医療破壊・診療報酬制度・介護保険問題を考える

リハビリ診療報酬改定を考える会を中心とするメンバーのブログ。リハ打ち切り問題や医療破壊等に関する話題が中心。

国民・当事者・現場の声をストレートに議員に伝える

2009-09-22 11:44:14 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
「臨床医は新人議員にメールを送って」
―民主党・鈴木寛参院議員(2009年9月 1日 ロハスメディカルニュースより抜粋)
http://lohasmedical.jp/news/2009/09/01024647.php

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 民主党の鈴木寛参院議員(医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟幹事長)は、「臨床医は『命に直結する一番大事な医療現場からお願いします』と言って、新人議員に現場について勉強してもらうよう、メールを送りまくってほしい」と求めた。臨床医は、『命に直結する一番大事な医療現場からお願いします』と言って、新人議員にレクをしてほしい。」と述べた。

 ロビー活動には、「組織化・スピード・繰り返し」が重要として、「臨床医がロビー戦争に勝てるかということ。これは民主党がどう、とかの問題ではなく、医療者が医療現場の問題を定期的に発信できるかということ」と主張。これまで自治体病院長や大学病院長などは議員にメールを送るなどして情報発信する習慣はなかったとした上で、「頭を切り替えてもらって一斉に説明に回ってほしい。医学部長会議や病院長会議は必ず国会前後に"根回し合戦"をし、ロビー活動をするクセをつけてほしい」と要望した。
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まさにその通りだと思います。

これまで、個々の医療介護制度に、現場からの声を届ける(効果的な)方策がありませんでした。

最も効果があったのは、しかるべき団体から官僚に『お願いする』こと。あるいは、ごく少数の『実力者』は、官僚との人脈によって、一部の意見を反映させてきました。その結果、官僚はどんどん鼻高々になって、権力を欲しいままにし、諸団体は官僚のご機嫌を損ねないように必死でゴマをすり、一方で、人脈屋さんが横行するわけです。

しかし、そんな時代はもう終わりました。

すべての国民、患者、障害当事者、家族、医療関係者、介護関係者等々が、直接、政治家に訴えるのです。官僚支配のシステムでは、何を言っても通りませんでしたが、これからは政治主導で政策に生かされる時代だと期待しています。

もちろん、正しい声が伝わらなければ、民主党の政策もミスリードされてしまうでしょう。例えば、『リハビリ包括化』の考えは、現場の意見を聞いていない段階で入ってしまったとしか思えません。

主だった議員だけでなく、皆様の地元の議員(与党であっても野党であっても)に直接声を届けましょう。

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