医療破壊・診療報酬制度・介護保険問題を考える

リハビリ診療報酬改定を考える会を中心とするメンバーのブログ。リハ打ち切り問題や医療破壊等に関する話題が中心。

後期高齢者医療制度が「現代の姥捨て山」と批判される本当の理由

2008-04-16 08:26:16 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
後期高齢者医療制度が「現代の姥捨て山」と批判される本当の理由
(ダイヤモンドオンライン辻広雅文氏記事より抜粋)

http://diamond.jp/series/tsujihiro/10024/

『負担と受益の一体化』により、『両者の関係が加入者に見えやすくなり、給付抑制のインセンテイブが働きやすく。』『今回の新制度の狙いも、まさしくそこにある。自ら保険料を支払う痛みを感じて、給付抑制の努力をしてくれ、と言うわけである。だから、悲鳴を上げる老人が増えることは、政府の狙い通りの結果なのである。』

『こうした国と市町村の利害が絡み、その狭間に落ちたような無責任が幾重にも重なった制度に老人たちが閉じ込められる。そう考えれば、新制度が現代の姥捨て山と批判されても仕方がないだろう。』
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日本臨床内科学会が後期高齢者診療報酬体系の見直し等に関する決議文を発表

2008-04-15 07:28:36 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
日本臨床内科学会が後期高齢者診療報酬体系の見直し等に関する決議文を発表

http://japha.umin.jp/info/2008/ketugi.htm

『日本臨床内科医会は、第一線の地域医療を担う医師集団の立場から、永年に亘って築き上げてきた患者と医師の信頼関係を崩壊させ、ひいては医療現場を無視した地域医療の崩壊をもたらす平成20年度診療報酬改定に対して、理事会・代議員会において以下の決議をおこなうものである。』

『病態が変化することの多い高齢患者にとって最良の医療選択の余地をなくす医学管理料である。』『複数の疾患を合併している高齢者にとっては、専門性の異なる複数の主治医が連携して治療にあたる体制が好ましく、疾患名が異なる場合は複数の医療機関でも算定可能と、要件を変更すべきである。』


*2年前の日本リハビリテーション医学会等の沈黙とは異なり、専門家団体としての見識を感じます。
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後期高齢者医療に関するネット上の報道

2008-04-14 10:45:04 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
後期高齢者医療に関するネット上の報道

各地の医師会、後期高齢者医療に相次ぎ「反対」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/update/0411/TKY200804110275.html

「後期高齢者」廃止求め声(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200804110274.html

中国地方の医師会に「主治医制」拒否広がる(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200804100364.html

多様な病気管理できぬ 医師会、診療料に反旗(河北新報)
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毎日新聞特集:この国はどこへ行こうとしているのか 多田富雄さん

2008-04-12 11:11:34 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
この国はどこへ行こうとしているのか 多田富雄さん(毎日新聞特集記事)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080411dde012040034000c.html

 <おちおち死んではいられない>
 ◇今の政治は病んでいる‐‐免疫学者・74歳・多田富雄さん
 ◇後期高齢者医療制度は姥捨てです 反乱起こしたいぐらい

「リハビリは、病気から回復するための医科学です。それを制限するのは、治るのをやめろと言うのと同じ」
・・・
「高齢者や障害者は早く死ねというならナチスと同じ。国は、国民が自ら国民皆保険を捨てるのも狙っているのでしょう」
・・・
長寿医療制度への呼び換えを指示したのは福田康夫首相だ。
<怒りに身が震えます。体さえ動けば1300万人の後期高齢者と、その予備軍を結集し、『老兵連』を集めて反乱を起こしたいぐらい。力はないが数はあるぞとデモしたい。言い換えで誤魔化されるほど、後期高齢者は落ちぶれてはいない>
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長寿医療制度:「高齢者に大きな負担」県医師会、撤回求める 当事者に戸惑い /茨城 (毎日新聞記事)

2008-04-09 13:53:12 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
長寿医療制度:「高齢者に大きな負担」県医師会、撤回求める 当事者に戸惑い
(毎日新聞)

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080405ddlk08040044000c.html

「制度について、高齢者も医師もよく分からない状態。世界一の健康長寿国を支える今の(国民皆保険)制度をなぜ壊そうとするのか。この国を立て直してきた高齢者に対して、早く死ねということか」

ポスターダウンロード(PDF)
http://www.ibaraki.med.or.jp/files/pdf/download_159.pdf


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「命の差別」後期高齢者診療料 地域医師会で届け出拒否の動き

2008-04-09 12:32:09 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
■後期高齢者診療料 地域医師会で届け出拒否の動き
~茨城県医は会員に出来高払いでの算定求める~
(MMIニュースより抜粋)
http://www.mmi-net.co.jp/news/index-n.html?../PWD/news/20080407/new2008040703.html
(MMIへの入会が必要です。)

「75歳を境に医療を区別するのは、命の差別ではないか。制度自体の撤廃を求める運動を展開するが、とりあえず後期高齢者診療料を届け出ないよう呼び掛けたい」
茨城県医が会員あてに送付した文書では、
<1>「1患者につき1医療機関」の算定は実態に合わないものであり、断固反対する
<2>後期高齢者診療料の届け出を行わず、出来高払いで算定する
<3>後期高齢者診療料の届け出条件である研修会の開催について、茨城県医では行わない
―の3点を挙げた。患者に対する署名活動も開始した。
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リハビリに壁 新たに時間制限導入 「医療水準保てない」増す苦悩(北海道新聞)

2008-04-08 12:18:27 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
リハビリに壁 新たに時間制限導入
「医療水準保てない」増す苦悩

(北海道新聞)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/85995.html

「国は規格を作って、それに無理やりはめこもうとしている」
「そもそも高齢者に急激な『改善』を求めること自体が問題。国の制度は年々厳しくなっており、現場は危機感を強めている」

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「リハビリ制限、後期高齢者医療制度は国のうば捨て施策」(日経メディカル記事)

2008-04-05 21:12:08 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題

多田富雄氏(東大名誉教授)に聞く
「リハビリ制限、後期高齢者医療制度は国のうば捨て施策」

(日経メディカル)

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200804/505963.html


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脳卒中患者の行き場がない

2008-04-04 16:16:09 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題
脳卒中患者の行き場がない

今回の診療報酬改定の「棄民」政策推進の具体的問題点がよくわかります。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15427.html

じっくりとお読み下さい。

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後期高齢者医療制度は憲法違反?

2008-04-03 22:36:37 | リハビリ打ち切り/医療破壊問題

「入山料つき姨捨山」医療制度とも言われる高齢者医療制度ですが、障害者は65歳から入山料(保険料)を取られるようです。

法律の専門ではありませんが、これは、どうみても憲法違反ではないですか?

姨捨山の登山口に入った途端に、これまでと同じ質の医療が受けられなくなるわけですから。

健常者は75歳で死ね、障害者は65歳で死ね、と言っているに等しい制度が、どうやったら正当化できるのでしょうか?

戦後の荒廃から日本国を作ってきた人達を待ち受けた社会保障が、入山料つき姨捨山であったとは・・・。

(政府や舛添厚生労働大臣は、新高齢者医療制度とか長寿医療制度などと言い方を変えて、入山料つき姨捨山医療制度であることを隠そうとしています。)

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