ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

泥の玉

2019-04-25 | 人間性

historicjamestowne.org

 

 

 

 

固まった粘土の玉が入った袋を見つけたとき、その男は海岸で洞窟を探索していた。玉は、誰かが意図的に粘土を巻いて、焼くために太陽の下に置いたように見えた。おそらく、何人かの子供たちが、浜辺にいる間にそれらを作った、と男は考えた。それらの土の玉は、たいしたものには見えなかったが、男の興味をそそったので、彼はその袋を洞窟から取り出した。

 

彼は浜辺を散歩しながら粘土の玉を一つずつ海に投げやった。粘土のボールは飛んで海に消えていく。粘土の玉の1つを落としてそれが割れて開いた時まで、男は海にいくつかの玉を投げいれていた。開いた粘土の玉の中には、美しい宝石があった。

 

これを見て男は興奮し、残りの粘土の玉を壊し始めた。それぞれが異なる種類の貴石を含んでいた。約20個の粘土玉の中に何千ドルもの価値のある宝石を見つけた。彼は気づいた。自分は長い間浜辺にいて、隠された宝物を含む粘土の玉をずいぶん多く海に捨てていたと。彼が粘土の玉を捨てていなければ、数千ドルにも数万ドルにもなる宝物を持っていたかもしれなかったのだ。

 

ほとんどの場合、人は誰かあるいは自分自身さえも外部の粘土を見る。中身はいつもキラキラと美しく見えるわけではないので、私たちはその中を見ようともしない。私たちは人の外見だけを見て判断し、より美しく、スタイリッシュで、よく知られている、あるいは裕福である人に、重要性が高くあるとみなしがちである。私たち一人一人が持っているユニークな宝物を内側に探すのを忘れている。

 

私たちが人生の終わりに、粘土の中に隠された宝石を探そうと試みなかったので、友情や愛情という財産を捨てたことに気づくかもしれない。私たち皆が、その内側に持っている宝物を見つけるように、今日から生きていきたいものである。

 

 

  

alignable.com                                                                                                                           mybargainbuddy.com







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売り出しの仔犬

2019-04-24 | アメリカ事情

 alltimeshortstories.com

 

 

 

 

店の上の看板は「仔犬売り出し中」と読めた。


このような看板は子供たちの注目を集める方法としてうってつけである。その看板を見た小さな男の子が、店に入ってきて尋ねた。 「犬はおいくらですか?」


店主は、「どれでも30ドルから50ドル。」と言った。


少年は自分のポケットから持っていたお金をすべて取り出したー「2ドル37セントあります。」と彼は言った。 「犬たちをお見せください。」


店主は微笑んで口笛を吹いた。犬小屋から、5匹のかわいい犬が走ってきた。 1匹の仔犬はかなり遅れていた。その犬を指して少年は訊いた;「あの犬は、何が悪いんでしょうか?」


店主は「あの仔犬には生まれつきヒップソケット(寛骨臼)がないんだよ。少なくともそう獣医師は説明してね。二度と正しく歩けないと言うんだ。」


その少年は興奮して言った ー「それが僕が買いたい犬です。」


「あの犬を買う必要はないよ。無料で手に入れられるよ。」


その少年は気分を害した。彼は店のオーナーを見上げて言った。


「僕は彼をただでもらうつもりはありません。その仔にも他の犬と同等の価値があります。僕は全額支払うまで、今あなたに2.37ドル、それから月50セントづつでお支払いします。」


店主はこう答えた。「確かかね?そうまでしてあの犬が欲しいのかね?あの犬は、決して歩きもせず、走れもせず、君と遊ぶこともないのだよ。」


その小さな男の子は片方のズボン裾を持ち上げて、大きな金属製支柱で支えられた不自由な足を露出させた。彼は店主を見上げて、「僕は自分だってそんなにうまく走れないし、あの犬にはそれを理解してくれる人が必要なんです!」とそっと答えた。



Pinterestから


 

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天才の母親

2019-04-23 | アメリカ事情

ourpict.com

 

 

 

 

 

ある日、若いトーマスエジソンが学校から帰宅して、母親に学校からだ、と手紙を渡し、「僕の先生は、お母さんだけがこれを読むように、と言いました。」


彼女が息子にその手紙を声に出して読んだ時、母親の目はみるみる涙でいっぱいになった。母は読んだ:「あなたの息子さんは天才です。 この学校は彼にはあまりに小さすぎ、彼を教え導ける優秀な教師はおりません。どうぞお母さんがご自分で 彼にお教えいただけますように。」


数年後、エジソンの母親は亡くなり、彼はその世紀最大の発明家の一人として有名になった。 ある日、彼は自分の家族が残した古い物を見ていて、 突然、引き出しの隅に折り畳まれた紙があるのに気づいた。 彼はそれを取って開いた。


紙の上には次のように書かれてた。 「ご子息は頭が混乱しています。もう彼を学校に行かせないでください。」


トーマス・エジソンは何時間も泣いて、それから自分の日記に書いた:「トーマス・アルバ・エジソンは、頭が混乱していたが、英雄の母によって、世紀の天才になった。」



geni.com

Nancy Matthews Elliott Edison

ナンシー・マシューズ・エリオット・エディソン

偉大な母






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振り払って一歩上昇

2019-04-22 | 人間性

nypost.com 

 




ある男が彼のロバと荒廃した道を歩いていたとき、突然、ロバは地面の深い穴に落ちた。幸いなことに、ロバは落下によって傷つけられず、主人の助けを求めて鳴いた。主人はロバをうまく助けてやろうと努力したが、試みはすべて失敗した。荒廃した道で飢餓によって至るだろうロバの死を想像するのはかわいそうなことだった。男はロバを生きたまま埋めることによって、痛みの少ない死を与えることにした。


男はロバを生きて埋めようと意図して穴に土を注ぎ始めた。しかし、上からのたくさんの土がロバにぶつかると、ロバはそれを振り落としてその土の分だんだん上へ一歩づつ上がった。男が土を注ぎ込むほど、ロバの位置は高くなり、やがて、ロバは、穴から飛び出すのに十分なほど高くなった土の上にいた。


驚いたことに、年老いたロバはその穴から勢いよく飛び出してとことこと歩き去ってしまった。


人生では、あなたはあらゆる種類の土(=汚れ)を投げつけられるかもしれない。しかし、トリックはそれを振り払い、成功への一歩を踏み出すことである。私たちは、問題をあきらめることによってではなく、それらから学ぶことによって、最も深い穴から抜け出すことができる。それを振り払い、一歩上がるのだ。


イソップの寓話から。



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あなたはどのように覚えられたいか

2019-04-21 | 考え方

 tekniskamuseet.se

 

 

 

 

もう何十年も前のこと、ある男性が朝刊を読んでいた。驚きと恐怖を持って、彼は自分の名前を訃報欄で見つけた。新聞は間違った人の死を間違って伝えたに過ぎなかった。彼は彼の死についてのニュースの見出しを読んでショックを受けたのだった。落ち着きを取り戻してから、彼はそれを読んで人々が彼について何を言ったのかを調べた。

 

記事には「ダイナマイト王死す」や「死の商人だった」などの言葉が含まれていた。男性はダイナマイトの発明者であり、彼が「死の商人」言われているのを読んだとき、彼は自分自身に質問をした、

 

「このように私は覚えられるのだろうか」と。こんな風に人々に自分を覚えて欲しくないし、それを望んでもいない、と思い、彼は覚えられ方を変えることを決心した。

 

その日から、彼は世界平和に向かって働き始めた。彼の名前はアルフレッド・ノーベルで、すべての賞の中で最も大きな価値のある偉大なノーベル賞によって、彼は今日覚えられている。

 

ノーベル賞は、1901年以来、物理学、化学、医学、文学、そして平和のための仕事で卓越した業績を上げてきた世界中の男女を称えてきた。賞のための基金はアルフレッド・ノーベルが彼の最後の意志をしたためた1895年に築かれ、彼の富の大部分をノーベル賞の設立に残し

 

教訓:やり直すのが遅くなることはない。



Nobelmuseet (Nobel Museum), Storkyrkan, Stockholm 


 




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