銀のつぶ

■石の上にも三年目。

我が家ルール 鍋物編

2006年08月10日 | 真・銀つぶ
八月も半ばにさしかかろうとしている今日この頃、

夏全開、タンクトップ全開です。



そんな時はなんといっても


鍋ですね!?



無理やり話を鍋に持っていこうというのがバレバレですが

以前我が家ルール鍋物編を書くと宣言してしまったので


強引なドリブルで話を鍋に持っていきます。





鍋には大きく分けて二つのタイプがあると思います。

一つは「水炊き」や「しゃぶしゃぶ」のように

つけダレにつけて食べるタイプの鍋。


もう一つは「キムチ鍋」や「ちゃんこ鍋」のように

スープと具を一緒に食べるタイプの鍋。


今回は後者のタイプについての話題です。




このタイプの鍋はスープと具を一緒にいただくことができ

大変おいしいです。




具材からでたダシが余すことなくスープにしみだし、

スープだけでもおいしくいただけます。


そんなスープを具と一緒に取り分け、

アツアツの食材をいただきます。


しかし鍋をいただくのはやはり気温が低い冬場が最もポピュラーなので

はじめは暑かったスープも取り分けた器の中で

だんだんと冷めてくるのが道理です。



そんな中へ、新たな具を入れたらどうなるでしょうか?



いくら鍋から取りたてのアツアツ具材であろうとも

取り分ける先の器に冷めたスープが入っていたら

せっかくのアツアツが冷めたスープと相殺されてしまい、

微妙にぬるくなった鍋を食べる羽目になります。


だからといってそう何度も器のスープを飲みほす訳にもいきません。


塩分過多で死んでしまいます。


そこで我が家では合理的且つ、画期的なルールが誕生しました。


それは、


器に残ったスープを
再び鍋に戻しいれてもよい



というものです。


これにより冷めたスープは鍋の中で再加熱され、息を吹き返します。


その上少なくなりがちなスープが節約され、最後の雑炊もらくらくですし、

常にアツアツの具がいたただけると、なんとも理にかなったルールであるのですが



唯一欠点があります。



それは


画的にいただけない


という事です。


もちろん物心ついてからというものこのルールは暗黙のうちに廃止され、

我が家ルールが口外される事はありませんでした。



しかしそれから数年後、




パンドラの箱は
解き放たれたのです。





現在奈良で一人暮らしをしている実妹。


やはり一人暮らしだったら冬場は友達読んで鍋パーティーでしょう。

御多分に洩れず、実妹も友達呼んで鍋パーティーをやったらしいです。



仲間とつつく鍋はホントにいいもんです。

鍋で体もさることながら心まであったまりますよ。



しかしそんなあったかい空間も凍りつくほどのことをやってのけてくれました。




三つ子の魂百までと言いますが、幼い頃に体に染み付いた我が家ルール。


うちの実妹、あろうことか


封印されたはずの
我が家ルールを公衆の面前で
発動させたらしいです




こともなげに、川の流れのようにごく自然に、

みんなの共有スペースたる鍋の中に、

自分の器の中の残り汁を注ぎ込んだらしいです。



見ているのが家族のみであるホームだからこそ許された、

禁断のルールをアウェイでやってのけるとはさすがです。


ホントにその場にいた人たちのリアクションを見てみたかったですよ。


あったかいはずの空間がたちまち凍りつき、

本人以外の全員が一瞬にして南極に連れ去られたに違いありません。

アイスエイジの到来です。


無理もありませんよ。


他人の食べたラーメンのスープを
自分のどんぶりの中に
入れられるようなもんですからね。



そんな生き恥をさらしてしまった我が実妹。

これから、どんな扱いをされるのだろう?

さすがに心配しましたが、それも取り越し苦労だったようです。



やはり類は友を呼び、

馬鹿は馬鹿を呼び、

変態は変態を呼ぶのです。


その仲間たち、あろうことか



我が家ルールを
受け入れたそうです。




まぁたしかに合理的且つ画期的なルールではあるが



それでいいのか?若者たちよ?

それをそのままほかの場所でやったら

第二の悲劇が、二次災害が起こりかねないのだぞ?



まぁ捕まらない程度でお願いしたいものです。



そして最期に、最近聞いた中でもっとも驚いた知らせ。


うちの実妹の一部地域では我が家ルールが






公式ルールに
なったそうです。







そのオフィシャルルール、

地方ルールであることに早く気づいて欲しいものです。




世界王者

2006年08月03日 | 真・銀つぶ
先日行われた亀田興毅のボクシングの試合。

様々な疑惑がありつつも、一応世界王者です。


あの亀田3兄弟、独特のマイクパフォーマンスで

世間の目を注目させていますね。


コレでもかというような強気な発言、毒舌、

片田舎のヤンキー丸出しのファッション、

柄の悪さを前面に押し出した家族達、



脳みそ筋肉で出来てるの
丸分かりですね。



それでも、勝っているから、

ここまで世間の注目を浴びるのでしょう。


憎まれ口を叩きながら、負けたらただの馬鹿ですから。

勝ったらば、有言実行。

負けても、馬鹿がみれる。


そんなお得感もあいまって人気が出るのでしょう。



まぁ負けた瞬間

だんご3兄弟以下の
扱いを受けることになると思いますがね。



まぁ兎にも角にも昨日、新チャンピオンが誕生しました。






と思うでしょう?






ぜんぜんですよ。

ぜんぜん甘いですよ。



先日見つけた記事。


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クマをパンチ1発で撃退 
山菜採りの秋田の男性


30日午後1時50分ごろ、秋田県大館市雪沢二ツ屋の山林で、
山菜採りをしていた同市の男性会社員(59)が、
体長約140センチのクマと遭遇した。
突進してきたため、とっさに右手でパンチを放つと
顔面にクリーンヒット。

クマは男性の一撃でそそくさと退散した。
 大館署によると、男性は右手の甲にかすり傷を負ったが、
大きなけがはなかった。
「びっくりした。あの時、殴らなければ大変だった」
と話しているという。

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「殴らなければ大変だった」とさらっと語っていますが、

普通、熊殴れませんよ?





なんぼ世界王者になったからって

亀田さん、熊に勝てますかね?


格闘技ってやっぱマーシャルアーツ、

実戦ですよ。リアルファイトでなんぼです。


そこのところを考えるとやっぱり私的には

この秋田の男性に世界王者のベルトを締めていただきたいです。