ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



ちょっと日付がずれましたけれども、今年でジェレミーの20回忌でしたね。

うわー、もうそんなに年月を重ねてしまったのだ、という切なさと悲しみ。
世界がジェレミーという大きな存在を失って、20年にもなるんですね。

20年といえば、本当に長い歳月です。0歳の赤ちゃんが立派な大人になるぐらいの年月ですから。
私も、最初ジェレミーを見た時は、「戦争と平和」すら年上のジェレミーでしたが、
「マイ・フェア・レディ」の時のジェレミーの年を越え、
もうすぐオリビエと共演した「ベニスの商人」の年に迫ります。

私も年を重ねるごとに、ジェレミーの同じ作品を見ていても着眼点が変わってきて、何度見ても面白いですし、
ジェレミーのインタビューや伝記類なども、「こうじゃないかな」とより理解できるところも増えてきます。

本当は、ジェレミーの作品をもっともっと見ていたかったし、もちろん舞台にも行きたかったし、楽屋裏で出待ちでもして、何が何でも同じ空気を吸って感じたかったですが。
それも叶わぬ今、せめてジェレミーと同じ年まで生きて、行ける限りイギリス行って色々と吸収して、ジェレミーが考えていた事や思いにちょっとでも近づけたらいいなぁと思います。

ジェレミーが亡くなって、共演していた俳優さんやジェレミーを知っている人もどんどんいなくなり、
ジェレミーが通っていたカフェもホテルも変わり、ジェレミーがいた時代と場所が、毎年どんどん遠くなる、その焦燥感は大変なものですが、
一方、技術の進歩で、出演作品がハイビジョンになったりと、少し良いこともあります。
これからも、ジェレミーがいないという悲しい現実をこうやって誤魔化していくしかないんですよね・・・。

・・ちょっと暗めになりました。
皆さんもそうだと思うのですが、ジェレミーが「好き」という思いが強いだけに悲しさもひとしおですよね。
いま、この記事を書きながら、ひさしぶりに「四人の署名」見てるんですが、もうジェレミーが魅力的すぎて、私の細胞の一つ一つがジェレミーを吸収して喜んでいるのが分かるほどです
本当にこれ以上の俳優、男性は、この世にはいませんね!

今週は、もう一本ぐらいジェレミー作品みたいですが、どうなるでしょう、見れたら更新します♪
来年春から下の子が幼稚園にやっと行きます!
待ちに待った一人時間が手に入りそうです。
翻訳とか頑張って上げていきたいなぁと思っています。

そうそう、旦那がアニメプロデューサーをしている話、おぼえてますでしょうか。
無事完成して、今年中に映画上映するそうです。
私は横で、ちょこちょこ様子を伺っていただけですが、大変興味深く勉強になりました。
BGM録音や試写会、ロケなど、海外出張3回ありましたし、パンフやグッツについても打ち合わせしていたみたいです。
グラナダ・プロデューサーのマイケル・コックスの本を読んでも、プロデューサーの仕事がよく分からなかったのですが、
今回のことでちょっとは理解できるようになったかも、と淡い期待をしております。
今度マイケル・コックスの本を読むとき、ちょっと違いがあれば嬉しいです。

は、もう一時過ぎましたね、寝ないと。
では、またー。




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コメント
 
 
 
Unknown (Reiko)
2015-10-30 02:28:01
りえさん、こんにちは。お久しぶりです。
ペーパーの会報の頃の会員だったReikoです。
ジェレミーが亡くなってもう20年ですか。。。
驚きですね。でも映像の彼は永遠に色褪せず。
羨ましい気もします。

旦那様はアニメプロデューサーだなんて素敵ですね。
ぜひ作品を拝見したいものです。
 
 
 
>Reikoさんへ (りえ)
2015-11-01 00:21:17
懐かしすぎます!!
コメント有り難うございます♪

というか、あの頃から15年以上経つのに私だとお分かり頂けて嬉しいです♪
同じジェレミーで活動しているので、「もしかして、同人誌やファンクラブしていた時代の方も分かって頂けるかなぁ」と本名で書いていて良かったです。

本当に相も変わらず、ジェレミー大好きで、生きています。
Reikoさんもこのページをご覧になったと言うことは、変わらずジェレミーファンなんですね、嬉しいです♪
あれからいかがお過ごしでしたか。
私は育児が忙しくて、ここに来る暇もなく残念なのですが、ロンドンに住んだ時期もあったり、ジェレミーの追っかけは変わらずです

ちなみに夫は、本業は全然違う仕事なのですが、一作限りプロデューサーとして参加させて頂いたみたいです。
作品づくりには、ノータッチで、出資金集めやコミック化への調整、配給会社との調整が仕事になりますので、作品の内容自体には、全然関わってません
監督さんは作品作りに集中されてますが、その他の雑多な調整ってすべてプロデューサーがやるので、本当に大変な仕事だな、と思いました。
マイケル・コックスも、スポンサーやTV局の上司、俳優サイドにスタッフさん、多方面から意見が来て、それの調整が大変だっただろうと思います。
ホームズへの愛がなせた業だったと思います。
彼がいたからこそ、あんなに素敵なグラナダホームズになったんでしょうね

またお時間のありますとき、コメントお待ちしています♪
 
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