セントラル・パークとジェレミー

引き続きニューヨーク時代のジェレミーのお話です。
「The man who became Sherlock Holmes」の概略で、84ページ前半から85ページ前半までをご紹介します。

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ジェレミーは一目見たときから、ブロードウェイが大好きになった。マンハッタン全体を通っている世界一長いこのストリートには、劇場、映画館、ナイト・スポット、バーが溢れている。

ニューヨーカーはパレードが好きで、ジェレミーも参加していた。民族的、国民的マイノリティーが、毎年Fifth Avenueでパレードを行う。政治的、社会的、宗教的イベントの主催者は、ブラス・バンド、バンド・ガール、垂れ幕、道化師、エキゾチックな帽子、目立つコスチューム、色んな種類のサルを連れてイベントを行った。こういったものは、St. Patrick's Parade、イースター・パレード、ブルックリン・ブリッジ・デー、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・メモリアル・デーに行われた。

ジェレミーは朝、よくセントラル・パークを散歩した。ニューヨークの美しい風景のすべてが、ここにはある。公園の南東には池があり、夕暮れは幻想的だ。広大な田園の牧草地のような場所もある。ジェレミーはここにたたずむと、心地よく、精神的なものを感じた。それはだいぶ後にロンドンのクラハム・コモンにいる時と同じような感じであった。

1970年にジェレミーはニューヨークでCBSTV製作の「ベニスの商人」のバッサーニオを演じた。アメリカ人俳優は、ジェレミーのエキセントリックな英国人気質にいらいらする者もいた。また、ジェレミーの話し方が本物のプロフェッショナルと分かる者もいた。

この年は、CBS以前にもOld Vicでジョナサン・ミラー・ビクトリアン・プロダクションが製作した「ベニスの商人」で同じ役を演じ、賞賛されていた。オリビエは、プログラムの裏に批評家の言葉を書いて渡していた。


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ジェレミーってセントラル・パークが好きだったんですね。
私は、アメリカ本土には行った事がないので、ニューヨークに行ってみたいなー。
ジェレミーというと英国、というイメージが強いのですが、
こんなにアメリカやニューヨークのことも好きだったんだなーと改めて感じました。
二番目の奥さんはアメリカ人ですものね。

ジェレミーが最後に住んでいた土地、クラパム・コモンのマンションの前も公園でした。
セントラル・パークといい、本当にジェレミーは緑が好きなんですね
やはり幼少時代にイギリスの豊かな自然に囲まれて育ったからでしょうか。

そういえば、東京に住んでいた頃は、素敵な公園が多くて私もよく散歩を楽しんでいました。
一番のお気に入りは、新宿御苑。あとは代々木公園とか明治神宮の森とかによく出かけていました。
新宿御苑のひろーい緑の芝生と背の高い木々、そして池。
芝生からは新宿の高層ビル群が見えるので、私の中のプチ・セントラル・パークでした（笑）
緑に囲まれていると、本当に心地よく精神的なものを感じます♪

「ベニスの商人」のバッサーニオ役は、ジェレミーは二度も同じ年に演じていたんですね！
私は、ローレンス・オリビエと共演しているバージョンを持っていますので、近々画像をアップしますね♪
貴族役でなかなか素敵なジェレミーが見れます。


最近、妊娠も8ヶ月目に突入し、生活に支障が出るくらいお腹が大きくなりました。
お腹が大きくなるにつれて、腰・背中・足の付け根などあらゆる場所が痛いです。
座っててこうしてキーボード打つだけでも、あちこち痛いの我慢しながらです
マタニティーヨガ、リフレクソロジー、マッサージ、散歩と色々試しているのですが、なかなか効果がありません（涙）
人を生み出すというのは、大変な作業ですねぇ。

さて、横になりながら、「ベニスの商人」でも読んで次回アップのネタを考えますか♪

あ、コメントたくさん有難うございました
楽しみながらお返事したいですから、ちょっと待っててくださいねー。

では、また。

りえ（rie_002@goo.jp）


この本はジェレミーファンの間では、内容に偽りがあるなどとされ、評価の高い本ではありませんが、ジェレミーの一生涯の伝記はこの本が一番詳しいため、概略をご紹介しています。内容が一部事実と違うところもあるかも知れませんが、ご了解の上、お読み下さい。