銀のつぶ

■石の上にも三年目。

ハリーポッター

2005年09月26日 | 真・銀つぶ
ハリーポッターシリーズの最新作「炎のゴブレット」がまもなく公開される。

「賢者の石」「秘密の部屋」「アズガバンの囚人」に続く四作目である。

第一作目は2001年、今から丁度四年前である。
ロードオブザリングの第一作目と同じ時期に放映していたのを覚えている。

こう見えても私はハリーポッターシリーズをすべてチェックしている。


私が映画に求めるものは「非現実性」である。

エイリアンが出てきたり、モンスターが出てきたり、ガンダムが出てきたり。。。
恐竜なんか出てきた日にはもうハァハァ言ってしまう。

映画でしか見ることのできない世界や映像を求める傾向にあるようだ。

そしてこのハリーポッター。

世界観がすばらしい。

魔法が実在する世界を描いているが、
作品オリジナルの概念や習慣、文化がこの物語の面白さを引き立てている。

私が魅せられるには十分のキャパを持っている珠玉の一作と言える。


登場人物も魅力的なキャラクターが多い。

当然お気に入りのキャラクターもいる。

ハーマイオニーちゃんである。

主人公三人組の一人、優等生の女の子である。

名前がハーマイオニー。

覚えにくそうな名前であるが何故か頭に残る、
なんとも言えない響きがたまらない。

ハーマイオニー、何も名前の響きだけで気に入ってるわけではない。

彼女はとてつもなく努力家なのだ。

人一倍努力し、人一倍一生懸命に勉強をしている。
そして確かな実力を身につけている。

それゆえの優等生なのだ。
努力の上の優等生なので嫌味が無い。

物語の舞台となっている「魔法学校」に通う子供達は主人公も含め
何かと高貴なお家柄出身者や魔法のサラブレッドたちが多い。

そんななか彼女はいたって普通のお家柄、むしろ下級階層である。
劇中、そのことで他のエリート出身者達に馬鹿にされる。

しかし彼女は凛とした態度でこれを一蹴する。


勝負は家柄ではないわ、実力よ!
実力こそがすべて!
圧倒的な実力こそが物を言うのよ!
お家柄の優劣なんて、実力でねじ伏せてくれるわ!



と言わんばかりの自信に満ちた立ち振る舞い、強気な態度、
幼いみそらでたいしたものだと感心させられる。


また彼女の魅力は内面的なものに留まらない。

こんな娘がいたら親は絶対嫁に出さないだろうと思われるぐらいの
キュートなビジュアルもその大きな魅力のひとつだ。

今のところシリーズ一貫して、同じキャストであるが
回を追うごとに、どんどんかわいくなっていくのがわかる。

そしてかわいいにもかかわらず眉毛が太い。

勉強、スポーツ、ビジュアル、家柄、すべて兼ね備えている優等生の、
とてもダサい私服姿を見た時、妙に親近感を覚えるのと似たような感覚。

嫌味が無いのである。

最近流行りの言葉でいうなれば、
そのギャップに「萌え~」な人間は世界中に何人いることだろう?

ハリーポッターシリーズの隠れた、且つ最大の見所は
シリーズを追うごとに徐々に手入れされていく
彼女の眉毛の推移にあると言っても過言ではない。


そういった意味でも今作、とても楽しみだ。


ちなみに原作ハリーポッターの最新作の日本語タイトルは

「ハリーポッターと混血のプリンス」である。

連ドラ

2005年09月24日 | 真・銀つぶ
私はトレンディドラマをほとんど見ない。

なぜなら、一旦ドラマを見出すと、
毎週その時間確実にドラマを見るために費やさなければならなくなるからだ。

丁度いいところで終わり、次回に持ち越され一週間待たされるのも嫌いだ。

よっぽど惹かれるドラマでなければ初回からは見ない。

ここ最近で見たドラマといえば、「僕の生きる道」「白い巨塔」
「Dr.コトー診療所」「恋に落ちたら」である。

結構見ている。

人の生死がかかわってくる物のドラマをわりと好む。
間違ってもラブストーリー物は見ない。

見たくも無い。
虫唾が走る。

架空の世界でイケメンと美女がくっつくのくっつかないのを
わざわざ毎週時間を割いて鑑賞するなど私の中では愚の骨頂だ。

名前からラブストーリー物だと思われがちであるが
「恋に落ちたら」は草薙剛主演の
企業家サクセスストーリーがメインの話。

もともと草薙のドラマは好きであるが
今回はどうせラブストーリー物だろうと思って最初は見ていなかった。

ところがこいつが面白かった。


そして今クールは珍しく二本のドラマを見てしまった。

「海猿」と「電車男」だ。

「海猿」は「白い巨塔」に登場した、へたれ医師でお馴染の伊藤英明が主演である。
「電車男」はかつてのチビノリダー、伊藤淳史が主演を勤めている。

キャスティングに惹かれたようなものだ。

両名とも映画版「海猿」で共演している。

映画版「海猿」はなかなかハッとしてグッと来る作品であった。

へたれ医師もチビノリダーもなかなかいい味をだしていた。
だから今回も見る気なったのだ。

「海猿」、かつてのへたれ医師が見事にビルドアップし
これ見よがしに筋肉を見せ付けるという内容のドラマだ。

映画版では気にならなかったはずの迫真の演技のみぎこちない
という特徴がドラマ版では顕著に現れ、
泣き所で泣くに泣けないと言う結果に終わった。

仲村トオルと時任三郎がいなかったらどうしようもなかったろう。


「電車男」、ラブストーリー物とわかっていたのでやはり最初からは見ていない。

しかしあまりの非現実的な恋愛サクセスストーリーに意外と面白みを感じてしまい、見てしまった。

A-BOY(アキバ系)が電車の中で酔っ払いに絡まれる清楚な美女を助けたことから始まる恋愛物である。

本当に有り得ない。

そういうことは通常、ビジュアルか経済面が特化していないと有り得ないことなのだ。

ましてやここ浜松では東京と違い、電車という電車が赤電ぐらいなので
そういう奇跡が起こりえる確率は天文学的に低い。

浜松中のA-BOYが赤電車男になろうと試みても無駄なのである。


どちらも最終回を迎え、それなりに視聴率は良かったようだが
やはりドラマよりもお笑いの方がよい。


最近引っ張りだこのレイザーラモンの今後の動向も気になる。

今度プロレスデビューするらしいが初戦の相手がインリンオブジョイトイらしい。

しかし我等がハードゲイ、
名前にofが付く性悪女になど負けはしない。













ユーザー車検

2005年09月20日 | 真・銀つぶ
今日はユーザー車検に行ってきた。

まずユーザー車検と普通の車検どう違うのか?

もっともな質問である。

普通、車検というと車屋さん、もしくはバイク屋さんに車体を預け、
乗るばっかにしてもらうというものが一般的だ。

そして車屋さんは預かった車体を陸運局というところに持って行き、
さまざまな検査と手続きを行ってくれる。

これには当然、手数料もかかるし、
車検が通るようにするための整備代もかかる。

結構馬鹿にならない金額だ。

そしてユーザー車検というのは、この陸運局に行っての手続きや検査を
自分でやるというものなのだ。

自分でやるので当然手数料が節約できる。

しかし、陸運局ではあくまで検査手続きと検査のみを行うところであるので、
車体の整備等は自分でやるか整備士に頼むしかないのである。

時間と整備ノウハウがあればユーザー車検の方がお得だということは
わかって頂けただろう。

私は今回でユーザー車検は二回目である。

前に行ったのは二年前だ。

必要書類等はわかるものの検査のやり方などとうに忘れてしまっている。

一応書類の手続きは問題なく終わった。

検査の方も一応事前にやり方を調べたし、一度やったことがあるので大丈夫だろうと思っていた。

しかし違った。

実際検査場に行くと調べたものと勝手が違い、さらに二年前の記憶など無いに等しい。

あろうことか検査場現場でまごまごしてしまった。

不覚である。

一応何とか切り抜けたものの検査員に

「現場でやり方がわからないじゃ困る。きちんと事前に下調べしてから来なさい。」

と言われてしまった。

たしかに一人がまごまごしていては後ろに並んでいる人に迷惑がかかる。

だからと言って検査員が一人一人に説明して回るわけにも行かない。

その人のいうことはもっともだ。
一理ある。

が、しかし

私は一応事前にやり方を調べた。
その上で現場の勝手がわからず困ったのだ。

なぜなら現場に検査の手順が書かれた案内も、
検査機器の使い方の案内も無ければ
検査員のナビもほとんど無いのだ。

どうぞ勝手に検査してくださいといった感じだ。

車検というものは車もしくはバイクを所有する者であれば誰しもがやらねばならぬものである。

車業者、バイク業者に頼むのが一般的であるものの、だからと言ってその人たちがわかればいいようなつくりになっているのはおかしくないか?

当然自分でやりにくる人もいるわけでその人たちのためにせめて手順ぐらい書いておくべきではないのか?

業者の人は毎日のように検査を受けにくるのでやり方はもうマスターしてるのであろうが、一般の人は二年に一回しか受けに来ないのだ。

やり方を覚えていろというほうが難しい。

手順や検査機器の使い方を書いたプラカードを立てておくだけでもいいのだ。

そうすればもっとスムーズに検査が進むし
仮に何の知識も無い人が検査場に入ったとしてもそこそこ対応できるだろう。

少し考えれば対策はできるはずだ。

しかしそういったことをせずに闇雲に「調べてから来い」というのはあまりに理不尽。

その場でぶっさらってやろうかとも思ったが、
車検に割ける日は今日しかない。

下手に事を荒立てて車検が通らなかったじゃ泣くに泣けない。

私ももう大人なのでぐっと下唇を噛んだ


もちろん親切に教えてくれる方もいらっしゃるので一概にはいえないが

こういう姿勢がお役所のイメージを悪くしていることも否めない。










十五夜

2005年09月19日 | 真・銀つぶ
今日は十五夜、満月である。

かつて私は十五夜と呼ばれる日が毎年違う日であることに疑問を感じていた。

十五夜、十五の夜、つまり15日の夜のことではないのか?と。

大体秋っぽい月の15日、なんとなく9月15日が十五夜の日だと思ってた。

そして毎年9月15日がそうそう都合よく満月になるわけも無く
微調整の関係で9月15日に近い満月の日を十五夜と呼ぶのだろうと解釈していた。

が、実際はもっと別の理由があったのだ。

十五夜というのは旧暦で8月15日のことであるらしい。

なるほどそれで毎年違う日が十五夜なのも納得がいく。

ネットとはかくも便利なものだ。

長年の疑問を一瞬にして解決してくれる。
おまけに新しいトリビアまで手に入る。

一年のうち満月は十数回あるが、
十五夜の月だけが「中秋の名月」ともてはやされる。

これは何故か?

何かとイベント好きの日本人が、十五夜の月を特別扱いしたくて考え出したキャッチフレーズだろ?と思いがちであるが実は昔からのいわれがあった。

「八月十五日」と書いて「なかあき」と読む名字の人がいるらしい。

八月十五日=なかあき=中秋

というわけで旧暦で8月15日である十五夜の月を「中秋の名月」と言うようになった訳だ。

何のことはない。ただの駄洒落だ。
昔の人もなかなか小粋な言い回しを考えるものだ。


私も外にでて月を拝んでみた。

意外とロマンチストというセレブな一面を隠し持っている私は、
自然のものを美しいと感じる豊かな感性を持ち合わせているのだ。

今日の月は丸かった。

昼間の晴天のおかげで雲ひとつない夜空だ。
まさに中秋の名月である。

月夜を肴に酒を飲むもよし
お供え物の団子をむさぼるもよし。

今日は十五夜。

月の力を借りて普段できないようなことをしてもいい日である。

月に代わってお仕置きをしてもいいし
盗んだバイクで走り出してもいいのだ。







陸ッぱり魂 vol.4

2005年09月17日 | 陸ッぱり魂
リニューアルして以来初めての陸ッぱり魂である。

ここのところ釣行を控えていたが、日ごろの鬱憤がピークに達し、
満を持しての釣行である。

というのも九月は、釣れる魚種、釣れるサイズ、共に一年を通して最高の月なのだ。

特にショアゲームが熱い。

マダカやヒラメが産卵期を迎えるのため、エサを馬鹿食いする。

当然釣れる確率も高くなるというわけだ。

いまだかつて私はルアーで魚をしとめた事がない。
そしてこの時期夢のファーストヒットを遂げようと虎視眈々と準備をしてきたのだ。




夕日ではない、朝日である。

早起きが禁酒をするより苦手な私であるがこの日は
AM:4:30置起き、5時には中田島砂丘に着いていた。

すがすがしい朝日をサンサンと浴び、ルアーを



ブン投げる。



後はひたすら巻いてくる。

これの繰り返しである。


ルアーでのショアゲームは至極険しい。
坊主などざら。

伸るか反るか、白か黒か、デッドオアアライブなのである。


今回もデッドだった。


エサで無いもので魚が釣れる筈はないと言う先入観がある限り釣れる気がしない。


そこでエサを仕入れ、二回戦、浜でのキス釣りに挑戦することにした。

今日はここ2、3日の寒い日々とはうって変わって真夏日が戻ってきた。

夏の日差しが心地よい。

朝方は肌寒かったため上の写真ではブルゾンを着込んではいるが、中は当然私の夏の正装タンクトップである。

夏全快の格好でキス釣りに挑む。





季節感を丸出し、余裕で挑んだキス釣りであったがここで予想外の苦戦を強いられた。

もともと遠投用の装備が無いので無理も無いが、飛距離が物を言うキス釣りにおいて飛距離が伸びず、
あまつさえおもりが軽すぎて波に流される始末。

前に投げたはずの仕掛けがいつの間にか横に流されている。

はっきり言って釣りにならない。

しかしそこは女運は無いが魚運はあるで定評のある私、
しっかり一匹をゲット。



百万ドルの笑顔だ。

が、その後キスが釣れる事は無かった。


見切りの速さも釣果を伸ばす重要なスキルである。

エサも余ったことなので今年初めてのハゼ釣りに挑むことにした。
行きつけの釣り場で糸をたらす。

ここのハゼは型がよい。

しかしハゼごときを相手に思わぬ苦戦を強いられた。
あたりはあるのだがいまいち食いが渋い。

結局朝の五時から夕方の五時まで糸を垂らし釣果は下の通りである。





二人でこの釣果だ。

はっきり言って惨敗である。

さんさんたる物であったが結果はどうあれ釣り上げた魚が食材であることに変わりない。

もちろんハゼとキスの天ぷらだ。

当然ビールも付く。

この時期のハゼは肝もよく肥え、最高にうまい。

又出漁しよう。