今日から「戦争と平和」でのジェレミーの様子を見てみましょう♪
「The man who became Sherlock Holmes」の概略です。ページは、40ページ中心に訳しています。
------------------
1955年、「スポットライト」に載ったジェレミーの写真は、ハリウッドの映画監督King Vidorの目にとまった。監督はジェレミーのことをオードリーのような顔をしていると感じた。ジェレミーは、ニコライ・ロストフ役で600万ドル映画の「戦争と平和」に招かれた。若い役者なら誰もが夢見る幸運った。ジェレミーとロバートは酔いすぎて、公園のベンチで眠ってしまった。
映画はローマで撮影されていたが、ジェレミーは到着すると途方にくれた。ワーウィックから騒がしいロンドンに初めて出てきた日を思い出した。ジェレミーはお抱え運転手に街からはずれたオードリーの泊まっている美しい家へ案内された。黒のベンツが大きな白いドアの前で止まる。扉が開くとそこには、オードリーのハンサムな夫、メル・フェラーが、明るいピンクのシャツと白いズボンを履いて立っていた。フェラーは腰に手を当てていたのだが、すると突然、小さい女の子がフェラーの腕の下に彼女の頭を持ってきた。
「あなたがジェレミーね」彼女は、ジェレミーに「Hello」という間も与えずこう言った。「じゃぁ、ニコラスなのね!」
メイクをしていないオードリーは、16歳かのように見えた。ジェレミーは心奪われた。その日の午後はオードリーとプールで泳ぎ、その夜帰り際にこういった。
「オードリー、君と泳ぐのはとても楽しかったよ。でも君の美しさには溺れかけたよ」
------------------
こうして「スポットライト」という雑誌に載って、プロデューサーの目にとまり
大作でそこそこの役を得ることが出来た、ジェレミー。
すごい事ですよね、これは。普通、オーディションをして、何人もの中からやっと役をもらえるのに
いきなりプロデューサーの目にとまるなんて、さすがジェレミーの美貌のおかげでしょうか?
こんな夢のようなお話、ジェレミーとロバートも嬉しくて公園のベンチで寝るくらい酔いますね(笑)
しかしオードリーと出会うシーンは、本当なのだろうか
テリー・マナーズの創作な気がしますが、海外のジェレミーファンサイトさんも、
ジェレミーがこう言ったと書いてあるので、載せました。
うーん、それだけやはりオードリーの魅力はすごいと言うことでしょうか。
このあとも「戦争と平和」撮影当時のお話が続きます。
ジェレミーはローマで寂しいので、ロバートを呼び寄せようと電話をかけたりします(笑)
明日からまた大阪へ行きますので、更新は2日ほどお休みします。
日曜日ぐらいにアップしたいです。
しばし、さようなら光ファイバー。大阪に行ったら56K・・・(苦笑)
りえ(rie_002@goo.jp)
この本はジェレミーファンの間では、内容に偽りがあるなどとされ、評価の高い本ではありませんが、ジェレミーの一生涯の伝記はこの本が一番詳しいため、概略をご紹介しています。内容が一部事実と違うところもあるかも知れませんが、ご了解の上、お読み下さい。
| Trackback ( 0 )
|
|
自分はオードリーファンでもあるんで、彼女に関する本を何冊か持ってるんですけど、それに彼女と共演した俳優たちのコメントものっていました♪もちろんブレットさんのも!(≧▽≦)
彼曰く、「メルが出迎えてくれたが、彼の右腕の下には十六歳くらいにしかみえない化粧っけのない女の子が寄り添っていた。このうえなく美しくも繊細な、陶器の人形のような人だった。私はうっとりと見惚れた。彼らと一緒に泳いでいるときに、彼女に目を奪われてプールの壁に頭をぶつけてしまったことを覚えている」そうです★
この本には少しですけどブレットさんのコメントが載ってるので、紹介しときますね★
オードリー・ヘップバーン物語 上・下
著 バリー・パリス 訳 永井淳
集英社版
ぜひ読んでみてください★著者は俳優たちに直接インタビューしたらしくて、好きな俳優たちの生の声もきけます★それにオードリー・ヘップバーンがいかに素晴らしい人であったかを認識できますよ★
コメントと素敵な情報を有り難うございました!
この記事は本当だったんですね!
「プールの壁に頭をぶつけそうになった」
なんて、本当に永遠の妖精は、ジェレミーも虜にしていたんですね。
でも共演者とはいえ、あの当時すでにスターだったお二人と一緒にプールで遊んでいたなんて、ジェレミーも一目置かれていたんですねー。
私もオードリー、もちろん好きです。
「ローマの休日」はじめ、色々な映画に出ている彼女も、もちろん大好きですが、
個人的には歳を経て、ユニセフの活動をしている時の彼女が一番好きです。
もちろん若いころも可愛くて素敵だったけれど、ふと寂し気な表情をすることがあったように感じました。晩年の彼女は何か安住の地を得たようで、心が本当に満たされているようで、神々しい、とさえ感じていました。
この本、興味ありますのでぜひ読んでみたいと思います。
あやこさん、素敵な情報を有難うございました!
また御感想、情報等お待ちしていますね