断捨離な日々

埋もれた歴史も面白い
縄文からの日本文化が興味深い

マネー戦争~日本を反面教師にする中国

2009-11-22 | 金融危機

「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」は、中国で150万部を

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売り上げ、韓国、台湾でも大ヒットした本で、ロスチャイルド家の歴史や

国際銀行家達のやり口を詳細に説明していて、驚くべき事が多い。

そもそも、イングランド銀行やFRB(連邦準備銀行)が、私企業というのは

聞いた事があるけど、なぜ、私企業が通貨を発行している状態を英米が

許しているのか??(おいしすぎる仕事でしょうが)が分からなかったけど、

英米には すさまじい歴史があったようですね 

イングランド銀行は、ロスチャイルドの支配にあり、FRBは、ロックフェラー等が

株主。 こういう国際銀行家達が世界の歴史を動かしてきた。 

哲学は ひとつ、日本で言えば、ゼニ~マネーという訳で

貪欲に金の為なら 何でもあり~の歴史は、英雄達も刃にかかっている。

リンカーンや、ケネデイは、国際銀行家に逆らって、自国に通貨発行権を

取り戻そうとして、暗殺された可能性が高い。 アメリカでも、戦った

政治家は多かったから、通貨発行権を取り戻したり、奪われたりした

歴史があり、最後は、騙されて、後は 脅されて 今に至っているようだ

基本は、ある国で金融緩和して、マネーをあふれさせ、投機でバブルを

起こしたところで、金融を引き締めて、膨れ上がっていたマネーを獲得し、

成長した産業を安く買い叩く。 IMFも、そういう金融資本の手先なのだ

だから、謀略をしかけられ、IMFに救済を求めると、一連の厳しい援助条件を

突きつけられる。 国有重要資産の民営化(日本の郵政民営化も同じ

やり口だよね) 資本市場の自由化、基本消費財の市場化、自由貿易の

国際化で、その「薬」 を飲んだ ほとんどの発展途上国は、重症を負うか、

死に至るか、免疫力の強い国でも活力を失い、脆弱になっていった。

(小泉構造改革も、IMFほどではないけど、同じような事をした訳だ。 騙されたのだ

)(超保守は、気に入らなかったけど、先日、死亡した中川昭一財務大臣は、

IMFへの巨額な援助と共に、そういうひどいやり方を変えるよう要求したんだよね。 

惜しい人をなくしたね でも マスコミがその件をあまり報道しないのは、やはり、

国際金融資本に牛耳られているのだろうね

東南アジアの金融危機では、日本が主導して、日本版IMF 「アジア通貨基金」

を創設しようとして ロンドンとウオール街に邪魔され、圧力に屈して、日本は

引き下がってしまい、東南アジアは、ひどい目に 

その中、韓国は、強い民族意識のお陰で、孤立無援の中、個人が保有していた

金や銀を国に供出してまで IMFの援助の毒薬をきっぱり拒否して、

歯を食いしばり頑張って 予想したほど、企業や銀行が倒産せず、欧米企業も、

ほとんど韓国の大手企業を買収できなかった偉いぞ、韓国

今、中国は、かつてのバブル直前の日本に似ているという事で、日本が

いかに国際金融資本とのマネー戦争に敗れたかを研究して、対処しようと

しているようだ。

日本が長期低迷しているのは、もちろん、内的要因もあったけど、

アメリカが突然しかけてきた予期せぬ、「金融戦争」が最大の原因だと。

日本は、アメリカに1941年 真珠湾攻撃という不意打ちを仕掛けたが、

1990年、アメリカは、日本に 「金融電撃戦」を仕掛けた。

その当時の日本は、勤勉な国民性と高い貯蓄率、高い技術力で市場競争を

勝ち抜き、最大の外貨準備金を持った。 その日本に強い警戒感を

国際銀行家達が持ち、日本の金融機能を弱体化する計画が上がってきた。

「プラザ合意」で 1ドル250円が3年で、120円に。2倍になって、日本の

金融業界の置かれた環境は激変。 輸出産業は活力を失い、その減少した

収益を埋めるため、株式市場や不動産市場に投資して、バブルに。

その日本に、致命傷を与える為、アメリカの最新鋭金融ミサイル 

”株式指数先物”を用いることにしたその当時の日本は、日本の

株式が下がるなんてことは、ないと信じている人が多かった(今、思うと

愚かな事だけど・・・) 日本の保険会社は、サブプライム並みの

デリバテイブ商品の”株価指数のオプション取引”という罠に簡単に

引っかかって、買い込んだ。 その後、日本株式市場は崩壊で、莫大な損失を

被り、銀行に対しては、自己資本比率8%という、日本の銀行を標的とする「バーゼル

合意」で、攻撃。 日本経済は、撃沈して、その後、長期不況に落ち込んだ 

その損害は 第二次大戦で失った国富に等しいという事だ

ウイリアム・エングダールは、日本が金融戦争に敗退した事について、

次のように語った。

  かつてアメリカの敵国であった日本ほど、ロナルド・レーガン時代の

  財政赤字と巨額の財政支出政策を支持した国はいない。 ドイツで

  さえ、ワシントンの要求を無条件に受け入れた事はなかった。

  日本人からすれば、東京が忠誠を尽くし、せっせとアメリカの国債や

  不動産やその他の資産を購入したにもかかわらず、挙げ句の果て、

  世界の歴史上もっとも破壊的な金融災難を与えられたようなものである。

 

中国は、日本の轍を踏まないように アメリカを盲信する事はせず、

米国債やドルの暴落も見据えて、外貨準備で、金、銀の購入、鉱山を買収。

金鉱山の開発等、現物資産を必死で蓄えようと、国も国民もしているようだ。

日本は、アメリカに金を買う事は許可されていないそうだけど せめて、

他の資源を買うなりして、今後に備える必要があるし、もう、国際金融資本に

騙されないような知恵を持ち、東アジアや東南アジアと協調して 対策を考えて 

未来に向けて、共に繁栄するようにする時代なのだと思う

(ちなみにEUは、国際銀行の横暴から抜け出そうとして ドイツや

フランスが手を組んでできたとの事

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