唐津からバスで約30分
名護屋城博物館
企画展 秀吉の宇宙 ~黄金、そして茶の湯~
期間:9月20日(金)~11月4日(月)
「豊臣秀吉が好んだとされる「黄金」そして「茶の湯」に焦点を当てて開催します。420年前に豊臣秀吉が名護屋城でも用いた黄金の茶室(復元)とともに、 秀吉の美意識を今に伝える調度品や茶道具の名品の数々をご紹介いたします。」(公式より)
黄金の茶室(復元)
京都市蔵で元はあの伏見桃山城内で展示されていた。
以前紹介したMOA美術館のものと設計した方が一緒だそうで、そっくりです。
長束割高台茶碗
大名物。豊臣政権で五奉行を務めた長束正家が所持していたことから長束割高台と呼ばれる。形は沓形で高台を豪快に十文字に削り出している。
秀吉より長束正家が拝領。関ヶ原合戦後に居城水口城を攻略した池田長吉がこれを奪う。後に姫路藩主・酒井宗雅が所持し松平不昧に伝わった。香雪美術館蔵
唐物茶壷 銘 深山
上部に4つの耳を持つ四耳壺で胴に波状の沈線があり、それを山々に見立てた事から銘が付けられた。
秀吉は武功により、細川家重臣であった松井康之に石見半国を与え大名に取立てようとしたが康之はこれを固辞。
秀吉は代わりこの壺を康之に与えたとされる。松井文庫蔵
南蛮耳付水指
球形の胴に筋状の箆目が廻り胴の中央部にへこみがある。また蓋にはへたの様なつまみが付いている非常に変わった形状の水指。古田織部より松井康之へ贈られた。松井文庫蔵
九州開催ではあるが、何故か関西+愛知からの展示が多い。もっと九州からの出品があればと思いました。
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