銀のつぶ

■石の上にも三年目。

連ドラ

2005年09月24日 | 真・銀つぶ
私はトレンディドラマをほとんど見ない。

なぜなら、一旦ドラマを見出すと、
毎週その時間確実にドラマを見るために費やさなければならなくなるからだ。

丁度いいところで終わり、次回に持ち越され一週間待たされるのも嫌いだ。

よっぽど惹かれるドラマでなければ初回からは見ない。

ここ最近で見たドラマといえば、「僕の生きる道」「白い巨塔」
「Dr.コトー診療所」「恋に落ちたら」である。

結構見ている。

人の生死がかかわってくる物のドラマをわりと好む。
間違ってもラブストーリー物は見ない。

見たくも無い。
虫唾が走る。

架空の世界でイケメンと美女がくっつくのくっつかないのを
わざわざ毎週時間を割いて鑑賞するなど私の中では愚の骨頂だ。

名前からラブストーリー物だと思われがちであるが
「恋に落ちたら」は草薙剛主演の
企業家サクセスストーリーがメインの話。

もともと草薙のドラマは好きであるが
今回はどうせラブストーリー物だろうと思って最初は見ていなかった。

ところがこいつが面白かった。


そして今クールは珍しく二本のドラマを見てしまった。

「海猿」と「電車男」だ。

「海猿」は「白い巨塔」に登場した、へたれ医師でお馴染の伊藤英明が主演である。
「電車男」はかつてのチビノリダー、伊藤淳史が主演を勤めている。

キャスティングに惹かれたようなものだ。

両名とも映画版「海猿」で共演している。

映画版「海猿」はなかなかハッとしてグッと来る作品であった。

へたれ医師もチビノリダーもなかなかいい味をだしていた。
だから今回も見る気なったのだ。

「海猿」、かつてのへたれ医師が見事にビルドアップし
これ見よがしに筋肉を見せ付けるという内容のドラマだ。

映画版では気にならなかったはずの迫真の演技のみぎこちない
という特徴がドラマ版では顕著に現れ、
泣き所で泣くに泣けないと言う結果に終わった。

仲村トオルと時任三郎がいなかったらどうしようもなかったろう。


「電車男」、ラブストーリー物とわかっていたのでやはり最初からは見ていない。

しかしあまりの非現実的な恋愛サクセスストーリーに意外と面白みを感じてしまい、見てしまった。

A-BOY(アキバ系)が電車の中で酔っ払いに絡まれる清楚な美女を助けたことから始まる恋愛物である。

本当に有り得ない。

そういうことは通常、ビジュアルか経済面が特化していないと有り得ないことなのだ。

ましてやここ浜松では東京と違い、電車という電車が赤電ぐらいなので
そういう奇跡が起こりえる確率は天文学的に低い。

浜松中のA-BOYが赤電車男になろうと試みても無駄なのである。


どちらも最終回を迎え、それなりに視聴率は良かったようだが
やはりドラマよりもお笑いの方がよい。


最近引っ張りだこのレイザーラモンの今後の動向も気になる。

今度プロレスデビューするらしいが初戦の相手がインリンオブジョイトイらしい。

しかし我等がハードゲイ、
名前にofが付く性悪女になど負けはしない。