鍵穴ラビュリントス

狭く深く(?)オタク
内容は日々の戯言
イギリス、日本、リヒテンシュタイン、大好きです
プラトニックlove好き

ケイトの14

2015-07-13 19:18:20 | オリジナル小説
たいへんお待たせしました…………、万梨羅さん、本当にごめんなさい。
続きができました。
皆さま、ケイトの番外編を読んでから、ケイトの14(これ)をお読みください。









 ロラがやってきた翌朝、またもや馬車がジオライ家の前に止まり、門の鐘を鳴らしました。
「ジル。こんどはなあに?」
ジルは苦虫を食い潰したような顔をして、
「分かりかねます」
と答えました。お姫様のお遊び相手としては一番偉いジルとしては、2日連続でハプニングが起きているのは、舌うちしたいところだったでしょう。
「ケイト、私、下を見てくるわ。お姫様のこと、よろしくね」
「へい、わかりました」
 寝起きで機嫌が悪いお姫様をふかふかのソファに座らせて、ケイトはにっこり笑いました。自分の妹と弟たちのことを考えたのです。お姫様は、顔を紅く染めて、ぷいと横を向きました。
 客室のドアが開く音が聞こえ、ロラがそっとお姫様の部屋に顔をのぞかせました。
「ねえねえ、ニーナ。あれ、古ぼけた馬車に見えるけど、どっかの貴族のお忍びに違いないわ。だって、馬の毛並みが相当いいんですもの」
お姫様はムッとした表情をしました。馬の知識にかけては、お姫様はロラに負けている様子です。
 ジルが戻ってきて、ロラに目くばせをすると、ロラは客室に帰りました。
 お姫様は上目遣いでジルに何が起きたのかと尋ねました。
 ジルは真剣な表情をしていて、ケイトは怖くなりました。
「貴女に用みたいよ、ケイト」
「ほえ?!」
窓から下を急ぎ見てみると、ヨウツベ夫人がお客様を応接間へ案内しているところでした。ロラの言っていたとおり、相当の貴族らしいです。
 古ぼけたマントを羽織りながらちょうどお屋敷に目を向けたその人物と、ケイトはまっすぐに瞳をとらえられてしまいました。
「ショーン……??」
ケイトは心臓が跳ねっかえりました。――それほどショーンの眼には、恋慕が映っていたのです。

イギリス旅行B&B母娘~3日目の1

2015-07-13 18:34:48 | ロンドン
エディンバラ編
……黒クラシックロリータドレスでエディンバラ城



私、ちょっと寝る時間帯がおかしいの……です。
いつも夕方6時半に寝てしまって、朝3時半に起きてました(過去形)。過去形というのは、イギリスから帰ってきて睡眠リズムを調整し始めているからです。ほら、まだ寝てないでしょう?
だから!
今日はUP率激しいです。

じゃじゃん。
ロリータドレス姿の私。victorian maiden のだからね。クラロリだよー☆

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なんかね。。。
鞄と靴、全然Lolitaじゃないよね。
靴、これ高校のとき履いてた靴だよ。だって丘このあと登るんだもの。ロリータ用の履けないよ。鞄、ふつうの鞄だよ。だって荷物軽くしたかったし。そして!!! スカート、ひろげなくてよかったね!!!

しかし!
背景が。背景いいね!
大砲だ、カッコいい。
いや、戦争は反対ですけども。
その痕跡が古めかしくて素晴らしい。
城はいいねー!


明日ばんばん鼓笛隊のこととか私が風景に馴染んでいたこととか書くからね。


よし、久しぶりにオリジナル小説でも書くかー!



イギリス旅行B&B母娘~2日目の4

2015-07-13 15:37:32 | ロンドン
エディンバラ編
……おみやげとホテル


おみやげは、タータンチェックセンターでマフラーを3枚買いました。
そのセンタービルは、Level1~Level5?くらいまであって、とある魔術の禁書目録を思い出しました。1枚はおばあちゃんにあげました。おばあちゃんは昔、自分の姪にイギリス旅行でもらってなおかつ気に入っていたマフラーをこの前の冬、無くしてしまったので。あげたら、大喜びでした。うれしいな❤
あとは自分用と幼馴染のにゃんこ用にお揃いで買いました❤❤❤

スコッチウイスキーセンターみたいなところ(名前はあやふやですが)も大混雑でした。ツアーに参加するとウイスキーが飲めるのです。が、母と私はウイスキーは好まないのでそこには入りませんでした。私の父は毎日ウイスキーの水割りを飲んでいますがね。

あと、NESSというお店で可愛いタータンチェックの小銭入れを自分用に買いました。
あとはポストカードとかいろいろ買いました。

あとは、翌日エディンバラ城で買う予定ですから。

アイスクリーム屋があって、HoneycombとSaltcaramelのダブルを食べながら、ホテルに戻りました。
2日目の3でも書いた(写真もあった)と思いますが、カモメがそこらじゅうに飛び交っていました。あと、建物は全部石造りでした。



ホテルIbis(アイビス)という大きなB&Bに泊まりました。

あ、Wi-Fiですが、EuropeHouseでもIbisでも受け付けに言えば、無料で使えましたよ☆

Ibisにはエレベーターがあって、助かりました。
洗面所のせっけんの人の顔が、私の友だちに少し似ていました。だから写真に撮っちゃいました。あとで見せてやろ。
テレビでウィンブルドンを観ました。ブラウンって選手がナダルに勝ったところを私的には残念ながらに観てしまいまして、そして今日もまた、ジョコビッチが芝の王者フェデラーに勝ったそうで、フェデラーファンの私は悔しくてたまりません。

そして寝ました。
母によれば、エディンバラは夜10時半くらいまで、陽は暮れなかったそうですよ。



はい、2日目終わり~。
3日目は先ほども予告した通り、ロリータドレスでエディンバラ城に乗り込みます。丘にも登ります。



イギリス旅行B&B母娘~2日目の3

2015-07-13 08:33:56 | ロンドン
エディンバラ編
……エレファントハウスとバグパイプ奏者と白いおばさんと急な階段



お待たせしました。ハリーポッターの聖地その2…エレファントハウス。
次の写真は4日目の早朝、土砂降りの中で撮った写真ですが、真ん中の赤い枠がエレファントハウスです。
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内容はもうちょい下に詳しく。

さてさて。
今日ご紹介するのは4日目ではないですよ♪
2日目の夕方です☆
カモメが飛んで~、涼やかな風吹いて~、晴れていました。

カモメ!!
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エディンバラは素敵なところでした。オールドタウンとニュータウンがそれぞれ高く聳え立つ山だとしたら、ウェーヴァリー駅(エディンバラの駅)はその山と山の狭間の谷にあり、そこを列車が走っていました。
だから!
こんな急な石畳の階段が至るところに幾つも在りました。
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さて。
エレファントハウスにホテルからむかっているとき。(もうその頃には母と仲直りしていました。)
バグパイプという伝統楽器を演奏しているおじさんがいました。
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スコットランドの伝統衣装です↑↑↑
「タータンチェック」という単語は、みなさんもどこかで耳にしたことがあると思いますが、スコットランド出身の単語なんですよ☆
そのタータンチェックのスカートをはいたノーパンのおじさん。
靴下にはマルヴォーリオが留めていそうな靴下止めがついていて、片方の靴下に護身用なのか知りませんけどナイフを刺しています。(マルヴォーリオとは、シェイクスピアの喜劇の最高峰『十二夜』の、笑えてちょっと可哀相な執事のおじさんです……。)

さて。
もうそろそろ、エレファントハウスの料理(昼)を紹介しましょう。
昼の時間帯は5時まで?4時半まで?――とにかくそのくらい;
私は、昼、朝、夜、とエレファントハウスの料理を経験しましたが、昼の時間帯がとにかくおすすめです。

母の注文したパニーニ(パンの種類)とハム&チーズ。
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パンの種類も、中身も、選べるんですよ☆
マンゴーとかも確かありました。

母は失敗しないところをついてきましたね。

そして、私が注文したキッシュ。
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「キッシュ」って注文しただけなのに、ジャガイモ(これは普通の大きさ)とサラダ(野菜)までついてきました。

 なんて気前がいいんだろう!
 それに値段も良心的!!!
 そしてなおかつ、おいしい!

ティーはでっかいポットにたっぷりのミルクをつけて2人前用意されました。アールグレイにしたかな。
茶葉がそのまま入っていましたから、茶漉し必須です。だいじょうぶ、ついてきます。

トイレいってみたら!
わお!
落書きだらけ。わー・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・

「ホグワーツ」とか書いてありましたよ。どんな落書きかは見てのお楽しみということで。日本の落書きの比になるものでは全然ありません。私も書く場所無かったですもの。

食べ終わって、街を下り方面に歩いていたら海が見えました。
そして。
瞬きをしている白い銅像がありました。
にやっ、と笑ったりしています。
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――人間でした。

「I'm from Japan. I like lolita dress」

言ってみました。銅像なのでおばさんは喋りませんでした。でも。私が近くでピースして母に写真を撮ってもらう段に至ったとき、おばさんもピースしてくれました。そしてチップを壺の中に入れてきました。





2日目の4はちょっとだけ書く予定です。
3日目には、私がリヒテンちゃんみたいな黒いロリータドレスを着て要塞エディンバラ城に乗り込んだり、スタバでキャラメルコーヒーゼリーというまだ日本に上陸してないものを食べたり、丘で北海を眺めたりします❤