ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日は、ジェレミーの演劇学校を見てきたので、予定を変更してその写真をアップしますね♪

ジェレミーは、イートンを卒業してから、ロンドンの「Central School of Speech and Drama」という演劇学校に入りました。
ジェレミーの役者へのスタートとなる記念すべき場所なのです!




セントラル・スクール・オブ・スピーチ&ドラマの、サイトは、こちらです。









セントラル・スクールは、地下鉄の「スイス・コテージ」駅前にあります。
スイス・コテージ駅は、リージェント・パークの北側にあります。
リージェント・パークの北側は、高級住宅地が広がります。
この駅も見渡す限り、住宅ですね。

こちらは、駅の2番出口から出たところ。










二番出口から左手に見える白い建物が、セントラル・スクールです。
ちなみに、右側にも劇場がありますので、実際に行かれる方はご注意下さいね。

建物前の道路も工事中でしたが、劇場の左の方向にある建物も現在建設中のようでした。
劇場の左もセントラル・スクールの敷地のようです。
ジェレミーが学んでいた部分が、新築されたんでしょうか。ちょっと切ないです。

「Embassy Theatre」と書いてあるのが、見えますでしょうか。
セントラル・スクールの学生と思われる方々が、こちらの建物から出入りしています。
どうも入り口は、ここ一カ所みたいですね。










小ぶりながらも、伝統を感じる劇場です。
この劇場で、若いジェレミーは舞台に立ち、プロへの勉強をしていたんですね!

ここまで来たのだし、ダメもとで、受付でジェレミーの事を聞いて見ようと、中に入りました。
中に入ると、すぐ左にカフェがあり(ジェレミーもここで飲み物を買ったかも!?)右が受け付けでした。
奥には、劇場があり、学生さん達が忙しく出入りしています。
さすがに部外者は、受付以上の奥には入れなさそうです。

受付に若い男性と年配の女性が座っていました。
若い男性が対応してくれたので、
「ホームズで有名な、ジェレミー・ブレットが、ここの卒業なのですが。彼を知ってますか?」
すると、なんと男性は、ジェレミーを知らないのです!
こんな彼が、演劇学校の受付をしていて、大丈夫なの!?
隣の年配女性になら知っているから、彼女に聞いて。と言われました。

年配の女性は、さすがにジェレミーを知っていました。
「何かジェレミーの物は、ありますか?」
「ないわね、でもちょっと待って。」
もちろんジェレミーがいた頃は、遙か昔の事なので、彼女も詳しくは知らないでしょう。
紙に責任者の電話番号とメールアドレスを渡されました。
「聞きたいことがあったら、ここに連絡してね。」
私は、お礼を言い、劇場を後にしました。

期待はしてなかったのですが、もしかしてセントラル・スクールのショップか何かあって、
そこにジェレミーのポストカードでも売ってたら最高なのになぁと思っていました。
ちょっと残念です。












気を取り直して、ジェレミーが通った学校の付近を散策します♪
ここら辺は、高級住宅地なんでしょうね。
品の良い住宅が、並んでいます。
ちなみに、スイス・コテージの隣のセント・ジョンズ・ウッドという駅は、金融の仕事をしている日本人が多く住んでいる街です。











大通りに移動しても、商店があまりありません。
本当に落ち着いた街です。
ジェレミーも、この駅では学校にだけ通っていたんでしょうか。
学友と喋るカフェもあまりなさそうな雰囲気です。

ジェレミーは、どんな学生だったんでしょうか。
もちろん、ジェレミーの事ですから、真面目で、時間も惜しいくらい演劇に取り組んでいたんでしょう。

でも一方、初めてのロンドンに住むことになったんですから、ジェレミーも学校の合間にはロンドンを楽しんだのではないでしょうか♪
故郷はBerkswellで静かな田舎の方ですし、
そして次に通ったイートンも、故郷よりは賑わっていますが、やはりロンドンほどの刺激はありません。
セントラル・スクールの周りを散策しながら、ジェレミーの学生時代について色々考えてきました。



今回のレポートは、以上です。
本当は、演劇学校の中も入れたら良かったのですが。
演劇に興味ある方は、日本からも留学可能ですよ♪
ちなみにセントラル・スクールは、うちの旦那も通っているロンドン大学の一つのカレッジです。
(ロンドン大学は、カレッジの集合体です)

このセントラル・スクールのサイトを見ながら、
「私がイートンに入ることは無理でも、セントラル・スクールならサマー・スクールとかだったら頑張れば行けるんじゃない?」
と、頭をよぎった事があります(笑)
やっぱりジェレミーと同じ学校に通えるなんて、憧れるじゃないですか!
ただ、この英語力で行ける訳はないと思うので、諦めてるんですが



今日は、セントラル・スクールに行けたので、訳を変更して先にこちらをご紹介しました♪
今回は短かったので、金曜日辺りに、もう一度更新をしたいと思っています。
訳は次の回でご紹介しますね。
なお、Gooブログメンテナンスが長引いたので、更新が遅れました、すいません。

今週も、ジェレミーゆかりの地に行けて、大満足でした。
ネットが進んだ今ですから、ストリート・ビューで色々調べれますし、サイトも色々見つかりますが、
やはりの現地の空気感にはかないませんね。


そうそう、今日は、もう一つ皆様にお知らせが。
クラパム・コモンのジェレミーのお家が現在売りに出ているそうです!
不動屋さんのこちらのページです。
このページで、右上にある「Property list」で「Clapham Common North Side, London, SW4」が4件並んでます。
上から二つ目が、ジェレミーがいた物件だと思われます。
内部の見取り図、価格、内部写真も見れますので。

クラパム・コモンといえば、10月に行きました。
あの時、人影が見えましたので、あの方が売りに出されたんですね。
にしても、庶民の買える値段ではありません
内装は、ジェレミーがいた頃よりリニューアルしてそうですが、雰囲気は分かりますよね♪

どのお部屋も明るく、本当に素敵なメゾネットですね。
キッチンは、ちょこっと座るスペースがあるのが、なんとも可愛らしいです。
主寝室は、ベランダの部分に色々ディスプレイできて、こちらも素敵です!
リビングも広々としているし、踊り場も堂々としたスペースです。
屋上に上ると、ロンドンが自分の庭のようですね♪
他にも、ジェレミーがいたフラットから物件が売りに出ていますので、
「Property list」で「Clapham Common North Side, London, SW4」の他のところを見て下さいね。
同じフラットからあと2件売りに出ていますが、地上階のお家はこれまた上品で素敵なお家です。

こちらの情報は、RMさんより教えて頂きました。
ジェレミーのお部屋の内部は、すごく興味があったので、こうして今回見れて嬉しかったです。
有り難うございます、RMさん!

誰かすごーくお金の持ちの方がこのフラットを買われて、ジェレミー博物館にしてくれないものでしょうか。
それとも、ファンの方が宝くじを当てちゃうか。
うーん、お金があれば、即買いたい物件ですね。


では、また金曜日か土曜日あたりに♪


りえ



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コメント
 
 
 
Unknown (Erika die Schoenate)
2009-12-17 10:09:02
しばらくお邪魔しないうちに、りえさんいろんなところへ行ってたんですね!
本や映画でしか知らなかったところへ実際に行って街の香りや草いきれを感じられるってわくわくする経験よね。
ましてやそれがジェレミーゆかりの場所ならなおさらでしょうね。
りえさんの鼓動まで聞こえてきそうです。

わたしも街の探検をしてるときは、アドレナリンが大放出状態になって
降り注ぐ日差しや頬に当たる風や、街路のざわめきまでが初めて出会うもののように新鮮に感じます。
「Interview with the Vampire」のシリーズで新しく吸血鬼になったひとたちが吸血鬼の目で世界を見たときはこんな気持だったんじゃないかって思えてくる。

このごろ 気候がひとの気持ちに及ぼす影響について考えます。
イギリスは「ドルイドにしか愛せない国」だって言われてるけど、
お天気に恵まれないからこそ、あのほろ苦いユーモアが育ったんじゃないかなっておもいます。

Happy Holidays!
 
 
 
Unknown (ちび)
2009-12-18 00:54:06
ジェレミーが初めて本格的に演劇を学んだ学校・・・想像以上に落ち着いたところです。リージェんト・パークの北ですか。ベイカー街にも近いともいえるし、やはりホームズに縁があったのか?不思議です。
建物の写真と辺りの家並みをアップして頂けて有難いです。ジェレミーの学生時代を想像できます♪
受付の女性から頂いた連絡先から、また新たな出会いがあるかもしれませんね^^
 
 
 
お空が広~い (たちたち)
2009-12-18 20:34:10
こんばんは!
空が広い~ロンドンはもっと建物が込み合っていると思っていたのでちょっと驚きました。
ここがジェレミーの役者人生の出発点なのですねとってもわくわくします!
「あ、え、い、う、え、お、あ、おー」じゃないけど、発声練習して、演技を磨いていたのでしょうね~

こちらに在学中に出演したのが「Svengali」でしたよね。amazon.comで探索していたらどうもDVD化されているようです。IMDbで調べたら、監督、出演者が合致しているのでこれではないかと…http://www.amazon.com/s/ref=nb_ss?url=search-alias%3Ddvd&field-keywords=Svengali+Donald+Wolfit単品と他の作品とセットのと、2種類あるみたいです。早とちりで間違ってたらごめんなさい(汗)

実は、youtubeで「The Wild And The Willing」を見て以来、若かりしジェレミーに激ハマリ中でありまして…輝くジェレミーにクラクラなのですも~「はぁと」がいくつあっても足りません~~~!!!
執念でDVDも見つけてしまいました。海外オークションでしたが買ってしまいました(汗)(「the wild and the willing ian mcshane」で検索すると出てくると思います)そのうち取り上げようと思ってます♪

変なテンションで失礼しました
 
 
 
コメントありがとうございます! (りえ)
2009-12-21 01:25:49
>Erikaさんへ

ちょっとお久しぶりです!
色んなところを体感しにいっております。
ジェレミーゆかりの地はもちろん、
ロンドンガイドブックに載っている全てに行ってみたいなぁと、企てています。
どこもかしこもジェレミーが訪れたかもしれないと思うと、心から幸せが込み上げてくるんですよね!

アドレナリン大放出とは、まさにそうですね!(笑)
どこかを探検しているときは、全ての物が新鮮に感じます

イギリスの冬は、寒いですー
本当に冬本番になってきました。でも、これが意外と好きなんですよね。
ロンドンの街並みに、雪がまたよく似合って。
こんな気候だからこそ、こちらの人は優しくて、ちょっと皮肉屋さんなのかな。
こちらは、とにかくコンサバトリールームが多いのですが、また気候にぴったりで素敵です。
日本で作ったら、紫外線が気になって仕方ないところですが(笑)


>ちびさんへ

そうなんですよ、想像以上に落ち着いた環境でジェレミーは、勉強していたようです。
ちびさんの書き込みで、思い出しました!まだ受付の方に頂いたところに連絡していませんでした!
望みは薄そうですが、連絡してみたいと思います♪


>たちたちさんへ

ロンドンは、昔の建物が多いので、建物はそんなに高くないんです。
それにとにかく緑が多いですから、空は広いですよ!
だから、日本にいる時のように、ストレスを感じません。素晴らしい事です。

仰るとおり、こちらに在学中に「Svengali」に出演したのだと思います!
DVDも出ているんですね。
おそらく、たちたちさんが紹介されたものが、ジェレミー出演のものだと思います。
本当に、ワンシーンだけですが、ジェレミー初出演ものですものね!
ファンは、押さえたいところですよね

若い頃のジェレミーって、本当に美しすぎますよね!
共演の女優よりも「華」があって、綺麗なんですもの♪
たちたちさんにも、あの素晴らしい輝く「美」を分かって頂けて、嬉しい限りです!
ぜひ、DVDをご紹介頂ける日を待っていますね
 
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