mab's MemoBlog

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テレビ東京の歴史「テレビ番外地」

2009-02-03 22:58:26 | 
テレビ朝日開局50周年のSMAPの番組を見ていて、森が最初から存在すらしなかったようなVTRの構成で、メンバーもフツーに森に触れずに話してるし、なんじゃこれ~とかなりの違和感だったんだけど、生番組中に、キムタクが「一番いいシーンがカットされてる。森の・・」と言い出し、何だか爽快な気分になった私でした。これ、かなり騒がれたみたいですね。テレビ局の思惑通りに行かないという、出演者の個性が出た一瞬。テレビの巧みな編集・虚構をうちやぶったわけで。

で、前ふりが長くなったけど、これは、テレビ東京の創立者の話。


テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡 (新潮新書)
石光 勝
新潮社

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昭和39年創立の東京12チャンネル。
そのころ私は生まれる前だし、地方でほとんどチャンネル入らなかったし、もちろんテレビ東京なんて入らず、だからテレビ東京の歴史や発展は全く知らない。
テレビ東京といえば、ポケモンをはじめとしたアニメ番組で、テレビチャンピオン位しか、イメージがわかない。

テレビ東京は、最初は民放ではなく、科学技術教育に特化したお堅い番組ばかりで、視聴率も取れず開店休業状態だった、という話を読むと意外だ。

かつて”番外地”と呼ばれた、テレビ東京のパイオニア精神?はまだあるのだろうか。
私の感覚では、民放はどれもこれも雰囲気は同じだし、チャンネルをリモコンでチャカチャカ変えるダンナや、リアルタイムの番組を見ずに、光テレビをビデオ・オン・デマンドで、昔のアニメをずっと見ている子供たちを見ていると、テレビが重視している視聴率の基準も今や関係ないなあ、とも思う。

残念だったのは、一つ一つのエピソードがあっさりしていて、
著者はこの本を通じて、何を語りたかったんだろう?と思ってしまったこと。
単調で、ドキュメンタリーとしては、面白みに欠ける。
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