奥日光湯元でのDA★11-18mm F2.8のファーストライトから3か月。
1月下旬の新月期に仕事の休みを入れられることになり、今度こそちゃんと星を撮りに行こうと決めました。
しかし1泊2日の範囲で公共交通機関で行けるところなんて、そんなに選択肢は多くありません。
そこで目を付けたのは小海線沿い。
八ヶ岳の東側は奥武蔵の山々にも挟まれて、あまり大きな町もありません。
本数は少ないものの小海線でのアクセスも可能です。
大学時代の天文研の遠征で、川上村のキャンプ場(おそらく廻り目平)に行ったこともあります。
観光地である清里や野辺山を避け、駅の近くに泊れるところは無いものかと探し、
野辺山駅の2つ先にある佐久海ノ口駅に行ってみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9a/8c4ae1edf5a6c74b899d4204f7c37f81.jpg)
2020年1月21日。
高尾駅9時56分発の松本行きからスタートです。
終点松本駅到着は13時50分とは、今どき珍しいロングラン鈍行列車ですね。
高尾から70分。
笹子を越えて勝沼に入ると、一気に視界が開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bb/7161a270db086a22dfcf3c9ef4996db2.jpg)
甲府盆地の向こう側に南アルプスが見えました。
山肌と雪と青空のコントラストが綺麗です。
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳あたりでしょうか。
日本アルプスに登るようになって、山の名前がわかるようになったので、
昔は退屈だった中央本線の旅を楽しめるようになりました。
それから韮崎駅では、鳳凰三山がよく見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b7/86d05dc1cdfacfdfabf3dfa5999b8445.jpg)
去年登りに行ったときは、一番左にある薬師岳しか登れなかったんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/8b/4e76dfbcbd00ab64ef8f3b280efe164d.jpg)
地蔵ヶ岳のオベリスク、下からでもとがってるのがわかるのかぁ。
次に登るときには、その姿を間近で見たいものです。
でもまたあの夜叉神峠からの長い道のりを登るの、嫌だなぁw
日野春のあたりでは、甲斐駒ヶ岳の姿もばっちり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/72/26153bf6d3a9c349a5d8ea4b65c5b2dc.jpg)
さすが山の團十郎、かっこいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1d/7e5f402323e7fd49e2204b6077f40dbe.jpg)
花崗岩の山なので、夏場だと白っぽい色でもすぐわかるんですが、
冬場はどの山も雪を被って白いので判別しづらい。
でも左に突き出ている摩利支天が特徴的なので、すぐわかります。
高尾から2時間40分で小淵沢に到着。
甲府盆地に入ってからは、南アルプスや八ヶ岳を撮影するのに夢中で、あっという間に感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0a/7e2c220f2d4f06048aa10decb87c62c2.jpg)
小淵沢駅は2017年に新駅舎が完成したばかり。
以前の姿を知っていると、その違いっぷりに驚きます。
小海線の発車まで1時間ほど時間があったので、ここでお昼ご飯にしましょう。
いったん改札を出て、駅そば丸政さんに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4a/851e6445f0eec15ed1ffe3d7927eb565.jpg)
山賊揚げののった山賊そばをいただきました。
小淵沢って通り過ぎてしまうことが多くて、改札外にあるこのお店には
なかなか寄ることができなかったんで、念願の山賊そばです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/04/ca1ef70379126f4a185b8c07503a7e23.jpg)
ちょっと甘めのつゆが、太めの乱切り蕎麦によく絡んでおいしい。
鶏肉はにんにく醤油がよく染みてて、つゆにも負けないパンチのあるお味。
でもしょっぱすぎないいい具合でした。
ごちそうさま。
ちなみに山賊揚げの由来ですが、山賊は旅人からものを「とりあげる」ことから、
鳥を揚げたものを山賊揚げと言うようになったとか、なんとか。
お蕎麦を食べ終えても次の列車までは時間があったので、
小淵沢駅の3階にある展望台にも登ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b3/f93f67d45e22292cf7f8bd4300b3181e.jpg)
鳳凰三山から甲斐駒ケ岳や、それを繋ぐ早川尾根がよく見えます。
よく見ると中央には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a9/742138be2489f2baed41869661d34e96.jpg)
北岳がひょっこりと頭を出していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/de/4e0e78ac062021805c5dcd90ebafa31c.jpg)
富士山もばっちり見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9d/511ff23a9006f45a5ae1e842a7cff0b0.jpg)
そしてこれから向かう八ヶ岳方面も。
1月下旬にしては雪がかなり少ないような。
今年は暖冬でした。
小淵沢駅の展望台、絶景なので訪れた際にはぜひ!
小淵沢駅で食事と撮影を済ませたら、小海線で先へと進みましょう。
13時33分発の小諸行きに乗り込みます。
2010年12月以来、約9年ぶりの小海線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/b4e86e02415c1f9e577c28a8d2bb2b1a.jpg)
残念ながらキハ110系でした。
こいつは八高北線で何度も乗ってるんだよなぁ……
清里まで登ってくると、窓の外に雪が見られるようになります。
交換待ちの数分の間に外に出てパシャリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c8/eac1fe76ee55b9b1afd03c606aadf8ba.jpg)
キハE200形とのツーショット。
9年前に乗ったときは、キハE200形の方でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e8/75f89bb24e84942b8cc3e63f9c6a8dbe.jpg)
清里駅のホームから見えた富士山。
静岡市に住んでたことがあるので見飽きてるはずなんですが、
見えるとやっぱりうれしいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d9/c6b433e4d038b81a1d24288809ddc209.jpg)
清里を過ぎて、JR最高地点に近づくころには一面雪景色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e2/504b9900402f13d019fc118bd03a7c0a.jpg)
普通鉄道で一番標高の高い駅、野辺山駅。
普通鉄道以外では立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスの室堂駅とか、
駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅の方が高いですね。
どっちも複数回訪問してるのが、自分でもちょっと驚き。
小淵沢駅からジャスト1時間で、目的地の佐久海ノ口駅に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c0/bca08f35264fcd7afcd4893ca8b010cb.jpg)
ちっちゃい駅舎!
あと思っていたより雪がかなり少ない……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c7/180f25ac15be8942a77c11698ee4267a.jpg)
ということでこの日のお宿、和泉館さんに到着です。
15時に宿についたあと、こたつでうつらうつらしてたら夕食の時間になってました……
1月下旬の新月期に仕事の休みを入れられることになり、今度こそちゃんと星を撮りに行こうと決めました。
しかし1泊2日の範囲で公共交通機関で行けるところなんて、そんなに選択肢は多くありません。
そこで目を付けたのは小海線沿い。
八ヶ岳の東側は奥武蔵の山々にも挟まれて、あまり大きな町もありません。
本数は少ないものの小海線でのアクセスも可能です。
大学時代の天文研の遠征で、川上村のキャンプ場(おそらく廻り目平)に行ったこともあります。
観光地である清里や野辺山を避け、駅の近くに泊れるところは無いものかと探し、
野辺山駅の2つ先にある佐久海ノ口駅に行ってみることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9a/8c4ae1edf5a6c74b899d4204f7c37f81.jpg)
2020年1月21日。
高尾駅9時56分発の松本行きからスタートです。
終点松本駅到着は13時50分とは、今どき珍しいロングラン鈍行列車ですね。
高尾から70分。
笹子を越えて勝沼に入ると、一気に視界が開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bb/7161a270db086a22dfcf3c9ef4996db2.jpg)
甲府盆地の向こう側に南アルプスが見えました。
山肌と雪と青空のコントラストが綺麗です。
北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳あたりでしょうか。
日本アルプスに登るようになって、山の名前がわかるようになったので、
昔は退屈だった中央本線の旅を楽しめるようになりました。
それから韮崎駅では、鳳凰三山がよく見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b7/86d05dc1cdfacfdfabf3dfa5999b8445.jpg)
去年登りに行ったときは、一番左にある薬師岳しか登れなかったんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/8b/4e76dfbcbd00ab64ef8f3b280efe164d.jpg)
地蔵ヶ岳のオベリスク、下からでもとがってるのがわかるのかぁ。
次に登るときには、その姿を間近で見たいものです。
でもまたあの夜叉神峠からの長い道のりを登るの、嫌だなぁw
日野春のあたりでは、甲斐駒ヶ岳の姿もばっちり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/72/26153bf6d3a9c349a5d8ea4b65c5b2dc.jpg)
さすが山の團十郎、かっこいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1d/7e5f402323e7fd49e2204b6077f40dbe.jpg)
花崗岩の山なので、夏場だと白っぽい色でもすぐわかるんですが、
冬場はどの山も雪を被って白いので判別しづらい。
でも左に突き出ている摩利支天が特徴的なので、すぐわかります。
小淵沢駅にて
甲府盆地に入ってからは、南アルプスや八ヶ岳を撮影するのに夢中で、あっという間に感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0a/7e2c220f2d4f06048aa10decb87c62c2.jpg)
小淵沢駅は2017年に新駅舎が完成したばかり。
以前の姿を知っていると、その違いっぷりに驚きます。
小海線の発車まで1時間ほど時間があったので、ここでお昼ご飯にしましょう。
いったん改札を出て、駅そば丸政さんに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4a/851e6445f0eec15ed1ffe3d7927eb565.jpg)
山賊揚げののった山賊そばをいただきました。
小淵沢って通り過ぎてしまうことが多くて、改札外にあるこのお店には
なかなか寄ることができなかったんで、念願の山賊そばです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/04/ca1ef70379126f4a185b8c07503a7e23.jpg)
ちょっと甘めのつゆが、太めの乱切り蕎麦によく絡んでおいしい。
鶏肉はにんにく醤油がよく染みてて、つゆにも負けないパンチのあるお味。
でもしょっぱすぎないいい具合でした。
ごちそうさま。
ちなみに山賊揚げの由来ですが、山賊は旅人からものを「とりあげる」ことから、
鳥を揚げたものを山賊揚げと言うようになったとか、なんとか。
お蕎麦を食べ終えても次の列車までは時間があったので、
小淵沢駅の3階にある展望台にも登ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b3/f93f67d45e22292cf7f8bd4300b3181e.jpg)
鳳凰三山から甲斐駒ケ岳や、それを繋ぐ早川尾根がよく見えます。
よく見ると中央には
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a9/742138be2489f2baed41869661d34e96.jpg)
北岳がひょっこりと頭を出していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/de/4e0e78ac062021805c5dcd90ebafa31c.jpg)
富士山もばっちり見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9d/511ff23a9006f45a5ae1e842a7cff0b0.jpg)
そしてこれから向かう八ヶ岳方面も。
1月下旬にしては雪がかなり少ないような。
今年は暖冬でした。
小淵沢駅の展望台、絶景なので訪れた際にはぜひ!
小淵沢駅で食事と撮影を済ませたら、小海線で先へと進みましょう。
13時33分発の小諸行きに乗り込みます。
2010年12月以来、約9年ぶりの小海線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/b4e86e02415c1f9e577c28a8d2bb2b1a.jpg)
残念ながらキハ110系でした。
こいつは八高北線で何度も乗ってるんだよなぁ……
清里まで登ってくると、窓の外に雪が見られるようになります。
交換待ちの数分の間に外に出てパシャリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c8/eac1fe76ee55b9b1afd03c606aadf8ba.jpg)
キハE200形とのツーショット。
9年前に乗ったときは、キハE200形の方でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e8/75f89bb24e84942b8cc3e63f9c6a8dbe.jpg)
清里駅のホームから見えた富士山。
静岡市に住んでたことがあるので見飽きてるはずなんですが、
見えるとやっぱりうれしいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/d9/c6b433e4d038b81a1d24288809ddc209.jpg)
清里を過ぎて、JR最高地点に近づくころには一面雪景色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e2/504b9900402f13d019fc118bd03a7c0a.jpg)
普通鉄道で一番標高の高い駅、野辺山駅。
普通鉄道以外では立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスの室堂駅とか、
駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅の方が高いですね。
どっちも複数回訪問してるのが、自分でもちょっと驚き。
小淵沢駅からジャスト1時間で、目的地の佐久海ノ口駅に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c0/bca08f35264fcd7afcd4893ca8b010cb.jpg)
ちっちゃい駅舎!
あと思っていたより雪がかなり少ない……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c7/180f25ac15be8942a77c11698ee4267a.jpg)
ということでこの日のお宿、和泉館さんに到着です。
15時に宿についたあと、こたつでうつらうつらしてたら夕食の時間になってました……