山田里奈オフィシャルブログ∞

文学座 山田里奈本人によるブログです。

続・旅の思い出、鳴門。

2009年10月13日 11時33分22秒 | Weblog
この画像は、四国ツアー移動日に、キャスト4人でちょっぴり遠回りし、鳴門の渦潮を見に行った時のものです。


画像の左奥から、加藤忍さん(アマンダ役)、大原康裕さん(シンクレア役)、その2人に向けて手前からカメラを構える後ろ姿は畠中洋さん(ロバート役)、そして手前の地味なピースサインが私の指で御座います。


「サマーハウスの夢」の旅公演中は、この4人で居ることが本当に多かったなぁ。。。。。皆さん、大・大・大・大先輩なのですが、とにかく寛容で優しく、それでいて厳しいところもしっかりあって、そして何より芝居に誠実で、私は大・大・大好きでした(←ここで告白)。


終演後にご飯を食べに行ったり、夜の街をふらりと宿まで散歩したり…。

芝居の事を熱く語り合う日もあれば、くだらない話に笑っちゃう日もある…。


その出来事の全てが、私の宝物になりました。


本当に大切な存在でした。

公演を重ねていくと、お互いの距離も自然と近くなっていくものですが、このメンバーは、毎日のように顔をあわせていながらも、開演前には緊張して話せなかったり…とても不思議な関係でした。

そんな繊細な関係が、私の芝居を支えていたような気がします。


多くを語らずに分かり合える安心感。


「また、いつか必ず、舞台の上で正面からぶつかり合いたいっ!」…心底そう思える方々です。


メルとシンクレア、メルとアマンダ、メルとロバート…どの場面も、毎公演色合いが変わるんです…その分、開演前の緊張感がスゴい(笑)でも、舞台の上で向き合ってしまえば、これほど楽な関係はありませんでした。

その人と向き合ってさえいれば、頭で考えなくても心と体が自然と動いてくれる…舞台の醍醐味を、存分に味わえた時間でした。


もう少し時間がたったら、また4人で軽く飲みたいものです(時間がたったらとか言いながら、既にメールのやりとりは始まってます…笑。)。


なんだかんだで、また4人のショットを掲載する日は近いかも…?!


でも、4人で鳴門で記念撮影は、この先も流石に無いでしょうね…。


そう考えると貴重な一枚。

渦潮もだけど、その後に、かなりの距離(しかも砂嵐)を4人で歩いた事が一番の思い出かもしれません(笑)
コメント (1)
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