今日もジェレミー12回忌特集で、ジェレミーのキャリアを振り返っています。
今回は、1985年から1995年までの最後の11年間をご紹介しますね。
---------------------------
1985年(ジェレミー52歳)
最愛の奥様ジョアンさんが7月4日に癌で永眠。幸せな9年間の結婚生活が終わる。「最後の事件」でスイスロケ中は、奥様の病気が心配で仕方がなかった。
・TV 「Deceptions」のBryan Foxworth
「フローレンス・ナイチンゲール」のウィリアム・ナイチンゲール
・「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズ放映日
「ぶなの木屋敷の怪」8月25日
「ギリシャ語通訳」9月1日
「ノーウッドの建築士」9月8日
「入院患者」9月15日
「赤髪連盟」9月22日
「最後の事件」9月29日
・舞台 「Aren't We All」のWilliam Tatham(ニューヨーク)
「Song」のキング・ソロモン(ニューヨーク)
1986年(ジェレミー53歳)
新しいホームズ・シリーズがスタート。大人気シリーズの続編、そして新しいワトスンとの船出を上手く軌道に乗せたいという思いから、ジェレミーにストレスが加わり、躁鬱病の症状が顕著に出始める。
「復活」シリーズの撮影がおわると、ロンドンのMaudesley Hospitalに約10週間入院する。退院の日はハードウィック氏が迎えに来て、プライベートでもワトスンのように支えてくれる。
・TV 「シャーロック・ホームズの復活」シリーズ放映日
「空き家の冒険」7月9日
「修道院屋敷」7月16日
「マスグレーブ家の儀式書」7月23日
「第二の血痕」7月30日
「もう一つの顔」8月6日
「プライオリ・スクール」8月13日
「6つのナポレオン」8月20日
1987年(ジェレミー54歳)
舞台「シャーロック・ホームズの秘密」の準備が、着々と進行中。脚本は、ジェレミーのホームズ論のイメージを膨らませ、書かれている。
・ ホームズ・シリーズ「四つの署名」11月29日放映
1988年(ジェレミー55歳)
「復活」シリーズでジェレミーは、躁鬱病が原因で髪の毛を短く切ってしまう。躁鬱病の二度目の大きな波が来ていた。
大ヒットとなるホームズの舞台がイギリスのギルフォードからスタート。好評により、およそ1年4ヶ月の長い公演となった。
・ 「シャーロック・ホームズの復活」シリーズ放映日
「悪魔の足」4月6日
「銀星号事件」4月13日
「ウィステリア荘」4月20日
「ブルース・パーティントン設計書」4月27日
・長編 「バスカビル家の犬」8月31日
・舞台 「シャーロック・ホームズの秘密」が8月30日からスタート。
1989年(ジェレミー56歳)
舞台は、ロンドンで1年間公演をし、地方も回り、12月16日のバース公演をもって、終了した。
過酷なスケジュールにより、ジェレミーの心身に負担がかかり、一度ハードウィック氏と行き違いがあったことも。
・舞台 「シャーロック・ホームズの秘密」
1990年(ジェレミー57歳)
春から「事件簿」シリーズの撮影がスタートした。
1991年(ジェレミー58歳)
ようやくホームズの新しいシリーズがスタート。イギリスの批評は、ホームズが戻ってきたことを歓迎していた。
・「シャーロック・ホームズの事件簿」シリーズ放映日
「レディ・フランシスの失踪」2月21日
「ソア橋のなぞ」2月28日
「ショスコム荘」3月7日
「ボスコム谷の惨劇」3月14日
「高名の依頼人」3月21日
「這う男」3月28日
・舞台 「Larry's Stable」(ロンドンのOld Vic)
1992年(ジェレミー59歳)
「Four Oaks Mystery」は、グラナダTVが制作した超短編ホームズのオリジナル・ストーリー。
・ホームズ・シリーズ「犯人は二人」1月2日放映
「Four Oaks Mystery」のシャーロック・ホームズ(イギリスのグラナダ制作)
1993年(ジェレミー60歳)
・シャーロック・ホームズ・シリーズ放映日
「サセックスの吸血鬼」1月27日
「未婚の貴族」2月3日
・TV 「Playing the Dane」(イギリスのBBC制作)
1994年(ジェレミー61歳)
最後のホームズ・シリーズが放映される。ジェレミーは、体調が悪いにもかかわらず、撮影を強行していた。
「Mad dogs and Englishman」では、ホームズのイメージを払拭するかのように味のある悪役を好演。共演者に「ぶなの木屋敷の怪」のジョス・アックランド。
・映画 「Mad dogs and Englishman」のトニー・バートン・スミス
・「シャーロック・ホームズの思い出」シリーズ放映日
「三破風館」3月7日
「瀕死の探偵」3月14日
「金縁の鼻眼鏡」3月21日
「赤い輪」3月28日
「マザリンの宝石」4月4日
「ボール箱」4月11日
・「マイ・フェア・レディ」特典映像「More Loverly than Ever」のホスト役
1995年(ジェレミー61歳)
62歳の誕生日を迎えず、9月12日にロンドンのクラパム・コモンの自宅にて永眠。
最後の仕事は、9月3日放送のBBCのラジオ「Manic Depressive Fellowship」への出演。
・映画 「モル・フランダース」の画家の父
---------------------------
今回で、最後を迎えました。
いかがでしたでしょうか。
最後の11年は、まさにホームズにかけた期間だったんですね。
奥さんが亡くなってからは、その悲しみも相当深かったでしょうし、
ホームズという人気シリーズを先導しなければならないという重圧などがあり、
躁鬱病が徐々に悪化していきます。
ホームズ以前は、色んな役に果敢にチャレンジしていたので、
一つの役に縛られるということは、ジェレミーにとってストレスだったのではないでしょうか。
年表を作って思ったのですが、
本当に、若くしてお亡くなりになったのだと、改めて残念です。
ホームズに至るまで、着々と演劇の階段を上りつめたジェレミー。
この役は、ジェレミーの集大成のような気がしました。
そしてこの役を経て、もっと色々羽ばたいて欲しかったです。
ジェレミーなら、若い人材を育てたり、
緻密な役作りのイマジネーションを持っているので、
制作サイドで良い作品を生み出すことも可能だったでしょうに。
本当に、61歳という若さで亡くなった事は、残念でなりません。
12日からスタートし、4回にわたり、
ジェレミーの人生を振り返ることが出来て、とても幸せで充実していました♪
とりあえず年表に書かれていた映像作品は、すべて見たいですね!
ジェレミーが演じた役を想像しながら、原作も読んでみたいですし。
本当にジェレミーに関しては、いつも色々やりたい事だらけです。
これからも、もっともっとジェレミーについて理解を深めて、
皆さんとお話できたら、嬉しいです♪
今日で、年表は終わりますので、
次はまた訳に戻りたいと思います。
ああ、深夜で眠たいです・・・。
何か間違いがあれば、教えていただければ嬉しいです。
次は、今週の金曜日に更新の予定です。
では、またー♪
りえ(rie_002@goo.jp)
| Trackback ( 0 )
|
今回も読み応えのある内容でしたね。
りえさんの熱い思いが感じられる年表でしたぁ!
ジェレミーは、奥様が病気の間も彼女が亡くなった後も、良い仕事をしていたんだなぁとあらためて感銘を受けました。
ジェレミーのキャリア、じっくり拝見しました。
いろんなたくさんの映画・舞台・TVで活躍してきたんですね・・・
それにしてもやっぱり早過ぎましたよね(>_<)
まだまだジェレミーの姿を見ていたかったとつくづく思いました。
・・・あと、ジェレミーが亡くなって今年で12年。
細かい事を言うようですが、12年だと13回忌だと思いますが(^^;
お返事遅れました。すいませんー。
年表、楽しんで頂けたようで良かったです♪
ジョアンさんが亡くなってからは、本当にホームズがメインでしたね。
これだけホームズ以外の仕事をしていなければ、ホームズ一色で、精神的にも辛かったんじゃないかと思います。
同じ役ばかりというのは、色んな役を楽しんで演じてきたジェレミーにとっては、しんどいだろうな、と。
それにジョアンさんの死を引きづりつつ・・。
そんな苦しい中でも、ホームズで素晴らしい演技を見せてくれたと思うと、本当に感動しますね
>monaさんへ
お久しぶりですね♪
本当に色んな作品、そして役にチャレンジしていますすよね。
しかも若いとき以外は、ほとんど主役級で出演しています。
やはり実力のある俳優だったのだと、改めて実感します。
しかし、本当に早すぎる死でしたね・・・。
イギリスの俳優さんは結構長生きして、現役で頑張っていらっしゃる方も多いので(クリストファー・リーなど)、ぜひジェレミーも70ぐらいまでバリバリと主演して欲しかったですね。