さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

大阪市長のパフォーマンスを現場に押しつけないでほしい

2021年04月22日 | 子育ての苦い経験・喜び
 大阪市長のパフォーマンスを現場に押しつけないでほしい

  


 4月19日に大阪市長は
 「大阪府内に緊急事態宣言が発令された場合
 市立小中学校の授業を原則オンラインで実施すると表明しました。
 ただし、看護師など『エッセンシャルワーカー』と
 呼ばれる生活に不可欠な職業に保護者が携わっている
 児童・生徒については学校で受け入れる」といいます。


 市教委は
 「市立小中に対し、1人1台のタブレット端末や
 ノートパソコンを2021年3月までに
 全児童・生徒計約16万人分を確保しました。
 学校側のシステムも稼働できる状況で
 準備が整えばオンライン授業が可能」だそうです。

 この大阪市長の発言には驚かされます。
 児童の親は休業して子どもを見ることが前提なのですね。
 またパソコンさえあれば
 オンライン授業はいとも簡単にできるのでしょうか?
 パソコンがオンライン授業をやってくれるのでしょうか?
 やるのは現場の先生達で
 普段から多忙の中、授業の前に準備に追われているのに
 オンラインの授業の研究や教材、教え方など
 大阪市の先生達はみな習得しているのでしょうか。

   


 さらに学校でも生徒を受け入れると言います。
 先生はオンライン授業を実施しているのならば
 誰がその登校してきた生徒達の授業を実施するのでしょうか?
 大阪市の職員が全て学校に応援にかけつけるのでしょうか。
 誰がオンライン授業で、誰が登校するのか
 新1年生が一人の登校になってしまった時
 安全上、防犯上大丈夫なのでしょうか?
 登校班を把握し対策するだけでも大変な作業です。

 子ども達の教育を受ける権利はとても大切です。
 オンラインでも学校でも授業を行うというなら
 もっと具体的にその方法を説明してください。
 現場の先生に丸投げするなら混乱し犠牲になるのは子ども達です。

コメント
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