5月3日、6日目です
土佐清水、竜串の海岸を観光と思っていたが、民宿の駐車場の猫たちに挨拶してからすぐ高知に向かう。
四国は北の方東西のへ延びる高速道路はあるが、南側は道半ばだ。土佐清水から高知近くまでが長い。計画中なのか看板をあちこち見たのですぐ乗れるかと思ってしまった。行けども行けども四万十町の標識がある。四万十川の河口からはもうずいぶん東に来たはずなのに。どうも四万十市と四万十町があるみたい。まあこの辺は福井県の方がわけが悪いだろう。越前市と越前町と南越前町があるのだ。おまけに越前市のJR駅は武生という。県外の人にわかるはずはない。
漸く高知市に入る。2時間40分かかった。目指すは高知赤十字病院。
ところが今日の当番医は整形外科ではない。脳神経科だという。比較的すいていたのはよかったけれど、まあ捻挫だろう、ということで湿布薬と痛み止めが出ただけ。ドラックストアと大差ない。
牧野植物園へ行く。
けっこうな山だが、車で登れる。ところが駐車場が満杯、一旦山を降りて再トライしたら今度は入れた。
牧野富太郎というのは大変な人だ。自ら植物の精と名乗ったらしいが、幼くして自分の道を見つけ、それに賭け続けた生涯だった。その業績は隠れもないが、随分人とも衝突したらしい。植物園内は緩いスロープが巡っている。連れは車いすを借りるという。いやはや押しましたよ、ずっと。こっちも不慣れだから、登りより下りが怖い。お天気は今日もよく、外を動いていると暑いくらい。
植物園を降りて繁華街へでて昼食。飲食店はたくさんあるが、どれも如何にも如何にもだ。しょうがないから適当に入る。
高知城付近の駐車場も混雑。高知城は登らず、高知城歴史博物館へ入る。
夕食ははりまや橋付近のこれも如何にも如何にもの処で。どうも高知へは何かを食べにまた来たいとは思わない。