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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

山尾志桜里氏の「立憲的改憲論」=新9条論に反対する。これは「敵の土俵」に乗る超危ない玉砕戦術。

2018年11月13日 | 日本国憲法の先進性

 

立憲的改憲 (ちくま新書)
筑摩書房

自民党による「お試し改憲」を阻止せよ!真に権力を縛り立憲主義を取り戻す「立憲的改憲」を提起し自衛権、安全保障、憲法審査など気鋭の論客とともに吟味する。

とのことなんですが。。。

 

 

 当ブログでも一押ししたことのある立憲民主党憲法調査会事務局長の山尾志桜里氏が、新著「立憲的改憲」を出版して、各紙で取り上げられています。

 もともと、立憲民主党は「憲法に関する当面の考え方」と題した文書の中で

「憲法を一切改定しない立場は採らない。立憲主義に基づき権力を制約し、国民の権利の拡大に寄与するとの観点から、憲法に限らず、関連法も含め、積極的に議論、検討する」

としてきました。

 しかし、権力者によって濫用されがち、基本的人権を侵害しがちな権力を憲法で抑制し、もって人権を確保するという立憲主義の立場からは、憲法を改定しないといけないだなんてことは全然論理的に出てこないんです。

 これは危なっかしい「現実」主義です。

私のお勧めはこちら。

身の丈にあった現実的な防衛戦略を構想する―― 自衛隊明記で日本を本当に守れるのか?! 少子高齢化、人口減少、グローバルな経済活動、膨らむ赤字国債……。 日本社会の現実を直視し、日米安保や自衛隊によらない防衛戦略への転換を探求する。 


 

 以上のような立憲民主党の立場を受けて、2018年11月5日の「立憲的改憲」出版記念パーティで、山尾氏は、石破茂自民党元幹事長がそのブログの中で山尾氏の「立憲的改憲」を誉めたことを紹介し、

「石破さんの(9条の)改憲案は正直な改憲案だ。憲法では自衛隊の実態的な歯止めは外す、それは法律に委ねると。ただし、どういう手続きで自衛隊が出動するのかはしっかり憲法に書き込みましょうというのが石破さんの提案だ。これは一つの国際社会のスタンダードだ。

 私は日本が唯一の被爆敗戦国として、いつ自衛隊が出動するのかというところをきちんと国民の意思で縛りをかけたほうがずっといいと思っているが、石破さんの改憲案は正直な改憲案だ。」

と述べました。

 あの、石破さんの9条改憲案って、戦争放棄と武力不保持の9条2項を全削除して1項だけにしてしまうという案なんですが、これ、軍隊を持ちたいって気持ちだけが思いっきり正直に表されていません?

憲法9条第1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。
 
 
石破氏が9条に関して言ってることは正直だか何だか知らないが、安倍首相よりなお悪い。
 

 

 

  さらに、山尾氏は1週間後の11月12日、国会内で講演し、憲法9条に明記すべき理念として専守防衛を挙げながら
 
「解釈に委ねてきた不文律を憲法に書き込む時期に来ているのではないか」
 
と述べました。
 
 あのですね。
 
 憲法9条2項は、国は戦力を持ってもいけない、戦争してもいけない、つまり「ゼロ回答」しているわけです。
 
 にもかかわらず、政府は個別的自衛権はあるのだから必要最小限度の実力部隊は持っていいのだと言って自衛隊を創設し、自衛の武力行使もありとしました。さらに、その政府解釈の延長線上で、自衛の範囲にとどまるのなら核兵器の保持も憲法9条に反しないとまで再三言っています。
 
 その上、2015年には、米国を守るために米軍の戦争に自衛隊が参戦する集団的自衛権も一定の枠の範囲なら憲法9条で許されると言って安保法案を成立させてしまったわけです。
 
 このように元の条文が「ゼロ回答」でも、拡大拡大、水増し水増しを経て、核兵器や集団的自衛権までもが解釈で「あり」とされてしまうんですよ。
 
 これで、自衛隊がやれることを憲法に書き込んでその範囲に自衛隊の行動を制限しましょうと言って、憲法に自衛隊の存在や個別的自衛権ならいいなどと書き込んだら、さらに拡大解釈されて、ますます自衛隊のやることを広く認める法律や制度を作られてしまうことは火を見るより明らかではないですか。
 
 
 
 
枝野さんは一応政治論としての「立憲的改憲論」に釘を刺してはいるけれども、憲法論として正しいという意味が不明でやはり危なっかしい。

 
 
 
 
 そして、山尾氏は毎日新聞への寄稿の中で
 
「憲法に統制される側の権力のリーダーである首相が発案した選択肢だけが俎上(そじょう)にあがり、成熟した議論もなされぬままを国民に問うというのは改憲の手続きとしては明らかに不健全である。」

「今進んでいるような、自民党の提案、実質的には首相の提案を通すか通さないかという手法ではなく、衆参両院、与野党、すなわち国会全体で丁寧に憲法改正原案を作る合同審査会方式を検討すべきだ。」

と訴えて、安倍改憲案に対案を出して両者を突き合わせ、立憲主義に則った自分たちの改憲案の方を通すって言ってるんですが、そんなことできるんかい!ってことなんですよ。


 賛成・反対の声が渦巻くなか,ついに施行された安保関連法。日本の安全保障政策が大きな転換期を迎える一方,国際的なテロが発生し,新法制の下での政府の対応が注目されている。日本国民は「安保法制」とどのように向き合うべきか。憲法学者,ジャーナリストが「憲法」の理念と「立憲主義」「民主主義」といった基本原則の解説を通じてその答えを追い求める。
 




 そもそも、自民・公明・維新など安倍改憲賛成派に比べて、立憲民主党・共産党・自由党・社民党なんて議員数めちゃめちゃ少なくて、内容的には明らかに違憲な安保法案だって圧倒的に負けて通されてしまったわけです。

 このまま憲法審査会の開催から反対するのと、憲法審査会の開会には積極的に応じて対案を出すのと、どちらが安倍改憲案の発議を阻止できる可能性が高いかと言えば、それは憲法審査会の開会の段階から反対する方が確率は高いでしょう。

 憲法「改正」を論じる土俵に乗ってしまったらまたも数で押し切られて、安倍改憲案が通るに決まっているのです。

 しかも、曲がりなりにも憲法審査会で話し合った上で国会で圧倒的多数で発議された案ということになれば、国会から出てきた自民党案に対して国民投票の時にも正面切って反対しにくくなります。
 
 改憲論議に応じてしまって、最終的に国民審査で安倍改憲案が通ったら、山尾さん、責任取れるんですか。


 


 安保法制に関して国会で参考人として発言されて世間的にも一躍有名になられた長谷川恭男早大教授は、憲法学会ではむしろ保守派と言える方ですが、それでも立憲的改憲について「憲法の良識」(朝日出版)の中でこう述べておられます。

「しかし、九条の規定を明確にすれば安全だ、という考えは、じつは危険をともなうと私は思います。このような改正を提案した人は、本来であれば自衛隊法などのふつうの法律に書くべきことを、憲法の中に一つ一つ書くことについて、いわゆる『限定列挙』のつもりで提案しているのかもしれません。

 限定的にとどめることで、それ以外の自衛隊の活動はあり得ない、と釘を刺しているつもりでしょうけれど、いったんそういう条文ができてしまうと、政府の側としては、拡大して理解しようとするものです」

 私が上で述べたとおり、立憲的改憲論は憲法論としてはもとより、現実論というか、政治力学的に見てもおかしいわけです。

 山尾氏と立憲民主党には夢を見るのは寝ているときだけにしていただいて、国会ではリアリストになって憲法審査会で議論ができないように徹底抗戦してほしいものです。

立憲主義の重要性を最も熱心に説いて来た憲法学者の警鐘。

憲法に関するおかしな言説が世にはびこっている。人びとがそれを信じるようになると、憲法がおかしな方向に変えられるリスクがある。条文自体も、解釈や運用も、ねじ曲げられる可能性があるのだ。その結果、起こるおかしな事態に巻き込まれるのは、日本人にほかならない。憲法学の第一人者が、見当ちがいの議論を一から解きほぐす。


 ã€Œå®‰ä¿æ³•æ¡ˆã€€é•·è°·å·æ­ç”·æ•™æŽˆã€ã®ç”»åƒæ¤œç´¢çµæžœ
 
 
長谷部先生も木村草太先生も、内閣法制局とほぼ同じ解釈による自衛隊合憲論なので、憲法学会では保守派なんですね。たぶん少数説。だからこそ安保法案での参考人質問も、長谷部先生は自民党推薦、木村先生は維新推薦でした。
それでも、安倍改憲については強い危機感をもって敢然と異論を述べてくださっているわけです。どれだけ安保法制が酷いかが分かろうというものです。
 

 

関連記事

新9条論に反対する。立憲主義の理想は達成できず、危険な改憲に利用されるに決まっていて非現実的。

自民党が「立憲主義の観点から憲法9条にわかりやすく自衛隊を明記すべき」。新9条論が利用されている。

 

参考記事

澤藤統一郎の憲法日記さんより 

「新九条論」は連帯への配慮を欠いた提言として有害である

 

 

結局ですね。

立憲的っていう枕詞をつけていますが、文字通り改憲論なんですよ、立憲的改憲論って。護憲はリアルじゃないっていう批判に耐えられなかった人たちの言説なんですね。
 
その結果、憲法に自衛隊を抑制的に書けば抑制できるというかえって非現実的な議論になってしまっているわけです。それを井上達夫とか小林よしのりとか今井一っていうような根っからの改憲論者が利用して後押ししています。

山尾さんも脱原発では筋を通していますし、一躍名前を上げた待機児童問題表現の自由共謀罪などの個別の論点で安倍首相を追い詰めた時は素晴らしかったんですが、やはり、ヒーロー・ヒロイン待望はダメですね。かつては過度に持ち上げて本当に申しわけございませんでしたm(__)m

いまや、野党第1党の立憲民主党がこの人を憲法審査会事務局長にしているのは本当に危うい。自民党の設定した土俵に上がってどんどん議論を進めてしまうんじゃないかと真剣に危ぶまれます。

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9条に専守防衛の理念を 立民山尾氏、改憲議論提唱

国会内で講演する立憲民主党の山尾志桜里憲法調査会事務局長=12日

2018/11/12 19:37 共同通信


 立憲民主党の山尾志桜里憲法調査会事務局長は12日、憲法9条に関し、自衛権行使の範囲に歯止めをかける改正論議の必要性を訴えた。国会内で講演し、明記すべき理念として「専守防衛」を挙げながら「解釈に委ねてきた不文律を憲法に書き込む時期に来ているのではないか」と述べた。

 具体的には、安倍政権が集団的自衛権行使を認めるため、2014年に閣議決定した武力行使の新3要件ではなく、個別的自衛権のみを認めていた当時の自衛権発動3要件を9条に盛り込むよう提案した。

 山尾氏は安倍政権について「熟議を経ずに多数決で決めてしまうのではないかと思われるような政権運営」と批判した。

 

 

立憲的改憲 憲法の力を取り戻すために

2018年11月9日 毎日新聞

山尾志桜里・衆院議員  

山尾志桜里氏=山下浩一撮影

 憲法は、本来は国民を統合するものだ。しかしながらとりわけ9条を巡る議論によって国民は分断されてきた。 

 改憲派はあらゆる理由を使って憲法を変えようとする。護憲派も憲法を変えないためにあらゆる理由を動員する。

 この対立が長年続いたことが、憲法を巡る議論から一般の人を遠ざけてきた。憲法集会で拳をつき上げても、その拳は絶対に交わらない。どちらに手を挙げようか考えている人たちの居場所がない。改憲議論のプレーヤーは非常に狭い、限られたものになってしまっている。

 いわゆる「改憲」「護憲」という従来の二項対立以外の新しい軸を設定することで、この閉塞(へいそく)感を打ち破り、新しい人たちに議論に参加してもらう必要がある。私が「立憲的改憲」を主張しているのはそのためだ。

憲法が十分機能していない

 憲法は国民自らが権力を確立し統制するための道具だ。そして今の日本国憲法はその役割を十分に果たしているだろうか。

 あらゆる権力分立構造は、時間とともにゆがみが生じる。究極の価値である基本的人権を守るため、必要があればそのゆがみを是正していくこともまた憲法の役割だ。

 そして、いま、安倍政権を支持している人を含めて、多くの人が、内閣への行き過ぎた権力集中を一定程度是正すべきだと感じている。

 公文書破棄問題や森友加計問題の根底に、この権力集中が暗い影を落としていることも共有されている。もっと国会の議論が充実するべきだし、国政の重要テーマについてもう少し民意が反映されるべきだとも感じている。

 そのうえで、こうした権力の統制不全は、憲法の機能不全であるという意識を持つべきである。

 本来ならば憲法改正事項である集団的自衛権の一部容認は、解釈の変更で突破された。憲法に基づく臨時国会の開催要求も無視された。そして憲法の本来の趣旨を潜脱しているともいえる恣意(しい)的な解散権の行使が続いている。

 この状況を放置すれば、権力を統制する国民の最大の武器であるはずの憲法が、効果検証不能な「お札」になりさがってしまう。あるいは、もはや「お札」になってしまっているのかもしれない。

 象徴的なのは、私と同年代のある女性の言葉である。「憲法違反ってそんなに悪いことなんですか」と尋ねられた。「9条があるけど自衛隊もある。掲げる理想と現実が違っても仕方ない気がする。憲法は法律と違って、もともと完全に守られているわけでもないし、守らなくても罰はない。違憲だと怒ってばかりいるのには違和感がある」という趣旨の感想だった。

 憲法が自分の人権を守る最後の手段であるということが理解されなくなってきている。憲法の力が損なわれはじめているのではないか。

野党から提案する

 私が主張している立憲的改憲は、今失われかけている、国民の側から権力を統制する力を憲法に取り戻すための改憲だ。

 「改憲の現実味が増している」と言われるが、実際には安倍晋三首相が提起し、政権与党側からしか提案がなされていない。

 野党が「安倍政権のうちは議論しない」と言って議論のプレーヤーとなることを放棄している限り、安倍改憲の問題点は明らかにならないだろう。そして、安倍改憲の問題点を明らかにする役割を果たす者がいないまま、安倍改憲が実現される可能性は極めて高い。

 国民は、正しい情報と多様な分析を届けられないままに、憲法改正の判断を迫られることになり不幸である。

 権力に対する憲法の統制力が弱まっているなかで、より権力を解き放つ安倍改憲は「悪い改憲」である。しかし、この主張は、憲法の統制力を高めて権力を縛る「良い改憲」を提示してこそ説得力を持つのだ。

 たった一つの提案について、比較の対象なしに正しい評価を下すことはおよそ困難である。「自衛隊明記案」が、実は自衛権の憲法上の歯止めを外す案であることは、自衛権に歯止めをかける憲法改正案との比較により、初めて明らかとなるだろう。

 憲法に統制される側の権力のリーダーである首相が発案した選択肢だけが俎上(そじょう)にあがり、成熟した議論もなされぬままを国民に問うというのは改憲の手続きとしては明らかに不健全である。

 そうではなく、野党の側から、権力統制の問題点を指摘する側から、改憲のコンセプトを提案する時期に来ている。

 議論を先送りしたり、「安倍改憲を阻止」するためだけではなく、安倍政権で特に明らかになってきた憲法の統制力の問題を解決するために議論をするべきだ。

 安保法制の問題をはじめ、憲法無視の政治を是正できておらず、実際に憲法が権力を縛る道具になりえていないという現実があることを国民に訴えて、権力を統制する規範として憲法の力をよみがえらせる提案をする。

 今進んでいるような、自民党の提案、実質的には首相の提案を通すか通さないかという手法ではなく、衆参両院、与野党、すなわち国会全体で丁寧に憲法改正原案を作る合同審査会方式を検討すべきだ。

 この手法は、元来国民投票法を議論してきた立法担当者の間で、与野党問わず念頭におかれてきた手法なのだから。

 そして、この合同審査会で、野党第一党である立憲民主党が賛成できる憲法改正原案を、有識者や国民の声を聴きながら、与野党共同でじっくりと作成していくことこそ、健全な憲法議論である。

憲法を国民に渡したくない安倍首相

 首相は自衛隊を明記する9条改正案について「何も変わらない」と説明する。

 何も変わらないと言うのは、議論する必要がないと言って国民との対話をスキップするための手段であると同時に、国民投票で否決された場合に首相を辞任しないための逃げ道である。

 しかし、首相がいくら変わらないと言っても、権力がとりうる解釈は変わる。実際に首相は、9条の解釈において、「変えてはならない」とされてきた一線を飛び越えた当事者である。

 「変わらない」というのなら、何が変わらないのか、将来変わる可能性はないのか、ないならなぜそう言えるのか、それらのことを首相は国民に説明しなければならないが、しようとはしない。

 首相にとって国民は、何も考える必要はないから自分に従え、という対象でしかないようにみえる。首相は、憲法は権力者が国民を支配する道具として手中に収めておくもので、国民のものではない、国民に渡したくないと思っているのだろう。

 

 

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6 コメント

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世論分析してるんかいな? (諦めぬ理屈屋)
2018-11-13 08:11:40
自民党改憲案に対する『対案』は現行憲法を護ること、なあんてことを枝野さんは言ってませんでしたっけ?
もちろん枝野さんのスタンスも知ってもいるが
あの発言は野党の政治家としては立派なもんだったと評価しているのだけど…。

立憲民主党、ちゃんと世論分析してるのか?
改憲なんて安倍におさえられているNHKの世論調査でもうーんと下位にランキングされていたと先のこのブロク解説でも紹介されていた。
宮武さんの
>山尾氏と立憲民主党には夢を見るのは寝ているときだけにしていただいて、国会ではリアリストになって憲法審査会で議論ができないように徹底抗戦してほしいものです。

ほんとだよ、寝言は寝て言え❗
増税反対、水道民営化阻止などと毎日の生活問題に野党はメスを入れて政府の暴走を抑えろってんだ。どうせ政権交代なんて頭の片隅にさえ
有権者にはないのだから、せめて最低限の野党のつとめを果たしてちいとは頼りがいあるところを示して見ろってんだ。

山尾のおばちゃん、民主党で右よりながらも気さくなキャラは好きだったけど、よしりんとコンビを組んで何を舞い上がっているのやら(笑)。
あなたが全国レベルで知られるようになったのは改憲への道を掃き清めることへの好感からではない。参議院選挙のテーマは日常生活への有権者の批判票集結であり、浮わついた改憲論争ではございません。

※伊藤塾の先生のその本、読んでみたいな。
返信する
枯れ尾花 (「アベの脱税疑惑」改め「詐欺師 安倍晋三」)
2018-11-14 00:12:36
またまた、正体見たり。

このお方は昨年の総選挙では、消費税増税反対と教育の無償化を訴えることに「矛盾している」といちゃもんを付けていました。
2017年11月8日の神奈川新聞の「時代の正体 安倍政治を考える 山尾桜里氏が語る」では、次のように述べています。

 この3期目の課題は三つ。その一つが「子育て支援」だ。質の向上、そして財源も含めて必ずやり遂げる。
 就学前教育の無償化はやるべきだと思っている。高等教育(大学)の学費負担も大幅に軽減すべきだ。
 このためには年間5兆円前後が必要になる。したがって教育無償化を掲げながら消費増税を否定するというのはあまりにも矛盾している。
(以上、引用)

財源を何故消費税に求めるのか、説明はどこにもありません。
山尾議員のホームページでは、
「大企業の内部留保や、高所得者に対する所得税の累進性の強化、株式取引課税の強化など、余力のある個人や法人には応分の負担を求めることが必要です。」
とも書かれていました。
超富裕層への増税を主張されているように見えますが、では、なぜ、消費税増税に反対しないのか。

昨年の総選挙では、野党共闘を進める市民グループは、消費税増税反対 を政策の中心に置こうとしていましたから、野党共闘への妨害を目的とされていたのでしょうか。

今回の著書は「立憲的改憲」というタイトルで、一見、「改憲」を良しとする立場ととらえられかねません。野党の中には改憲阻止を訴える方もすくなからずいますから、巧妙な野党共闘つぶしと言えるでしょう。

山尾志桜里議員の正体は、立件民主党内で政策の対立を作り、野党共闘を分断し、自公を勝利へと
導く「トロイの木馬」的存在といったところでしょう。
返信する
ブログ (淡水真珠)
2018-11-14 19:58:00
乗っ取られたのかな?久し振りにブログ見たら書いてある記事が可笑しい(?_?)。前はブログ主と考え方が違ってもコメント載せてくれたのにな〜
返信する
訂正と指摘です (「アベの脱税疑惑」改め「詐欺師 安倍晋三」)
2018-11-14 21:17:45
すみません。
先の投稿で、最後の段、「立憲民主党」を「立件民主党」としてしまいました。申し訳ありません。

さて、指摘です。
淡水真珠さんの投稿。掲載されていること自体「考え方が違ってもコメントを載せる」という当ブログの方針を示していると思います。
返信する
これは立憲民主党の総意なのか? (バードストライク)
2018-11-14 23:31:13
覚えてる。昔、

主殿「しおりんを民進党代表に!」
バ「あ〜〜い、あたいも賛成しま〜〜す!」

って書いちゃったな w

その後、国会中継書き起こしツイートで有名な buuさんのアカを見ているうちに、山尾に対し不安と疑念が募る・・・


自民党の「改憲」への対案は、
「憲法を変えない(現憲法のまま)」
でよろしいではないか。
なぜ敵の土俵に乗っかる必要がある?
“小池の篩 ” にかけられて民進党内右派が出て行ったけれど、まだまだトロイの木馬組は残留していたようですね。浜の真砂は尽きるとも・・・の世界ですか。

でも政治姿勢も私生活も問題ある山尾なんか、もう要らないですよ。
次は亀ちゃん(亀石倫子)とおしどり・マコちゃんが出るんだもんね。
この2人は大丈夫、裏切らない。


おまけ ①
下村博文が自民の憲法改憲推進委員会委員長を辞めたそうで。一殺。

おまけ ②
わが愛の楳図かずお先生による 山尾の肖像 w

http://buzz-manga.blog.jp/Hebi-Onna-Umezu-Kazuo.html
返信する
残念だよ、山尾さん…。 (リベラ・メ(私が本物))
2018-12-31 17:00:00
残念だよ、山尾さん…。うっかり土俵に乗ったら、「待ってました!」とばかりに襲い掛かってきますよ。相手は。
返信する

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