エルエルラボブログ

広島の不動産に関わる出来事や、思っていること、その他もろもろ適当に書いていく予定です。

ボヘミアン・ラプソディ

2018年11月12日 | ノンカテゴリー
昨日息子と一緒に洋画「ボヘミアン・ラプソディ」を観に行きました。
わざわざ映画館に映画を観に行くなんて、思い出せないくらい久しぶりです。

中学生の頃からQUEENのファンだったこと。
20世紀最大の音楽イベント「LIVE AID」での「QUEEN」の伝説のライブを忠実に再現しているらしいこと。
前評判では映画の出来自体が非常にいいらしいこと。

ということを踏まえ、洋楽好きで興味を示した息子を誘って観に行ったわけです。

結論から言うと泣けました。
息子の手前泣きじゃくるのは恥ずかしい。
でも、もし一人だったら嗚咽していたかもしれません。

ストーリーそのものに泣けたというよりも、
「LIVE AID」の時19歳だった私自身の記憶が、
「QUEEN」の数々の名曲の美しいメロディとともに思い返され泣けた感じです。

19歳といえば大学一年生、しかもバブル前夜の世の中自体もなんとなく浮ついた時代でした。
今思い返しても、恥ずかしい記憶も多々ありますが、やはり楽しかった思い出のほうが圧倒的に多いです。
お金もちょっとバイトするだけで結構稼げた記憶があります。
毎日をいかに退屈せず、楽しく過ごすかばかりに注力していた気がします。

そんな非常に恵まれた青春時代を過ごし、そのまま就職もできたいわゆる「バブル世代」が
バブル崩壊後「使えない世代」としてそこそこの辛酸を嘗めるわけですが、まあそれは別の話。

映画の話に戻ると、「QUEEN」のヒット曲はほぼ網羅し、バンドのサクセスストーリーを再現しつつも、
若くしてエイズで死亡したボーカルのフレディー・マーキュリーの生涯にスポットを当てています。

あまり言うとネタバレになるのですが、
フレディーは東アフリカのザンジバル生まれで、幼少時代はインドで過ごしたそうです。
本名は「ファルーク・バルサラ」。
映画を観るまで全く知りませんでした。

心を許し愛した女性がいながらも、ゲイということで破局。
晩年まで寄り添ったパートナーは映画にも出てくる男性だったようです。

なかなかに複雑で、一言で言い表せない人物だったフレディーですが、
世間的にもわたくし的にも、史上最強のライブパフォーマーだったと言えます。

ラスト20分では「LIVE AID」での細かい仕草、ピアノの上の紙コップまで忠実に再現され、
史上最強のフレディーの往年の姿・メンバーの往年の姿が蘇ります。
他の三人もルックスだけでなく仕草もそっくりです。
よほどリスペクトの念をもって繰り返し努力しないと、ここまで真似はできません。
特にギターのブライアン・メイは本人としか思えない出来でした。

「LIVE AID」では演奏された「愛という名の欲望」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」が何故かカットされていたのに気づいたのは私以外に何人いたのかな?

日本でもフジテレビで生中継されていたイベントです。
故・逸見政孝さんが進行をしていました。
衛星中継の具合が悪く、しょっちゅう演奏中継が途切れてましたが「QUEEN」のときだけは全く途切れなくフルで観れた記憶があります。
いやあ、ホント昨日のことのように当時を思い出すなあ(涙)。

40代50代あるいは60代の洋楽ファン必見の映画です。オススメ。





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