goo blog サービス終了のお知らせ 

Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

郵便貯金と簡保マネー解放のための民営化 小泉・安部と竹中平蔵そしてゴールドマン・サックス

2023-04-27 15:32:32 | 日本政治・外交

皆さんご存じのように、日本郵政公社から郵便貯金事業等を引き継いだゆうちょ銀行は、民営化する前の段階ですでに郵便貯金とかんぽマネーの合計340兆円という莫大な預金を持っていました。

 

ゴールドマン・サックスは、以前からこれに目をつけていました。「ゆうちょ銀行を早く民営化してマーケットに開放しなさい。 その貯金を手に入れ、運用したい」と虎視眈々と狙っていたのです。 そして、そこの「飛んで火に入る夏の虫」が頭の弱い(虫の脳みそ)、日本の政治家、小泉首相・安部幹事長(当時)です。

 

 

その窓口として白羽の矢が立ったのが。金融大臣を経て計算大臣に就任し、当時、郵政民営化担当大臣に任命された。現大手派遣会社パソナ会長の「竹中平蔵氏」でした。 「郵政民営化」は小泉政権・安部幹事長の規制改革の目玉政策。 だから竹中平蔵が先頭に立って、「郵政事業を開放して、民営化せよ」と旗を振っていても、国民はまさか、その裏にアメリカからの要請ががあったとは、夢にも思いませんでした。

要請したのは誰だったのか? 
ゴールドマン・サックスの、ロバート・ゼーリック副会長でした。 ゼーリック氏から竹中平蔵に送られたある手紙の存在が明るみに出たのは、2005年8月、まさに「郵政民営化」を問うあの解散総選挙の前月に行われた、参議院特別委員会のことでした。

 

民主党(当時)の櫻井充参議院議員が、竹中郵政民営化担当大臣に、こんな質問をしました。
「竹中大臣、あなたは今まで、アメリカの要人と民営化について話し合ったことはありますか」 この質問に対し、竹中大臣はきっぱりと、高否定しました。
「いいえ、一度もございません」

 

そうですか、では・・・と言って、桜井議員がその場で読み上げたのが、ロバート・ゼーリック氏から竹中大臣に宛てた手紙でした(第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会より、以下要約。)

「竹中さんおめでとうございます。あなたは金融大臣として良いお仕事をされ、それが新しい任務につながったのですね。この任務を小泉首相が貴方に託した事は、我々にとって非常に心強く、貴方には以前と同様の決意とリーダーシップを期待しています。 保険・銀行・速配業務において、競争条件を完全に平等にすることは、私たち(米国)にとって根本的に重要です。 郵貯と簡保を、民間とイコールフィッティング(同条件)にすること、つまり、これらについて、今までの税制や保護、政府保証を廃止して、民間と同じ条件にしてほしいのです。 具体的には以下について、貴方を後押しいたします。

 

①民営化開始の2007年より、郵貯・簡保業務にも民間と同じ保険業法、銀行法を適用する事。

➁競争条件が完全に平等になるまで、郵貯・簡保に新商品や既存商品の見直しは認めない事。

③新しい郵貯・簡保は相互扶助による利益を得てはならない。

④民営化するプロセスの途中に、郵便局には一切、特典を与えてはならない。 

⑤民営化のプロセスの途中で、米国の業者を含む関連業者に口を挟む場を与え、その意見は決定事項として扱う事。

これらの改革にとりかかる際、私の助けがいる時は遠慮なくおっしゃってください。 貴女は立派な仕事をされました。・・・・・新たな債務における達成と幸運を祈念いたします。 貴方と仕事をするのを楽しみにしております」。

 

手紙で触れられているのはあくまでも郵便貯金と簡保のみ、明らかに日本国民の貯金340兆円を、ピンポイントで狙い撃ちにした支持でした。

まさに内政干渉の極みと言ったこの事件、そこにいた議員たちは皆ショックを受け、室内はざわめきでいっぱいでした。郵政民営化法案は、心ある愛国議員たちによって参議院ではいったん否決されました。 その翌日、ワシントンの広報誌であるウォール・ストリートジャーナルは、こんな記事を出しています。

「これで我々が待ち望んだ3兆ドルは、しばらくお預けだ。 が、しかし。小泉政権(子イズム総理・安部幹事長)は頑張るに違いない」  

その通りで頑張り、とりわけ、アメリカからの指示を受けた竹中平蔵・郵政民営化担当大臣は、しっかりとその期待に応え、それまで誰も手をつけなかった郵政民営化は、小泉政権下(小泉首相・安部幹事長)であっさりと実施されました。

 

2007年には郵便局会社・郵便事業会社・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険も同様に、日本郵政から株が売り出されました。

それまで安全な日本国民のお金を運用していたゆうちょ銀行は、米系企業の株式や債権に投資する比率をどんどん上げ始め、ゴールドマン・サックスの勧めるリスク商品に投資する様になりました。 

 

竹中氏を後押しして郵政民営化の実現に貢献したゼーリック氏は「大金星」を上げ、世界銀行総裁国務長官と順調に出世の階段を上ってゆき、2013年には再びゴールドマン・サックスへと、舞い戻り、国際戦略アドバイザー統括責任者という輝かしい椅子を手に入れました。

 

350兆円の郵便貯金の次に、ウォール街がのどから手が出るほど欲しいのは、600兆円と言われる農協の貯金、そして私たち日本の一般国民の老後を支える130兆円ともいわれる年金です。

 

こうして、岸信介以来、岸・小泉・安部を愛国保守と信じ(勘違い?)する頭の出来の悪い阿呆どもが、今日も暴れる今日でありました。

岸信介は満州国は俺が作ったと豪語し鬼畜英米と煽り彼らとの戦争に国民を導き、第二次大戦後はA級戦犯として巣鴨刑務所にぶち込まれていました。 

満州国の盟友・東条英機がA級戦犯として絞首刑になるのを横目に、突然GHQに尻尾を振り、命乞いをした屁タレです。 そしてWikiにも書かれ得いますが、CIAのエージェントとして暗躍、日本の首相にまでアメリカはしてくれました。 日本軍を解体し、日米安保条約を締結したのが岸信介政権です。

 


自分で日本軍を解体しておきながら憲法9条改正?何を言っているのだ?

愛国保守が日本軍を解体するか、アホか? 日本の安全保障を牛耳られた日本は、いうまでもなく全てアメリカの言いなりとなる属国にしたのは岸信介です。 そして岸信介を敬愛する安倍が、憲法9条改正? 

どの口が入っているのだ、アホかです。 

 

最初から自決覚悟で、岸はアメリカと渡り合うべきだったのです。 

 

そして、孫の安部晋三はこのざまで、アメリカだけならまだしも日本を露骨に侵略してくる習近にまで尻尾をふり、国賓で招待する始末。 普通の国なら国家反逆罪です。 安部・高市信者は、しっかりしろ! ドアホらが。

次の投稿で、安倍首相(当時)・高市早苗と親中・ソフトバンクとの癒着について話します。

 

 

 

巨額の年金基金をウォール街に流出させたのが安倍政権
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d6a807dc27cd6080faa4297097780fd7
巨額の年金基金をウォール街に流出させたのが安倍政権

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d6a807dc27cd6080faa4297097780fd7
安部政権下で始まった中国への大量国土売却
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af3758a81296419f6d6c4565b4b4c6d1
安部政権下で可決した水道民営化
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1655e70ceaf73aab51aabf3de3f43cc7
「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/27bed3ffb543541c1c8f7c01ca12ad67
安倍首相と吉本の癒着
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0d751933c459f69c96a305e3ad93af62
安部晋三(元首相)と癒着するニトリとユニクロ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5be63e00f256e749ae8b2832ed76d4fc


安部晋三(元首相)暗殺の真相
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5b262c53f6b8da06d2eb53cf6a9a2033



 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7da98797504886d8b9eaa2e5936655e6

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (1/4)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f87a836a42cfdcf5bc18c8a5e212fe5

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (2/4)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/40a30f12de3651f13810a90405370238

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (3/4)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/47e334f8ba710639aefdcc8d7824f9fa

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (4/4)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b33a59636d98b97ec0575f2d8a22bd83

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14d30c37bfae00d834c78d49da070029

日本の財閥 ここまでの投稿記事リスト 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6958fc72746302160416dd6dad039f68

ゴールドマン・サックス ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0b4c5b8ba383a38e0af1df7b1a477ea3

Black Rock ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/93ef8de49c1ff9039ce7446f1f3fb0e8

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d52e37f7e9a7af44f93554ed333744b3
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

・ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d

・ロスチャイルド財閥-215 ロスチャイルド当主 ANAホテル(赤坂)プライベート会合https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/15e42c79348485224e0b9ae63ca899e4

・ロスチャイルド財閥ー224 Black Rock と親会社 Black Stone、そしてワシントンコンセンサス
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9e5f232ed05a223f6fabc318428554b7

・Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2

・アホの一つ覚えのMMT信者https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4

 

・『死の商人』デュポン財閥 今まで投稿してきた記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5aed80e18c285ccaa9f5fb87e06a08ad

・日本の『死の商人』 今まで投稿してきた記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/878b15c4eaa371f00e54ec6f1fd489aa

・シャープの歴史と物語
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f62e622090b68cdccbc94c432d5b8c3

・ト-マス・グラバー ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/659dadfd8abcded85689534cb5c627a6

 

 

★Renaissancejapanの自己紹介 記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/admin/entries?ymd=&category_id=863afcc284ad7e9435b8d005d847a1ec#block1

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。