~Words~

心に宿る言葉たち

2005ブログ後記

2005-12-28 | essay
今年7月――職を失った私は、無性に今の気持ちを
吐き出したくなった。
この何年間かを、忙しさで紛らわしていた私にとって
その穴は少々辛いものだった。

人生は面白い。
こんなちっぽけな一人の人間にも、
色んな場面に様々な仕掛けがある。
喜怒哀楽があるという事を忘れない為に・・
その、感情のエネルギーは
自分が一番したい事にぶつければいい。
私はたまたま、音楽を選んだ。

あなたはそれを何に使っているだろうか?

今年、日本の人口が減った。
出生率の低下はもちろんの事
死亡の増加によって。
その多くは自殺による死・・
そんなに死に急ぐな!
生きろ!生きろ!生きろ!
もっと楽しむ為に戦え!

私は、ピアノは下手だし、楽譜もよめない。
ましてや、プロの歌手でもない。

それでも、大切なものだから・・
これからも自信を持って、愛情を注ぎたいと思う。
「まず、自分を愛する・・」
そして、その喜びを隣りの色んな人やものに
繋げていってほしい。

さて、2005「あんづの部屋」はこれで終わりにしよう。
今年、ここにたくさんの言葉を残してくれた
あなたに感謝しながら・・・

ほんしん

2005-12-27 | essay
10代の頃の私は 一人では何も出来なかった。
20代の頃の私は 欲と夢を取り間違えて歩いていた。
30代の頃の私は 大人を確立しようと焦っていた。

そして・・・
40代を歩く今は “ぐらぐら” している。
10代、20代、30代以上にぐらぐらしている。

でも、今、生きている私は
それを、否定する事を嫌っている。

自分をさらけ出すと言う事は恥ずかしい・・

不完全な大人を見せると言う事は
物凄くこわい・・

本当は周りと歩調を合わせて無難に歩いた方が
いいのかもしれない。


自信を持って言える事はそう多くない。

むしろ、知れば知るほど、
どちらが前向きな事なのかわからなくなる事が多い

だからもっと・・
妥協とは違う、この“ぐらぐら”感を
        素直に楽しもうと思っている。

少しだけ・・・
もう、少しだけ、逆らって生きようと思っている。

ただ、大切なものは大切だとはっきり言える

そんな、40過ぎの音楽人でありたいと・・

私の好きなもの

2005-12-26 | words

私の好きなもの・・・

森林の風景

川のせせらぎ

草の匂い

夕日の沈む音

丘の上の少年

蒼い空

 いさぎよさ

凛としたもの

まっすぐな心

闇を照らす光

ギターの鳴く音

ピアノの旋律

ハーモニカの音色

血の通った音楽

遠くからくるうた声

あなたの 暖かい言葉・・・


オレンジボックス

2005-12-25 | essay

私が週一回お世話になっているスタジオさんです。。
壁がオレンジ色だったので「オレンジボックス」と名がつきました。
でも、今は肌色っぽくなってしまいました~
なかなか、広いでしょ♪
ここで、色んな仲間と練習してきました。。(∩_∩)
今は一人でがんばってます。。孤独ですゥ。。
☆:*:・°★:*:・°
ここのオーナーさんはなかなかの癖者です。。
いつも、顔は笑ってるけど、言う事きついですゥ。。
でも、ここは唯一の寛げる空間です。。

20年以上お世話になっているピアノさんです。
旦那より前から、私を知っています。
このピアノさんのお陰で何曲も名曲(?)が出来ました。。
でも、ピアノは一向に上達しません。
これからも、よろしく!!(´・ω・`)


シリーズ家族~あんづの旦那編~

2005-12-24 | essay
この人は不思議な人だ。
もうかれこれ20年も一緒にいるが
正体今だ掴めず・・・
右かと思えば、左へ・・
上かと思えば、斜めへ・・

いつも、崖っぷちに立ちたがる。
ゼロに戻ろうとする・・・
この20年間で3度の離婚危機!

だから、あんまり深く考えないようにしている。
半分は物凄く信じているが、後の半分は
全く信じていない!!それくらいがちょうどよい。

旦那と話するときは腹を据えて一休さんと将軍様の
「そもさん(什麼生)」「せっぱ(説破)」の
世界で会話している。エネルギーがいる。。全く・・

しかし・・これだけは確かに影響を受けた。

「正直に生きる事」
そして・・
「匂いの大切さ」
匂いのする生き方。匂いのする歌・・
真直ぐに生きるのか、曲がりくねって生きるのか。
自分が何色で、どの道を歩くのか・・
      そんなものを教えて貰った。

同じ空間には居るが、お互い譲れないものがある。
でもそれは、大切な事ではないかなと思う・・     


そんな普通じゃない旦那なので、変なものもよく見る。
いつだったか。。近所のお店に出かけて帰ってくるなり
青ざめた顔で言った事は・・
頭の上を((((()))))←こんなでっかいUFOが
飛んでいたと慌てて。。
横に肩車をした親子がいて、そのお父さんには見えてなくて、
子供には見えていたそうだ。この話をすると又、長くなるので。。
頭どうかしたのかと思ったけど、満更うそでもなさそうだった。

私もたま~に見るので信じる事にした――

シリーズ家族~勇樹編~

2005-12-23 | essay
長男はよく泣く!!
小さい頃はころんでは泣き、
怒られては泣き!!
絵本を読んでやっては
かわいそうと泣き・・・

こいつも喘息だった。。
とにかく10年間は、大変だった。

高校2年生の今でも、よく泣く。。
でも、今の涙は、昔とはちょっと違う。
感動して泣く!!。・゜゜・(lll>_<、lllll)
最近も、「野ブタ」見ては泣き、
「危険なアネキ」見ては泣き、
「1リットルの涙」見ては泣き、
あげくの果ては親の昔話に目を潤ませる。。。

そんな泣き虫の長男だけど・・
結構、頼りになるやつだ。

多分、一番に家を出ていくだろう。。

その時には、泣き虫用のタオルを
たくさん用意しないといけないなぁ~

同じに育てたつもりでも、三人三様・・
みんな一人一人違う。

私の子どもだけど、個人なんだなぁと感じる
今日この頃・・・

何にもしてあげてないけど、ひとつだけいつも
思っているのは、母親としての私は
いつも太陽でいようと思っている。

シリーズ家族~麻人編~

2005-12-22 | essay
家の次男はいつも、ボーッとしているか笑っているか
どちらかで、生活している。
8ヶ月から、ひどい喘息で、
こいつのおかげで、軽く10年間は寝不足が続いた・・
おまけに凄いシャイで「コミュニケーション」
という言葉は体の中には多分ない。
そのくせ、妙にプライドが高く
小学校の時・・・テストで答えがわからない場合は、
提出せずに、家に持ち帰っていた。。

そんな次男がたまに、ドキッとする事をいう
この前、“昨日のおかず何食べたっけ??”って
話をしていた。長男が
「昨日のおかずより今日のおかずの方が大事」っていうので、
私もムキになって、
「今日のおかずより明日のおかずの方が大事」って
また、訳のわからない会話をしていた所・・
次男がつかつかッとやって来て。。
「明日のおかずより今日をどう生きるかが大事!」と言って
去っていった。。ちょっと変わってるけど・・

そんな、あつ~い一面を持っている男でもある。

あまりに体が弱かったので始めた水泳はまだやっている。
ライトとラジコンをこよなく愛す・・

軽いオタクのこれからに、軽い期待をしている。。






シリーズ家族~あんづ編~

2005-12-20 | essay

「師走」で何かと忙しく、動いてるみなさん!                                最近、腹抱えて笑った事ありますか??                                   

笑えるか、お気の毒と思われるかは別として、                              今日は私の数あるドジ話の中から                                      一つ聞いてください。。

あれは、忘れもしない16年前のぽかぽかと                                暖かい春の事でした。                  

長男がまだ、4ヶ月くらいで、長男を昼寝させた                               その矢先の事。
なんだか急に目がかゆくなってきて・・・
しばらく、我慢しておったのですが、かゆさに負けて 
目を掻き始めてしまったのです。。それが悲劇の
はじまりでございました。

しばらくすると、かゆみは治まったのですが、                                鏡を見てもう、び つ く り!Σ( ̄ロ ̄lll)                                     白目が腫れ上がり、まるで、ビー玉のような                               目になってしまって!

(▽o▽)ギョ                                         

慌てた私は、長男の寝ている内にと。                                  。近くの病院に駆け込んだのでした。。 

ただでさえ多いそこの病院。                                            その日は特に多く、待つ事 一時間。。                                      やっと、私の順番が廻ってきました―― 

 

先生 「今日はどうされました?」

あんづ 「あの~目を掻きすぎて、腫れてしまって・・・」

先生 「・・・」 

あんづ 「あの~すぐ、治りますか?」 

先生 「ん?どんな具合だって?」

あんづ 「だから、目が~」(〃 ̄ω ̄)σ

先生 「目は目医者に行かんばやろ~!ふつー」

!Σ( ̄ロ ̄lll)

そうです。。そこは 耳鼻咽喉科 だったのです。。                                 (▽o▽)ギョ―

その日から、その病院前の道は                                       避けて通るようになってしまいました。                    

教訓 目は目医者に行きましょう!!

                    ―おしまい―

これはフィクションではありません

 

 


キセキの人

2005-12-18 | Favorite music★

さむ~くて、ちょっと今日は熱っぽかったけど、、                                     行ってきました。。                                               “サライ ミュージック フェスト 2005”  まー言ってみれば、                      アマチュアミュージシャンの集い・・・。

ゲストに千綿ヒデノリ(リンク♪)・・・って、実はこれ目的に行ったのですが。

ーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

今日のライヴの感想でも・・・と思っとったけど、                                もう何も言う事、ないっす。                                                                                             やっぱ千綿くんは最高っす!!                                      一家に一人千綿ヒデノリっす!!

とにかく、そう言う事で(え?どういう事)                                       (*б。б)             ↑一人突っ込み!Σ( ̄ロ ̄lll)                                                                                    今日は上のDVDを購入。。。千綿三昧でございました。

なんだかんだと今年、色んな音楽を紹介してきたけど・・・                        やっぱり、私は、千綿くんの この唄。

一番好きだなぁ・・・ 

 

ほこり

どんなに辛くても 僕らは今日まで歩いてきたんだ

明日も 明日も 心に小さな ほこり を咲かせて

誇りを咲かせて――                                                              

                                                                                  


1秒の世界

2005-12-16 | essay
来年の元日はいつもより1秒長い。
2006年の元日、
7年ぶりの「うるう秒」が挿入されるとか・・・
日本標準時に「午前8時59分60秒」が入る。
毎日、毎日、
忙しく働く私達にはあまりピンとこない時間。
はっきり言って、1秒を感じて生きてきたことはない!

しかし、しかし・・・
例えば、優しい気持ちになっている時、
  時間がゆっくりと流れていると感じるように・・

例えば、ひとけのない森林を散歩している時、
  時間が止まってると錯覚するように・・

例えば、ピアノの鍵盤を叩いた時、
  一つの旋律が様々に音を変えてゆく響きに・・

そう考えると“1秒”の世界ってとてつもなく、
          長い時間になってしまう。

たまには あり の気持ちになって
1秒を過ごしてみようか。。師走だけど。。








-忘れ物-

2005-12-15 | essay
「あいのうた」の最終話。後半の30分だけ見た。
(前半は私用の為×)
結局、ドラマの最後まで、
末期がんの優二は死ななかった。

10代から20代・・
その頃、「愛」とか「幸せ」とか・・
一番嫌いな言葉だった。一番使いたくない言葉だった。
愛や幸せを“頂だい”するものと勘違いしていた私にとって、
その言葉自体鬱陶しかったんだろう。きっと・・・

四コマ漫画に例えると私の人生って、
今、何コマ目なんだろう??
3コマ目に突入したところかな??
いやいや、もう、4コマ目かもしれない・・・

よく見ると手にはいらない重たい荷物ばかりを
大事そうに抱えこんでいる
自分がいて、ようやく忘れ物に気づいた。。

荷を軽くしよう――
手荷物は2つだけでいい!!

シリーズ家族~ななみ編~

2005-12-13 | essay

今年もきょ~ふの日が近づいてきている。。クリスマス。。                     

家の4年生になる娘はおうし座、O型、五黄土星のいのしし年                            
うまれ・・・ これが、すごい勝気な性格で、一度言い出したら、
梃でも動かない。。そして、自分が信じたものは本人の中では
“絶対” なのだ。

娘はサンタクロースが居ると信じている。。。                                というかサンタを「職業」だと思っている。w(0o0)w オオー!                        それも、毎年毎年、ツリーを自分で飾り・・・毎年毎年ツリーに                      願い事メモをぶら下げる。七夕みたく。。。

今年のメモによると・・任天堂DSハード+ソフトと書いてあった。
(-ロ-)ギョェ 。去年より大幅に高価な物を。。。

娘によると今年のサンタはアメリカから来るそうである。
どこから、そんな話になるんだろう。

本当にあるんじゃないだろうか??と思ってしまう。                                   その内本当にななみのつくりだしたサンタが来るんではないかと                                思うと怖くて怖くて仕方がない。

・・・という私もどこかで信じている。サンタ居るって。(怖)                                                                            本当の事だから、信じるのではなく。。。                                 信じるから本当になる。。て・・                

わかる??

だけど。。ハードとソフトの¥¥¥どう゛じよ゛う゛~~~                           とりあえず。。

笑ってごまかすか。。)))))))))))(^^)/すたた←逃げる!

                

                      


スタイル

2005-12-12 | essay

ふつーに生きたい。ふつーに会話したい。ふつーにうたいたい。                  でも、ふつーに・・と思った瞬間にもう、ふつーではなくなってしまう。

最近「普通」と言う事を考えていたら、こんな雑誌記事に出会いました。                「椅子」のお話です。

建築家 石山さんの一番のお気に入りの椅子は廃校になった小学校の椅子・・           その椅子は当時の大工さんがつくったもの。

「椅子はちょっと謙虚なものがいい。椅子は人間に似て喋りだすとうるさい。            非常に普通の、特別なことをしてない。                                        それが、なんか安心感あるんじゃないのかな? 頑丈だし・・」と語る。

大工さんの椅子は謙虚だという。デザインよりもまず、大工の技術を表現しようとしているから、普通にそれが謙虚さにつながる。                                                                           石山さん自身もオリジナルデザインの椅子をつくるが、体の事を全部頭にいれてないとできないと・・・だから、いい椅子が一生に一脚できればいい!と語る。

目標にしているもの「小学校の椅子」・・・                                   「あれは椅子の王者だと思いますよ」と石山さんは答えている。

椅子造りの達人がいるとすれば、造り手の存在が消えてしまうような・・・                                                   そんな究極の普通の存在に私もなりたい・・そう、思った。

 

 

 

 


40過ぎの音楽人♪

2005-12-10 | Favorite music★

又、私の病気が始まった。。埃のかぶったレコードを引っ張り出す。                          どうしても今日はこのアルバムが聴きたくなった。

浜田省吾のデビューアルバム

生まれたところを遠く離れて 

(試聴)                      

ジャケット写真は初々しい少年のままなのに もう、すでに                          40過ぎというか50過ぎの音楽人♪だ。

こう、長く“うた”を創り続けていると「プロ」とか「アマチュア」とか                                                    そういう枠を取っ払ったところの精神状態で生きているのだろう。きっと・・ 

 

そして とらわれの貧しい心は

たったひとつの 真実も見分けられぬままで

同じところを 何度も彷徨い歩き続け

会う人を 理由もなく傷つける

そして とらわれの貧しいこの国

顔背け犯してきた 誤ちの償いを

すべての空へ すべての人の上にへと

子供等の 明日を巻きこんで                                                                            

                                                           最近、また昔の歌い方に戻ってるとうちの旦那が言った。

“とらわれの貧しい心で”生きていた悲しい時代も                              “路地裏の少年”だった時代も                                                                            みんなみんな大切な自分自身として心の片隅にあるのだろう。


~デジャヴー~

2005-12-08 | essay

“はじめて誰かと会った時に、最初の一言をかわすまでに、もうその人との関係は            決まっている。「この人とは、一生付き合う事になるな」とか「これは手強いな」とか。           時代劇で、刀を抜く前の一瞬の間は、相手の力量をはかりながら、                     二人のこれからの関係をデジャヴーしているのだ。”・・・と「中谷彰宏」氏は言う。

☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°

私は予言者でも何でもないが、過去に二度こんな事があった。                     一人は家の旦那と会った時というか、会う前                                    まだ名前も知らない頃(顔は知っていたが。)に                                                                                結婚するとはっきりとわかった。(詳細は長くなるのでやめます。)                                        もう一人は七年前に出会ったAさん。(名前は出せないので仮に・・)                   Aさんの場合は写真を見たときにこれから先の私の人生に関わる人だなと               はっきり思った。こんな事を書くと又、変わった人だなと思われるかもしれないけれど                    私も不思議で 不思議でしょうがない。                                               どちらの出会いも共通している事は私に物凄い影響を与えてくれたと言う事だ。                                変わるきっかけを与えてくれたと言う事。出会うべくして出会ったとしか言い様がない。                                                                      最近、またこんな事を色々と考えてしまっている。(暇なわけではないよ♪)                                   多分、世の中に偶然ってないのかもしれない・・・