今日、”新報道2001”で、環境問題について、斉藤環境相と 小宮山東大総長
の対談があったけど、日本の環境技術は、まだ世界一で、オバマ大統領が
グリーンニューデールと言っているのを 真似て、日本版グリーンニューデールと
言っているのが、小宮山氏は、日本の方が進んでいるんだから、その言葉は、
気に入らないという話がでて、 斉藤環境相も同意して、これからは、
”スーパーエコ計画”と呼びましょうという話になった
環境は、経済活性になるという事を納得したし、すごい技術があるんだねえ
① 太陽光発電は、以前は、日本が世界一だったけれど、今は、ドイツが
世界一で、どういう政策をしたかというと、太陽光発電で、買い取る電気の
金額を通常より2倍にする法律を作り、それにより、10年ほどで、
元がとれ、その後は、収入になるというので、爆発的に設置する人が増えた
との事。 小宮山氏は、建設国債を使っても、日本も、10年で、元がとれる
ような補助金をする事で、太陽光発電を増やせば、価格も安くなるし、
太陽光パネルは、30年ほど耐久性があるので、20年は、電気代がタダ
もしくは、収入になるとなれば、設置するはず。 政府は、そういう政策を
するべきだと。 (ついでに言うと、日本が世界一を滑り降りたのは、
小泉政権が、ブッシュ大統領が石油利権の塊なので、それに 遠慮して
環境エネルギー政策を後退させたのです。 小泉政権は、とことん、
傀儡政権だったと思うし、そういう卑屈さが嫌いですね。 日本にとって
良い事は、アメリカなんかに遠慮せず、実行すべきなのに
国益をちゃんと考えられる政治家に 日本の政治を任せたいですね)
② 東レの海水淡水化プラント
ウイルスやバクテリアも通さない 東レのRO膜を使って、
海水を真水になるという オドロキの技術。 1時間で 海水3トン→
真水1トンになるとの事。 現在、6000万人分の水を作り出している。
水ビジネスは、巨大なマーケットだとの事。http://www.seawater-desalination.jp/
③ 海水で、発電をして、真水も作ってしまうという、夢のような
システムがある。 日本の技術で、インドで、(発電はしていないが)すでに
1000トンの 水を供給しているという。
http://www.tv-asahi.co.jp/n-station/news/hiraishi/frmain.html
今は、石油で資源を争っているが、10年、20年後は、水の戦争になると
言われているという。 その水ビジネスの最前線に日本の技術がある。
素晴らしいですね
小宮山氏は、高齢化も 世界で、日本が最初にぶつかる問題だけど、
欧米も、近い将来 同じようになるので、ここで、医療やロボット等、
で、高齢化をマイナスに捕えるのではなく、新しい技術がビジネスに
なると。 マイナスをプラスの技術に変える日本の技術に 将来の
日本のビジネスの姿があるのだろうね。 久々に明るい話題だった。
政府は、この面の強化を国策として、やるべきなんだろうね。
”日本は、昔から、水は、タダだと思っていた。 でも、今は、水が
ビジネスになる!!”