断捨離な日々

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前原氏、仙石氏(菅氏)の外交では、不安

2010-10-08 | 政治・社会

10月15日号の週刊ポストで、素人外務大臣の前原氏の外交の現実の

外交の知識が足りない為に、尖閣問題でも 数々の不手際があった事が

のっていた。 まず、尖閣で、今までも中国船を追い払う事は日常茶飯事でも、

”国内法に則って逮捕して起訴する”なんて事は、今までにはなく、それは、


棚上げに日中でしてきた事は、むしろ、実行支配してきた日本側にとって有利な立場

だったのを 今回の件で、中国側の領土問題があるという宣伝になってしまって、

したたかな中国にロシアまで誘いかけさせたり、寝た子を起こしてしまった。

アメリカに 尖閣問題で、協力を呼びかけたのに、アメリカの態度は、

”早く収拾しろ!”で、前原氏は、仙石氏に ”アメリカも釈放しろとの

意向を伝えた.(それで、突然の船長の釈放なのだね

自民党や前原氏が付き合いのあるのは、小泉首相以来の共和党のネオコン派で

今は、もう 共和党内でも主流派ではなく、民主党は、リベラル派が主流で、

そのアメリカ民主党とのパイプがない。

仙石氏は、検察判断で船長を釈放したと検察に泥を被らせた。

検察は、指揮権発動で解決したくなかったので、応じた。 (そこは、

官僚なので、外交的配慮なんていう余計な事を言って、仕返ししたようだ)


前原氏は、尖閣諸島は、日米安保条約が適応される と述べたと説明したが、

これは、領土紛争が起こりそうなタイミングなのに、従来の見解を

繰り返すという事は、むしろ、アメリカに見捨てられた外交失点だ。

日米安保条約では、”日本は、弾道ミサイル攻撃やゲリラ、特殊部隊による

攻撃、島への侵略といった新たな脅威や多様な事態への対処を含めて

自ら防衛し、周辺事態に対応する” となっている。 つまり、尖閣諸島の

防衛は、自衛隊の役割だと定めている。 尖閣を防衛する義務を負わない

事を百も承知で、クリントン長官に言わせただけだ。 国内向けに

アメリカが守ってくれると、誤解させた。

そういう前原氏のポチ外交に対して、アメリカは、思いやり予算の増額要求を

した上で、前原氏は、グアム移転費用を国際協力銀行から 融資すると

いうサービスまでつけた。

中国の強行姿勢に対して、仙石氏は、まず、野中氏に仲介を依頼したが、

失敗、結局、細野氏と小沢氏に協力を依頼して、会談をアレンジして

フジタの3人の釈放が決まった。

外務省のチャイナスクールは、菅政権が民間の中国大使を任命した

事で、サボタージュしているのに、一喝できない。 これでは、

中国問題は、悪化するばかり。

***

結局、散々、挙党一致と言いながら、反小沢のキャンペーンに熱心だった

仙石氏が、中国対策で、小沢氏、細野氏に助けられた訳なので、

菅政権の自分達の実力の無さを自覚しない身勝手さが この政権の

危うさを感じさせる。

外交の初歩的な事で、国益を思いっきり損なってくれた 前原氏, 仙石氏(菅氏)に
 

したたかな他国との外交を任せるのは、不安すぎる・・・ こじらせるばかり・・・



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