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あそびなんかじゃない

「キャプテン翼」を愛する一個人による、極めて個人的な考察や雑感などをつらつらと。
可能ならばパソコン閲覧推奨です。

「石崎了」と私。

2014-08-18 00:24:59 | 「キャプつば」キャラクター(日本)と私。

このブログでの私の呼び方:石崎くん

他の呼び方がない珍しいキャラその1。

皆さんの大方の予想99.9%を覆して、3人目のメインキャラとして石崎くんをもってきました、わはははは。
だって高橋先生19歳のデビュー作「キャプテン翼」にも出ているメインキャラクター3人の内の1人ですしね。
(他の2人は「翼太郎」(!)と「若林源三」)



この写真は「熱闘スペシャル」に収録されたもの。 ほら、ちゃんと石崎くんいるでしょ?

このデビュー作、半年ほど前に復刻した 「100mジャンパー  高橋陽一傑作集」 に収録されていて読めますよ。

デビュー作「キャプテン翼」の石崎くんは、実はキャプテンの翼よりもビックリするくらいサッカーが上手いという設定で、連載の「キャプテン翼」を読むとそのギャップに驚くこと請け合い。
ついでに若林くんは「ペナルティエリア外からのシュートは止める」天才GKの設定そのままです。

どのメインキャラも欠かせない「キャプテン翼」ですが、特に「大空翼」には絶対に欠かせないキャラクターの1人であることは、異論はないでしょう。
石崎くんにしても、翼との出会いが自らの可能性の扉を開いた存在……といっても過言ではありません。

本当にこの人は努力の人だ。
「南葛小vs修哲小」の対抗戦へ向けての練習と努力、「とりかご」を仕掛けてくる修哲イレブンからボールを奪ったから、翼のゴールへと繋がった流れ。
「南葛SC」の入団テストに受かるため、メンバーに選ばれるための練習と努力。
「南葛SCvs花輪SS」の試合に途中出場し、石崎くんの代名詞の「顔面ブロック」よりも先に名が売れた「オウンゴール(当初は「自殺点」と呼んでいた)」という失敗をしても、自らのプレイで帳消しにしてしまう。

それ以降も要所要所で顔面ブロックだけじゃないプレイを見せ、ぐんぐん成長していった。
特に「キャプテン翼」中学生編の翼にとっては、ブラジルへ去ったロベルト、西ドイツへ発った若林くん、父と一緒にパリに住んでいる岬くんという、「大空翼に多大な影響を与えた存在がいない」という状態で、精神的な支えにもなっている。
(中学生編は、この3人がいない翼の成長記、でもありますね)

最終的には世界と戦う日本代表のレギュラーメンバーですよ! 出世魚も顔負け。

こんな石崎くんでも、とうとう「彼女」が出来てしまった日にゃ……しかも誰からも文句のつけようのない相手だし、実は「キャプテン翼」のキャラクターでは一番のラッキーボーイなのかもしれません。

しかし……アニメ「キャプテン翼」(1983)の石崎くんって、性格悪くないか?
ストーリーを引っかき回すのに、分かりやすい都合のいいキャラクターなのかもしれないけど、ちょっとやりすぎじゃないのか? と多少不快に思うこともありました。
アニメの石崎くんはイヤミを言いすぎ、だよね。
こんなに性格悪いかあ……? とマンガとのギャップに首をひねることもしばしば。
「みんな、いい子」ではストーリーが動かしにくいし、アニメではかわいそうな損な役回りを担わされてましたね。

石崎くんについて語ることは後にも先にもこれきりかもしれないので、もう一つだけ。
「顔面ブロック」で顔を矯正しているという噂は気の毒だから、やめてあげて欲しいわ。

加えて、いくら丈夫とはいえ、時速何十キロ、百何キロのシュートを顔面で受けていたら、いつの日か命にかかわる状態になるかもしれませんよ?
そんなことになったら、ゆかりちゃんがかわいそうだから、ほどほどにね。

***

今回でお分かりでしょうが、このカテゴリはメインキャラクター登場順でやっていこうかな、と。


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