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薪ストーブのある生活

2011年02月25日 | いち押し!リフォーム
この「いち押し!リフォーム」は、リフォームをお考えの方に参考になる事例です。これから掲げていきますのでお楽しみに!

 年末に能勢の「カフェ&ギャラリーやまぼうし」のオーナーから「ご近所の方が薪ストーブを取りつけたいと言われているので連絡してあげてください」とのお電話がありました。
 早速、能勢の別荘へ伺いました。食堂の出窓部分にストーブを置きたいとのご要望で、最初は「やまぼうし」さんと同じ形で背面と床にレンガを積む本格プランを提案し、工務店さんに見積りを出してもらいました。

 改修工事費が薪ストーブ工事と同じぐらいかかり予算オーバー! 再度、メーカー品の壁・床を熱から守る「プロテクター」の採用を提案、一月末から工事することとなりました。
設置後の「火入れ式」には工事の中崎さんが丁寧に説明を加えながら薪をいれていきます。煙突から煙が…だんだん部屋も暖かくなってきます。みんなで興味津々、炎を見守ります。炎を見ていると心も安らぎます。
 ベルギー製のドブレ薪ストーブはシンプルで質実剛健な、落ち着いた飽きのこないデザインで、ガラス上部から温まった二次燃焼用の空気がカーテンのように吹き付けて、汚れがつかないような巧みな設計となっている優れものの薪ストーブです。操作方法も簡単そうで施主も一安心です。梅雨時の除湿効果もあるそうです。
 期間限定で特別価格がでるとのこと、お勧めです! 暖炉・薪ストーブのお問い合わせは 暮らし方研究会 0120-11-6584 へ。                        

カフェ&ギャラリーやまぼうし http://www.cafe.zaq.jp/yamaboushi/
新井律子建築設計事務所 http://www.arai-ksj.info/ 
(株)鈴木工務店 http://www.kk-suzuki.com/gaiyou.htm
 
 
れんが積みの本格暖炉                                    カフェ&ギャラリー・やまぼうしの薪ストーブ

BEFORE


AFTER


 

DATA:
・工事場所  豊能郡
・工事内容  薪ストーブ設置工事
・工事金額  薪ストーブ工事 ¥1,102,500(プロテクターを含む) 
         改修工事     ¥220,500
・施主の年代 60代

「アースマラソン」

2011年02月04日 | メンバーの日記

2011年1月21日、タレントの間寛平さんが
たくさんの暖かい声援に包まれて、無事ゴールテープを切りました。

自らの脚と風の力だけで地球を一周したいという思いと「目立ちたいの~」の一言から、2008年12月にスタートし、日本を含め18カ国、マラソンとヨットでそれぞれ約2万kmずつ、合計41,000km超を766日間かけて移動するという壮大な夢の完結でした。
途中、行く先々の国での素敵な出会いや感動の再会もたくさんありましたが、前立腺がんの発覚や応援歌を作ってくれた親友の忌野清志郎さんの訃報など、アクシデントもそれと同じくらいあり、かなり危険な目にも遭ったりと、決して平坦では無く過酷な道のりだったと思います。自然の美しさを感じながらも、その厳しさも当然目の当たりにしたことと思います。

だけど、一人の人間がただただ走るというこの行為に、たくさんの涙や笑い、勇気や元気をもらいました。その人のひたむきさが、それを見る人の心にこんなにも働きかけるものなんだなぁとつくづく感じました。

そして最後に芸人仲間や応援してくれた人達みんなの前で「俺はほんまに幸せもんや~」と叫ぶ寛平さんを見て思いました。
自分の好きなことをして、回りの人たちに応援され、そして感動を与え、なおかつ最後に関わったすべての人に感謝できてしまう、そんな彼の生き方がとてもうらやましいなぁと。

パートナー
三谷 篤/(株)徳岡工務店 建築生産本部 お客様サービス部門
http://www.tokuokas.co.jp/

「時間どろぼう」。

2011年02月03日 | メンバーの日記
否応なく仕事に追われていた年末、知り合いに薦められた本の一節にそんなキーワードが気になり一気に読み込んだ本、それがミヒャエル・エンデの「モモ」だった。
ご存知の方には言うまでもない書のようだが、恥ずかしながらいまさらのように読みふけてしまった一冊だ。

モモという「みなしご」が住む廃墟と化した円形劇場を舞台に、モモやその仲間たちのところに忍び寄る時間銀行の灰色の男たち。

時間を節約し、それをお金に換えていく貨幣社会。時間を節約すればするほど金銭的に裕福になれど、ますます時間が無くなるという大人社会の図式。それが、子供たちにまで忍び寄り、子供たちは遊びを忘れモモのもとから去っていく。
童話でありながら、その奥深さは現代社会を生きる僕たちに何かを呼びかけているような「大人のための童話」であるかのようだ。

ふと自分の仕事に振り返ってみると、「住宅産業」というハードとしての産業に果たしてどれだけの価値を見出すことができるだろうかと疑問に感じる。
同じ外観や同じ間取りの画一化された大量消費文化の遺産を残しつつ、これからの時代を生きていくことはナンセンスだと思う。人それぞれに住まい方があり、人それぞれに時間の使い方がある。

そんな人人それぞれのこころに溶け込むような「すまいさんぎょう」としてのソフトの部分のお手伝いをしたい。と改めて思った一冊だった。

そして結局、僕のところに「時間どろぼう」がまたやってくることになるのだけど。


参考文献 モモ (岩波少年文庫(127)) [ペーパーバック]

パートナー
山崎 正夫/日本オスモ(株) 営業部 課長
http://www.nihon-osmo.co.jp/