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宝塚のリフォームが完成しました。
昨年、70代のご夫妻から築約20年の住宅の改修のご相談がありました。
その相談内容は、
1.三幅対の掛け軸を居間に掛けたいのでそのしつらえを考えて欲しい。
2.バルコニーの扉が内開きになっていて雨が入らない方法をいろいろ工夫してみたがうまくいかない。
3.バルコニーの下の雨漏り跡の点検。
4.2階和室聚楽壁の塗り替え。

打合せ後
内開きのバルコニーの扉については、既製のアルミ扉に取り替え、
和室聚楽塗り替え、
バルコニーの下の雨漏りについては、かなり腐朽が進んでいたため痛んだ部分を撤去・復旧しました。
さらに3階まで吹き抜けたパティオ空間に構造補強を追加しました。

奥様から「私もかねてから不安に思っていました。」
ご主人から「地震が起きたら夫婦そろって死んだら良いと思っていました。」
そんな訳にはいかないと、居間ののしつらえよりは構造補強とメンテナンスを優先することになりました。

2階梁を設置、火打ち材を角の4箇所設置しました。
火打ち材は地震の時などに建物の角がゆがまないようにする大切な部材です。特に隅柱では重要です。
火打ち材の一ヶ所を壁にクラックが出てきていた3階に取り付けました。

ご夫妻から「これで地震でも生き残れる可能性が出てきた。ありがとうざいました。」と感謝の言葉をいただきました。東日本大地震の前に決めた事ですが、少しでも安全になって良かったと思います。

文/新井律子

BEFORE
 バルコニー扉の雨の進入

 吹き抜けのあるパティオ

AFTER



DATA:
・工事場所  宝塚市
・工事内容  メンテナンス・耐震補強改修工事
・工事金額  ¥615,300 
・施主の年代 70代

サブリーダー

(株)鈴木工務店 斎木尚樹 http://www.kk-suzuki.com/index.htm


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本日は、メーカーの立場というより一消費者としての住宅に関するお話をしたいとおもいます。最初に述べてますが、私は自閉症の息子を持つ父親です。自閉症については色々な研究が昨今されてきていますが、まだまだ社会的に認知されてはいない障害です。一般的には通常よりも何かの発育が遅く、知的な発達障害を伴う場合が多いのですがその要因としては、生まれつき、脳に何らかの異常があることによるといわれてきています。
そんな私が戸建住宅を建てる事にしたのは、子供がこだわり(自閉症特有の症状<性格?>)があり、とても転勤等の生活環境の大きな変化に耐えられないということになって来た事がきっかけです。そんな私の家造りはそこからがスタートでした。
そんな子供を持つ家庭ですから家造りはその子が中心になってきます。どんなことかと言いますと、例えば、多動(落ち着きがなく走り回る)(部屋の中でジャンプをし続ける)(高いところに上りたがる<タンス>)(勝手に家を飛び出す。)(二階のベランダから飛ぼうとする。)パニック(襖を破る)(蛍光灯にアタックする)(テレビを殴る)(ガラスに右ストレート)などが日常でおきている彼の行動パターンです。これらの行動パターンに負けない住宅とはどんな物なんだろう…と考えました。
今、住宅造りはこだわりを実現するということで、家族構成やご夫婦の生活パターン、趣味へのこだわり、などにあわせたプランを提案してくる住宅メーカーの営業マンは当たり前の状況ですよね。しかしながら、障害を持つ家族、それも知的障害を持つ家族に対する住宅プラン提案をしてくれる住宅会社は多分少ないのではないかとおもいます。そんなお子さんを持つご家族への同じ境遇の父親のアドバイスと思っていただければ幸いです。
まず、多動についてですが、外に勝手に出ないようにする、二階のベランダに勝手に出ないようにするために、玄関ドア、勝手口ドアなどはお出かけサムターン(LIXIL称号)をお勧めします。これは、ドアの室内の鍵を開け閉めする部品が簡単に取り外せるようになっているものです。もともとは、ガラス破りの外からの防犯で出来ているのですが、子供が飛び出さないようにするには有効です。その他、ガラスサッシを勝手に開けて飛び出したりするのを防止するには、カクスという商品(LIXIL商品)があります。これも防犯で考えられた商品ですが、鍵付にすれば中からもキーがないとサッシが開かないようになっています。これで、多動に対する対策はほぼいけると思います。後は、家中飛び回りますので防音対策は出来るだけ強化すべしと思います。ちなみに私は開口部については全てシャッターをつけました。また、高断熱住宅にしましたので壁自体も防音性の高い仕様になっています。ここは、プロに相談されるのが一番だと思います。
つぎに、パニック対策ですが、これは、どちらかというと我が家の反省からの助言と思っていただいて結構です。私達が一番困っているのが和室の内壁についてです。我が家の和室は、クロス仕上げでなく、塗りの処理でしたので、何かでこすったり、ぶつけたりしますと直ぐに傷がつきます。結果入居後1年で、我が家はクロスに張り替えました。一般的な家庭だとそんなこと注意してやらさないようにさせれば・・・と言われるかもしれませんが、同じ様なお子さんをお持ちのご両親には痛いほどご理解頂けると思います。そして余裕があれば、セキスイハウスさんだったかと思いますがお子さんの落書き壁の設定プランがあったと思いますが、落書きだけでなく出来れば殴ったり蹴ったり出来るコーナーがあればいいと思います。(よくある幼稚園なんかの遊具で転んでも怪我をしないやわらかい材質の遊ぶコーナーの事で、子供部屋なんかにあると良いですね。)我が家では、パニックになった時の発散として、パンチングマシーンとかを用意したりしています。気分を落ち着かせる何かを考えてあげられればいいと思います。
今回は、ながながと私の家庭の事情みたいな事を報告した結果になり参考にならない方には本当に申し訳ありません。ただ、例えば、私と同じような障害者を持つ家族にとっての住宅造りとはという観点でも我々その業界のプロとしてその話と状況を聞いてアドバイスが出来る事があっても良いのではないかとも思います。最後に、自閉症のご家族の皆さん。元気に頑張っていきましょう!

パートナー
井居 健二/トステム(株) 関西支社 営業開発部 部長
http://www.tostem.co.jp/ 


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