リファインおおぐち

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地震(烈震・激震)体験 (講演会にて拝聴して)

2009年07月28日 | 耐震・震災・地震
mottoひょうご事務局長 栗木 剛さんをご存知ですか・・・。

青少年育成・福祉・地域づくり・両親教育・キャンプ屋ゲーム(野外活動)指導などを兵庫県を拠点に全国へ講演活動をされておられると同時に地域活動、まちづくりを自ら行ってNPO法人理事や大学講師、行政の各種委員など勤められているご多忙な日々を送られている方です。(ご本人曰く「舌耕(ゼッコウ)家」を名乗っておられますが)
過日、岐阜県某市で、「災害が教えてくれた”地域力”」の演題で講演を拝聴しました。大変、中身の濃い独特な講演方法で、講演内容も印象も強く残りました。
栗木さんは、兵庫県明石市にお住まいで、「阪神淡路大震災」(兵庫南部地震)に遭われ、その時の家族を守り生き残りを掛けた日々と地震直後の事を話されました。

明石市は地震の震源地「北淡断層」から3.5Kmしか離れていませんでしたが、地層の関係で震度6強(神戸市・西宮市・淡路島北部は震度7)だったようですが、その瞬間、水屋から食器類が45度上に飛ぶ、とか、体が上下して浮くような感覚、家具は部屋を瞬間移動するとか聞くも恐ろしい体験も話していただけましたが、大事なのは、家屋倒壊だけは免れた、ご近所との普段の付き合いが大切で、先ず互いの安否を確認する。(山間農地での村落では家屋倒壊してたら、誰が何所に閉じ込められえていると救助の人に教えられる程、屋内事情に詳しい。都会ではプライバシーの壁?)
この震災では、電気・ガスは2週間以上、水は1ヶ月以上に亘り途絶え、その中で地域(町内)で助け合い、地域の絆を固めることが第一歩と学びましたが、さて、自分に置き換えると自信はありません。

  大地震直後のすべき事、3ヶ条を紹介します。
1.先ず靴を履く。(足の裏を切って怪我すると避難もできない。もちろん家内外の移動も出来ず)・・・自分はそれを聞いて、枕元にシューズを置いてます。
2.冷蔵庫にある物は食べれるだけ、即食べる。(冷蔵庫外のもちの短い物も)
3.大声を出して家族安否確認する。(中々声が出ないから、あえて…)声の掛け合いで互いの状況を先ずチェック。家具に押しつぶされてなければ、家具をむやみに動かさない。(微妙に倒れかけのバランス維持で)

◎.家族の安否無事確認が出来たら、両隣向かい3軒に声をかける(大きな声で)・・・ご近所さんも励まされた格好になり、安否確認にもなります。
 と、まぁ中身が濃く、震災罹災と言う悲惨な話なんですが、独特の口調と15分~30分毎に聴衆者に手遊び、ジェスチャー、ゲーム、お隣とお喋りを指導?しながら楽しく一緒に聞きほれた2時間でした。

 ○講師推薦 AAA(トリプルA!)ぜひ、この地域(愛知県北部)でも、聞いて戴きたいものです。[岐阜県は相当回られていますが、何故か愛知県はまだ無いみたいですね。]

栗木 剛さんのホームページは、
mottoひょうご
 http://homepage2.nifty.com/kuriki/index.html

(講演活動を主体にスケジュールいっぱいにビックリですよ。ぜひ訪問を)
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※やっぱり、耐震化(耐震補強)は先ず、家をお持ちの方は、「家」財産を守るのも大切ですが、やはり、まず『家族の命』を守ることが第一ですね。
  それには、全壊どころか半壊も防止し、避難生活に至らない対策が優先します。
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  家具固定や、避難道具、防災用品など、今後は積極的に収集して掲載したいと考えています。
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住宅耐震診断・耐震補強工事:専門技術者
増改築リフォームの
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NPO法人 住まいの構造改革推進協会・正会員(2-0603)
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☆ 総合建設業・㈱酒井建築
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 http://sakai-kenchiku.co.jp/

ウッドピタは矢作建設グループの耐震化外付け工法です。