書こうと思うと言葉がでないが、書くことを放棄した途端に言葉が溢れ出す。お金も湯水のように湧いてくれると有難いのですが。何も作家を気取っている訳じゃないけれど、憧れているのも事実です。若い時の夢は「車」「アメリカに行く」これを糧にしていた。無い物に憧れるのは誰しも持っている感情だと思うのですが。そんな独身時代の最後に「本を出したい」なんて呟いた記憶が蘇る。今時のツィッターでの呟きじゃないけれど、20年前に[なぅ」なんて言ったらどんな顔されていたんだろう。たいして気にも留められないかも知れない。あの時は漠然と「本」とは言ったけれど、何の本だったのか分からない。
図書館から借りたままで手をつけていない本を見て思い出すのは何故だろう。活字に飢えているのだろうか。お金には毎日飢えているのだけれど・・・・・。また延長手続きをしなくっちゃ~。何気で手にした文庫本「ノルウェイの森」、私、村上春樹が始めてなんです~とぶりっ子する年齢でもなく、赤のカバーが印象的だ。何故手に取ってしまったのだろうと考える。これは図書館で借りた本ではない。図書館の本の隣に無造作に置いてある。そうだ、これを読み始めたから借りた本は手付かずなんだ・・・・。それもそのはず、8ページに栞が挟まったままだ。
何も村上春樹氏に挑もうとしている訳ではないのであしからず。この本は厳密に言うと買った訳ではない。貰った本なのだ。「気に入ったのがあったら持って行って~」なんて太っ腹だと感心した。そこで辞退したら男が廃るってもんよ~と数ある中から選び出した。カバーの黄色にノルウェイの黒の文字がアクセントだったかも。「何冊でもいいの~」と言うと「何冊でもいいよ~」と言われたので上、下の2冊を貰う。本に限らず、自分に興味のあるものには手を出すが、他のものには手を触れようとしない。好奇心がないと言われればそれまでだが、余裕がないのに他ならない。「もっといいよ~」と言われたが、遠慮しておいた。
たった2冊の本を読もうとして1ヶ月が過ぎた。その気になれば1日あれば済むことなのに。
ビートルズの曲だなんて思ってもみなかった・・・・・。
今朝も6時起床、今日は大安吉日・・・・・。