今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

ペアレントトレーニング

2014-09-05 09:52:48 | 発達障害
夏から3カ月限定の療育へ通い始めている。

学校は、5時限目途中退席で向かうことになる。

1時間半、子供が療育中に、親グループの勉強会が
行われる。

講師の先生は、子供が、そうであることの疑いを持ちはじめて
様々な機関へ足を運んだ中で、一番尊敬のできる先生。
非常に正直で、ストレートでかつ、柔らかさも備え、素敵な先生である。

今回は前回に引き続き、認知行動療法のひとつで・・。
ペアレントトレーニング。

子供の行動を3つにまず分けて考える。

1.好ましい行動
2.好ましくない行動
3.許しがたい行動

それぞれに対して、どう対応するかということ。

1. 好ましい行動について
   とにかくほめる。感謝する。ねぎらう。
    皮肉はなく、心からほめる。
   徹底的な注目。

2. 好ましくない行動について
   見て見ぬふりをする。
   計画的な無視。
   注意・指摘・指示もなし。
   感情もあらわさない。ため息。しかめつらもNG。

3. 許しがたい行動について
   ルールを決めてペナルティを与える。
   冷静に淡々と・・。

といった対応により、好ましい行動が増え、こちらの
指示も受け入れやすい状態になる。
親子関係が良好になる。

といったペアレントトレーニングのひとつについて
お話して頂いた。

参加者の保護者の方々は、同じ年齢のお子さんを持つ方たち
ゆえ、上記の基本は、なんとなく心得てはいらっしゃる・・という
感じ。
私も同じく、本も読み、聞き、頭にははいっているような・・と。

こう、できればなぁ~。と本当に思う。
できない自分が、彼を悪化させているのかな・・と
反省しきりで・・。

今回は、NO.2の
「好ましくない行動」への「計画的な無視」について重点的に
お話があった。

そうできるか・・という現実だが・・。

この「無視」を計画的・かつ効果的にするためには
日ごろの「ほめる」「認める」「共感」といった二人の親子関係が
よりよくなければいけない・・。ここにつまづき。

うちの場合
「好ましくない行動」からすぐに「許しがたい行動」へ
移行していく。ので、徹底した無視をしがたい。

家族の協力が得にくい。
特に夫が、彼の状況を理解し、改善への道を考えることが
ない。

また無視をしようとしているうちに、自分の感情の
コントロールが追いつかず・・・。
彼の「行動」への無視ではなく、彼の「存在」への無視
をしたくなってくる・・。

等々問題はあるものの・・。

少しでも改善できるのであれば、
一歩でも、少しでも、努力はしたい・・。

そう決意して帰宅するも・・・。

夫の無理解。
相変わらずのわがままさ。横暴さ。
姉への暴行。

耐えきれず、「怒り」をぶちまけてしまった・・。
何度、こんなことしているんだろう。

今日生きていることの意味。
明日、どうなるか、一年後どうなるか
わからないし、考えも及ばない。
どこへ向かっていこうとしているんだろう・・。

「今日のことだけ」「今のことだけ」
精一杯、できる限り、チカラを尽くすのみ・・です。


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