日常的不幸は痛くも痒くもありません。(^-^)
・石につまづいて転び、膝から血を流した
⇒危ねぇ、あのまま歩いていたら制御不能のトラックに乗っかられて煎餅になるとこだったぜ
・目的の電車に接続するギリギリのバスに乗り損ねた
⇒おおっと、あれに乗っていたら今頃バスガス爆発だったかもしれねぇ
・鳥のフンが自分の頭に命中
⇒なるほど、今すぐ髪を洗えば俺のセクシーさがアップしてこの後思わぬ出会いが!!
完璧じゃないか。( ̄ー ̄)+ ムフ
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