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ロスチャルド財閥ー229  裏の国際会議=ビルダーバーグ

2023-10-22 10:43:37 | 国際政治・財閥


     オランダのビルダーバーグホテル

 

 

サミットや国連が「表の国際会議」だとしたら、これらのインナー・サークルは「裏の国際会議」と言えます。

重要な案件は、ほとんど「裏の国際会議」で既に決められています。 「裏の国際会議」として最も有名なものはビルダーバーグ会議です。

これは、オランダのベンハルト皇太子(2004年死去)の呼びかけで、設立されました。 欧米の王族や政財界のインナー・サークルです。


原子力産業は、ノーベル賞を受賞したパリのキューリー夫人の放射能元素研究のパトロンとなったのは、アンリ・ロスチャイルド(1872-1946)で「キュリー研究所」が提供されたのを起点として原子物理学が研究されました。



・ロスチャイルド財閥ー18 キューリー夫人 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1feb6656b6dbdb2c32f498c6cd841d94

・ロスチャイルド財閥ー19 キューリー夫人とRTZ(リオ・チント・ジンク)そして原子力産業 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3f899728fe268d13f0714305cf0ad65b

 



ロスチャイルドGの世界最大の鉱物資源企業「リオ・チント・ジンク」が放射性物質を掘り出し提供して発展したのです。

この原子物理学が後の半導体産業を生み落としました。 我々はアメリカのベル研究所でトランジスタが1945年に発明されてからと学びますが、既に1920年代に欧州ではその原型が発明されてます。 

日本でもナノテクノロジー展が開催されますが、そこで配布される小冊子に、半導体の歴史の年表にも書かれています。


現在欧州には、ナノテクノロジー・半導体産業を支援しているのは、フィリップスと

ロスチャイルドが主導する「IMEC」という組織です。



1980年代、日本は半導体産業では世界のリーダーで,細線化のキモはフォトレジストと露光機です。 


当時の露光機はカメラ・レンズメーカーのニコンとキャノンの独占。 フォトレジストもそうですがJSR、東京応化、信越化学など日系メーカーがシェア90%以上独占しています。

現在では、最先端と言われる2~3ナノ配線の半導体用Siウェハーは、日系企業の信越化学・SUMCO(三菱マリアルと住友金属の合弁:旧名三菱住友シリコン)の2社しかつくれません。

しかし最先端半導体用露光機はオランダ・ASMLの独占です。

韓国・サムソンと台湾・TSMCからニコン・キャノンの装置を入手して、分解・研究して作り上げたのです。 ニコン・キャノンはディスプレイ用に今日も強いです。



また、台湾という国家も、元々はオランダ東インド会社の植民地であり、台湾という国家名もオランダが名付けたものです。




すべて、ロスチャイルドの支配下です。 ちなみに、オランダの総合電機メーカーPhilipsを創業したフィリップス家ロスチャイルド家親戚です。

フィリップス財閥 (ロスチャイルド家と縁戚関係)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c37fe1b33f4e7f76239b0d1d048ebfc1

 

 

台湾最大の財閥は私も付き合いがありますが、フォルモサ財閥です。 

フォルモサ財閥の創業者は王(Wang)氏で、孫のK.Wangとは、私は個人的付き合いもあります。



TSMCの主要大株主は、オランダのフィリップスとITRI(台湾工業技術研究院)の合弁ですがフォルモサ財閥も、次に続く大株主です。

 

TSMCの株主構成を見る時、FPCという会社が大株主の一つとしてありますが、これはフォルモサ財閥の中核企業である、フォルモサ・プラスチック・コーポレーション(FPC)です。

 

FPC自体も半導体の大手で、DRAMでは世界の10大メーカーの一つです。 IntelはCPUで有名ですが、CPU周辺の4つの半導体も作っていました。 フォルモサ財閥は、さすがにCPUの設計と製造は出来なかったので、この4つの周辺チップに着目し、半導体製造・販売を行いました。

これが台湾最初の半導体事業です。 シェアを独占しました。 そして同じ中国語が話せるので、なんと中国に工場をつくりました。 これが中国にとっての半導体を製造のスタートです。 

 

 

 

欧州の歴史に目を向けましょう。歴史的には中世ヨーロッパを5世紀に渡り支配したのがオーストリアのカトリック・盟主のハプスブルグ家です。

ハプスブルグ家のカール5世が国王だった太陽に沈まない国、スペインが世界覇権を握っていました。 次に、宗教戦争に勝利したプロテスタント・オランダが世界覇権を握ります。


アメリカの金融街ニューヨークも元々はオランダの植民地で、旧名はニューアムステルダム

日本の豊臣vs徳川も、世界覇権を掛けた、スペインvsオランダの代理戦争です。



これだけ書けば、まだまだ今日も、オランダという国家、そして王家、資金・金融で支えるユダヤ・ロスチャイルドという構図が理解していただけると思います。



・ロスチャイルド財閥ー85 ヴェネチアの黒い貴族: 人類史絶対勝者のルーツhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ee17d9c2af99e8fb646a1c44d6e8e129

・【世界権力シリーズ】 ベネチアの黒い貴族 デル・バンコ一族
https://www.youtube.com/watch?v=KI38_9MqJvo

・ロスチャイルド財閥-170   ゴールドマン・サックス(ロスチャイルド系) vs モルガン・スタンレー(ロックフェラー系)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/943febf0a3cf5585d1a3a0dae4ac09ca

 



ビルダーバーグ会議にはアメリカ。カナダとヨーロッパ諸国で影響を持つ人物約20名が集まり、毎年一回、世界のリゾート地のどこかで会合が数日間にわたって行われます。

主に政治・経済などの国際問題について討議され、会議の関係者には会場となるホテルの従業員も含めてかん口令が敷かれ、ここで話し合われた案件は、国際情勢に大きな影響を与えるとされています。

 

例えば、1992年のビルダーバーグには、大統領になる前のビル・クリントンヴァーノン・ジョーダンジェイムズ・ジョンソンといった銀行家たちの招きで出席しており、その場でビル・クリントンを大統領にする話し合いがもたれた事が報道されました。 

また、2002年には、アメリカ・ヴァージニア州でビルダーバーグ会議が開催されましたが、イラク戦争もここで決定されたという噂まで事前に報道されました。 我々一般庶民にはとてもじゃないけど、真偽のほどは分かりませんが、知り得ない情報です。

 

世界の軍事を含む、多国籍企業や政界の超大物、そして国際銀行家の大物たちが集まって話し合うのだから、国際情勢に何かしらの影響を与えているのは当然でしょう。

 

ビルダー会議の前議長は、ハンガリー生まれの元ベルギー外交官、エディエンヌ・ダヴニオン子爵(議長在位:1999-2011)で、トヨタの「インターナショナル・アドバイザリー・ボード」に名を連ね、水道ビジネスを牛耳るスエズの取締役や、ベルギー最大の企業グループであるソシエテ・ジェネラルの会長なども歴任した、欧州財界の黒幕と言われる大物です。

 

最近の話では、2012年~の議長は、アンリ・ドウ・カストリーズ:Henri de Castries(議長在位:2012-2016)です。 1954年フランス生まれの69歳のビジネスマンで、フランスの大手保険会社AXA会長。  206年以降は調査中です。



彼の父親はフランソワ・ド・ラ・クロワ・ド・カストリー伯爵 。 

 

ただ、2016年3月、デ・カストリーズ氏が9月1日付でAXAの会長兼CEOの職を退任すると発表されました。

2016年末までに、カストリーズ氏はHSBC会長就任の最有力候補とみなされていましたが代わりに、そのポジションはマーク・タッカーに移っています。

2017 年の大統領選挙の予備選挙後、彼はフランソワ・フィヨン大統領の上級顧問を務め、ニュースメディアから将来の財務大臣としての役割を示唆されました。

2017 年、デ・カストリーズ氏はアーガス・メディアの大株主であるゼネラル・アトランティック社会長兼上級顧問として加わっています。

 

また、いくつもの国際的大企業の取締役などを兼任しています。

企業取締役会

・ステランティス、取締役会メンバー (2021 年以降) 

・Argus Media、取締役会メンバー (2018 年以降) 

・HSBC、取締役会の独立非常勤メンバー (2016 年以降)

・ネスレ、独立取締役会メンバー (2012 年以降)

・LeapFrog Investments、グローバル諮問委員会のメンバー

非営利団体

・カーネギー国際平和基金、理事(2019年より)

・ドイツ外交問題評議会(DGAP)、幹部会メンバー (2019 年以降)

・モンテーニュ研究所、所長 (2015 年以降) 

・ビルダーバーグ グループ、運営委員会委員長 (2010 年 - 2019 年)

・ルーヴル美術館のアメリカの友人、諮問委員会のメンバー

・国立政治政治財団 (FNSP)、理事

・ボスフォア研究所、科学委員会名誉会長

・ベルクグルーン博物館、国際評議会のメンバー

・パリ国際関係大学院(PSIA)、戦略委員会メンバー

・Re-Imagine Europa、諮問委員会のメンバー

・Association pour l'Aide aux Jeunes Infirmes、理事会メンバー

・AXA アトゥ・クール、社長

・ジュネーブ協会、会長 (2003-2008)



 

 

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