銀のつぶ

■石の上にも三年目。

陸ッぱり魂 vol.4

2005年09月17日 | 陸ッぱり魂
リニューアルして以来初めての陸ッぱり魂である。

ここのところ釣行を控えていたが、日ごろの鬱憤がピークに達し、
満を持しての釣行である。

というのも九月は、釣れる魚種、釣れるサイズ、共に一年を通して最高の月なのだ。

特にショアゲームが熱い。

マダカやヒラメが産卵期を迎えるのため、エサを馬鹿食いする。

当然釣れる確率も高くなるというわけだ。

いまだかつて私はルアーで魚をしとめた事がない。
そしてこの時期夢のファーストヒットを遂げようと虎視眈々と準備をしてきたのだ。




夕日ではない、朝日である。

早起きが禁酒をするより苦手な私であるがこの日は
AM:4:30置起き、5時には中田島砂丘に着いていた。

すがすがしい朝日をサンサンと浴び、ルアーを



ブン投げる。



後はひたすら巻いてくる。

これの繰り返しである。


ルアーでのショアゲームは至極険しい。
坊主などざら。

伸るか反るか、白か黒か、デッドオアアライブなのである。


今回もデッドだった。


エサで無いもので魚が釣れる筈はないと言う先入観がある限り釣れる気がしない。


そこでエサを仕入れ、二回戦、浜でのキス釣りに挑戦することにした。

今日はここ2、3日の寒い日々とはうって変わって真夏日が戻ってきた。

夏の日差しが心地よい。

朝方は肌寒かったため上の写真ではブルゾンを着込んではいるが、中は当然私の夏の正装タンクトップである。

夏全快の格好でキス釣りに挑む。





季節感を丸出し、余裕で挑んだキス釣りであったがここで予想外の苦戦を強いられた。

もともと遠投用の装備が無いので無理も無いが、飛距離が物を言うキス釣りにおいて飛距離が伸びず、
あまつさえおもりが軽すぎて波に流される始末。

前に投げたはずの仕掛けがいつの間にか横に流されている。

はっきり言って釣りにならない。

しかしそこは女運は無いが魚運はあるで定評のある私、
しっかり一匹をゲット。



百万ドルの笑顔だ。

が、その後キスが釣れる事は無かった。


見切りの速さも釣果を伸ばす重要なスキルである。

エサも余ったことなので今年初めてのハゼ釣りに挑むことにした。
行きつけの釣り場で糸をたらす。

ここのハゼは型がよい。

しかしハゼごときを相手に思わぬ苦戦を強いられた。
あたりはあるのだがいまいち食いが渋い。

結局朝の五時から夕方の五時まで糸を垂らし釣果は下の通りである。





二人でこの釣果だ。

はっきり言って惨敗である。

さんさんたる物であったが結果はどうあれ釣り上げた魚が食材であることに変わりない。

もちろんハゼとキスの天ぷらだ。

当然ビールも付く。

この時期のハゼは肝もよく肥え、最高にうまい。

又出漁しよう。