~Words~

心に宿る言葉たち

ほんしん

2005-12-27 | essay
10代の頃の私は 一人では何も出来なかった。
20代の頃の私は 欲と夢を取り間違えて歩いていた。
30代の頃の私は 大人を確立しようと焦っていた。

そして・・・
40代を歩く今は “ぐらぐら” している。
10代、20代、30代以上にぐらぐらしている。

でも、今、生きている私は
それを、否定する事を嫌っている。

自分をさらけ出すと言う事は恥ずかしい・・

不完全な大人を見せると言う事は
物凄くこわい・・

本当は周りと歩調を合わせて無難に歩いた方が
いいのかもしれない。


自信を持って言える事はそう多くない。

むしろ、知れば知るほど、
どちらが前向きな事なのかわからなくなる事が多い

だからもっと・・
妥協とは違う、この“ぐらぐら”感を
        素直に楽しもうと思っている。

少しだけ・・・
もう、少しだけ、逆らって生きようと思っている。

ただ、大切なものは大切だとはっきり言える

そんな、40過ぎの音楽人でありたいと・・