さあ3日目、最終日の始まりです。
この日はまず、鶴岡市内を駆け足で観光します。
その後羽越本線で村上へと下り、日が暮れるまで村上市内を観光して回り、
最後に新潟駅へと移動して、ムーンライトえちごで帰京するというスケジュールです。
朝起きてホテルのカーテンを開けたら、鳥海山が見えました。
ちゃんと山頂まで見えています。ちょっと感激。
さてまずは羽越本線の乗車時間までの2時間で、鶴岡市内を散策します。
あまり時間は無いので鶴ヶ岡城址のある鶴岡公園周辺を駆け足で回りましょう。
鶴岡駅からは2kmほど離れているので、移動手段はホテルで借りた自転車です。
鶴ヶ岡城は廃藩置県により廃城となりました。
跡地には庄内藩祖酒井忠勝を祀る荘内神社が建っています。
山形市内と同様に、ここ鶴岡も明治・大正時代の擬洋風建築が残っています。
鶴ヶ岡公園脇の致道博物館には、それらがいくつか移築されて集められていました。
これは大正天皇即位を記念して作られた大宝館。
市立図書館として使われていた建物だそう。
こちらは致道博物館にある旧西田川郡役所。
廃藩置県後の鶴岡は郡制度の施行により「西田川郡」となり、
その役所として使われていたのがこの建物です。
致道博物館にもう1つある洋風建築が旧鶴岡警察署庁舎。
明治新政府の偉容を表すべく建築したものなんだとか。
回ったルートはこの通り。およそ5kmの鶴岡散策でした。
徒歩で回るには少し距離がありますが、自転車があると短時間でもささっと回れますね。
今後の旅行では「貸し自転車の有無」も、ホテル選びの基準にしようと思います。
羽越本線キハ40系47形。
見たことの無い塗装でしたが、中身はもはや乗り慣れた感のあるキハ40。
山陰本線や肥薩線、日田彦山線などでもお世話になりました。
あつみ温泉のあたりでしょうか。
羽越本線はこの辺りから、海岸線のすぐそばを走ります。
海の遠くにかすかに見えるのは粟島です。
今川駅のあたり? 新潟県に突入です。
夏でも日本海はあまり穏やかじゃないみたい。
残暑の陽射しに輝く日本海を眺めること100分。
村上駅に到着です。
そして最後まで未踏だった新潟県の地を踏むことができました。
ついに47都道府県全県踏破を達成です!
ただこの段階ではまだ実感が涌いてこなかったのです。
全県踏破の達成感よりもまず、知らない街に着いた緊張感の方が勝っていたのかもしれません。
到着したのが12時少し前だったので、まずは腹ごしらえをすることにしました。
観光情報誌に載っていたお店で、海鮮丼を注文。
で、頼んでお茶を飲んで一息ついたところで、時間差で全県踏破の達成感がやってきまして、
飛び上がりたいような叫びたいような、なんとも言えない感情が湧き出ちゃって困りました(笑)
ちなみにどんぶりの方の味は……ふつう?
さあ、おなかを満たしたら、村上観光スタートです。
この日はまず、鶴岡市内を駆け足で観光します。
その後羽越本線で村上へと下り、日が暮れるまで村上市内を観光して回り、
最後に新潟駅へと移動して、ムーンライトえちごで帰京するというスケジュールです。
鶴岡公園周辺散策
朝起きてホテルのカーテンを開けたら、鳥海山が見えました。
ちゃんと山頂まで見えています。ちょっと感激。
さてまずは羽越本線の乗車時間までの2時間で、鶴岡市内を散策します。
あまり時間は無いので鶴ヶ岡城址のある鶴岡公園周辺を駆け足で回りましょう。
鶴岡駅からは2kmほど離れているので、移動手段はホテルで借りた自転車です。
鶴ヶ岡城は廃藩置県により廃城となりました。
跡地には庄内藩祖酒井忠勝を祀る荘内神社が建っています。
山形市内と同様に、ここ鶴岡も明治・大正時代の擬洋風建築が残っています。
鶴ヶ岡公園脇の致道博物館には、それらがいくつか移築されて集められていました。
これは大正天皇即位を記念して作られた大宝館。
市立図書館として使われていた建物だそう。
こちらは致道博物館にある旧西田川郡役所。
廃藩置県後の鶴岡は郡制度の施行により「西田川郡」となり、
その役所として使われていたのがこの建物です。
致道博物館にもう1つある洋風建築が旧鶴岡警察署庁舎。
明治新政府の偉容を表すべく建築したものなんだとか。
回ったルートはこの通り。およそ5kmの鶴岡散策でした。
徒歩で回るには少し距離がありますが、自転車があると短時間でもささっと回れますね。
今後の旅行では「貸し自転車の有無」も、ホテル選びの基準にしようと思います。
鶴岡公園周辺散策
鶴岡市内をせわしなく回ったら、鶴岡駅から羽越本線に乗り、新潟県の村上市を目指します。 この区間は羽越本線の中でも海岸線のごく近くを通ることで有名です。こういう区間を特急列車で通過してしまうのはもったいないので、鈍行列車でゆったり進むことにしました。 また風光明媚な区間の一方で日本海側特有の荒天に弱く、冬場はよく運休する区間でもあります。鈍行列車の旅として真冬に乗るのは避けたいところです。そんな理由もあって、今回の山形新潟旅行は冬休みでなく夏休みに決行したんですよね。 |
羽越本線キハ40系47形。
見たことの無い塗装でしたが、中身はもはや乗り慣れた感のあるキハ40。
山陰本線や肥薩線、日田彦山線などでもお世話になりました。
あつみ温泉のあたりでしょうか。
羽越本線はこの辺りから、海岸線のすぐそばを走ります。
海の遠くにかすかに見えるのは粟島です。
今川駅のあたり? 新潟県に突入です。
夏でも日本海はあまり穏やかじゃないみたい。
残暑の陽射しに輝く日本海を眺めること100分。
村上駅に到着です。
そして最後まで未踏だった新潟県の地を踏むことができました。
ついに47都道府県全県踏破を達成です!
ただこの段階ではまだ実感が涌いてこなかったのです。
全県踏破の達成感よりもまず、知らない街に着いた緊張感の方が勝っていたのかもしれません。
到着したのが12時少し前だったので、まずは腹ごしらえをすることにしました。
観光情報誌に載っていたお店で、海鮮丼を注文。
で、頼んでお茶を飲んで一息ついたところで、時間差で全県踏破の達成感がやってきまして、
飛び上がりたいような叫びたいような、なんとも言えない感情が湧き出ちゃって困りました(笑)
ちなみにどんぶりの方の味は……ふつう?
さあ、おなかを満たしたら、村上観光スタートです。
ところで、写真中、旧西田川郡役所と旧鶴岡警察署庁舎が逆だと思います。緑の中を進む歩道がある方が西田川郡役所です。旧鶴岡警察署は、最近まで致道博物館の事務所に使っていたのですが、傷みが激しくなってきたので、大きな復元補修工事を行うと聞きました。
致道博物館の館長さんは、旧庄内藩主である酒井家の現役「殿様」ですね。旧大名家のほとんどは地元に住まないで東京に移っていますが、依然として藩政をしいている(^o^)のはここだけではないでしょうか。先代の酒井忠明さんの平成15年 86歳 での歌会始応制歌、
「今もなほ 殿と呼ばるることありて この城下町に われ老いにけり」
は、たいそう味のある歌ですね。
なるほど調べてみると、現館長の酒井忠久さんは旧庄内藩主酒井家18代御当主なのですね。
酒田市長も本間家の血筋だそうで、その土地に由緒ある方が今なお中心として活躍しているのは素晴らしいことだと思います。