日数上限以降のリハビリは、差額ベッドと同じ扱いになるようです。これは実は大変なことだと認識すべきではないでしょうか?
リハビリは差額ベッドとは異なる医療の本質的な治療であるはず。これを保険で負担しないで、この国の医療制度は国民皆保険制度と言えるのかと疑問になります。
リハビリ医療が自費になった場合、月に50万円以上の自己負担もあり得ます。それでも、蓄えがある人がいるからいいではないか、と思う人がいるかもしれません。
しかし、そこが国の狙い。差額リハビリで医療の本体部分にじわじわと自費部分を浸透させれば、次々と差額を取り入れることで、患者自己負担を増大させることができます。
差額抗生剤、差額降圧剤、差額透析、差額人工呼吸器管理・・・・。
したがって、選定療養の問題は、リハビリ医療の限定的な問題ではなく、国民皆保険にかかわる問題だと思うのです。
リハビリ医療がこのところ狙い撃ちにされている理由等について、こちらに二木立先生の講演のメモがあり、大変参考になります。
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20080210/1202653837
問題意識が高いブログが増えて、専門家団体のかわりにオピニオンリーダーをしてくれているようです。多くの専門家がこのような情報発信をすることも、医療を正しい方向に進める原動力になると思います。
リハビリは差額ベッドとは異なる医療の本質的な治療であるはず。これを保険で負担しないで、この国の医療制度は国民皆保険制度と言えるのかと疑問になります。
リハビリ医療が自費になった場合、月に50万円以上の自己負担もあり得ます。それでも、蓄えがある人がいるからいいではないか、と思う人がいるかもしれません。
しかし、そこが国の狙い。差額リハビリで医療の本体部分にじわじわと自費部分を浸透させれば、次々と差額を取り入れることで、患者自己負担を増大させることができます。
差額抗生剤、差額降圧剤、差額透析、差額人工呼吸器管理・・・・。
したがって、選定療養の問題は、リハビリ医療の限定的な問題ではなく、国民皆保険にかかわる問題だと思うのです。
リハビリ医療がこのところ狙い撃ちにされている理由等について、こちらに二木立先生の講演のメモがあり、大変参考になります。
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20080210/1202653837
問題意識が高いブログが増えて、専門家団体のかわりにオピニオンリーダーをしてくれているようです。多くの専門家がこのような情報発信をすることも、医療を正しい方向に進める原動力になると思います。
新年度のリハビリ関係の厚生労働省の政策の中身は、棄民であり、行政的な安楽死・障害固定政策と判断されたため、
http://homepage1.nifty.com/jsawa/medical/
このようなページを立ち上げて、広く危険性を知らせる活動をしております。
私は秋田県で脳外科研修医をしていた頃に、長期にわたる回復をみてびっくりした経験から、回復期リハ病棟での仕事において、180日制限などまったく無視して仕事をしてきました。もちろん、長期のリハが必要あるいは有効でありそうなケースに限ってですが。
期限をこえたらたった13単位(3時間20分)しか報酬がでないなど論外。
自宅退院率の数値目標設定による棄民政策もこのことも、道徳的に間違っており、反人道的であり、福田内閣の「生活安心プロジェクト」の思想にも反してます。厚生労働省のリハに関する政策は、道徳的立場の真剣な反対により撤回できることを私は毛ほども疑っておりません。
リハ医療における長期にわたる回復曲線をご存知ない方々は次のパワーポイントファイルをごらんなってみてください。
http://homepage1.nifty.com/jsawa/ginza/medical/FIM_application.ppt
今回の改訂に反対する方々に呼びかけます。厚生労働省は越えてはならない一線を越えました。よって道徳的な非妥協的な反対運動の条件が満たされたのです。既に大手の新聞社は真剣な取材を開始しつつあります。