監督 ルーベン・アウヴェス
子供のころミス・フランスになることを夢見ていたアレックス(アレクサンドル・ウェター)は、両親を事故で亡くして以降、苦悩の日々を送っていた。ある日、偶然再会した幼なじみが自身の夢をかなえたことを知り、アレックスは忘れかけていた自分の夢を実現すべくミスコンテスト出場を決意する。下宿の家主ヨランダ(イザベル・ナンティ)や個性豊かな下宿人たちに支えられ、アレックスは男性であることを隠したまま厳しい審査を勝ち進んでいく。
フランスという国はジェンダーレスに対してもっと寛大な国だと思っていましたが、必ずしもそうではないんですかね。
まあ例え寛大であったとしても生き難さは否めませんよね。
日本ではまだまだ男女の差があると思いますが、その辺が進んでいる様に思えるフランスですらきっと女性ならでは問題は沢山あるのだろう。
だからこそ男は悪、のような仕上がりになっているのかな?
フランス映画にしては随分と直接的な描写に残念な気持ちもあったりするんだけど、これはこれで分かりやすくていいのかもしれませんね。
色々な問題を定義しているこの映画、どの辺が問題なのか考えるには良い機会かもしれませんね。