名古屋

私の第二の故郷名古屋。

今週末、福岡くんだりから後輩がやってくるというので
日帰り名古屋ツアーに行って来た。

何故ゆえにこの時期に名古屋へ？
と思ったが訳を聞いてなるほど納得した。

今週末は我が名城大学の大学祭であったのだ。

私が在学中に属していたサークルはこの大学祭に出店する。

卒業生は後輩の様子を伺いに、
また卒業した面々の久しぶりに集う場所としてこの大学祭を利用するのだ。

私もしばらくは顔を出していたが、卒業して３～４年も経てば
知っている人も少なくなり、顔を出すのも気恥ずかしくなるものだ。

去年は行かなかったし、今年も行くつもりは無かった。

が、遠い福岡の地からやってくる後輩。

今回を逃せばもう一生会わないかもしれないという激レアな人材。

と言うわけでケッパコを転がし、名古屋まで行って来たと言う訳だ。


ところが昼過ぎに着き、早速電話してみるも、

音信不通。


ふふふ♪そのマイペースっぷりは相変わらずだなぁ♪

と寛容な気持ちを持ちつつ、近々取り壊されることになったと言う
校舎を久しぶりに歩いてみた。


古いながらも、慣れ親しんだエントランス。





休み時間、テスト期間、友と語らったロビー。





移動時間になれば人で溢れかえる廊下や階段。
先輩や後輩とよく井戸端会議をしたものだ。

この懐かしい画ももう見られなくなってしまうのか。

一抹も寂しさも感じるが

なぜ私の在学中に新しくしてくれなかったのだ？
という僅かながらの憤りも感じられる。

懐かしい気持ちに浸りつつ、
再び後輩にコンタクトをとってみるがまたしても

音信不通♪

日々変化を遂げる世の中。
校舎も取り壊され、学校も変化を遂げていく中で
君だけは変らないんだね♪

なんて大人な考え方ができるようになった自分に浸りながら
かつて私も出店していたサークルのブースを覗いてみた。

通常大学祭と言うと、焼きそばやたこやきなどさまざま食べ物
を売る店というイメージがあるが

私のサークルはちょっと違う。

手作りのリースやアレンジ。
一輪挿しやジェルキャンドル。

自分たちで仕入れてきた観葉植物などを売りに出すのだ。

それだけ準備も大変であるが、
単に食べ物を売るよりも面白みがある。

私もリース作りに励んだものだ。

当時のことを思い出しながら
この子らもがんばって作ったんだろうなぁ
となんだかとてもいい気持ちになった。

そして目を引いたリースを一つ購入した。




なかなかの完成度の高さだ。

これで４００円なり。

普通の店で購入したらもっとするだろう。

学生の手作りだけあって格安なのだ。

皆さんも掘り出し物を見つけに足を運んでみたらどうだろう？



後輩ともなんとか連絡がとれ、久しぶりに言葉を交わした。


そして名古屋にきたらば必ず寄る店がある。

焼き鳥屋の「串若丸」である。


私が名古屋にいる間かなりお世話になった店だ。

ここでバイトをしたこともある。

何より安くてうまいのである。

肝塩レア、皮、ハツ、手羽先、ささみわさび、皮の湯引き
は必ず頼む絶品メニューなのだ。

特にここのとり皮はカリカリに焼き上げられ最高だ。

日帰りツアーのためビールが飲めなかったのが心残りであるが
久しぶりの面々や懐かしい味を味わい、
満足の行く帰郷であった。


ちなみに第三の故郷は千葉の南行徳だ。