先にやられた感満載な月曜日。

研究室の先生から渡された研究論文には、立命館大学大学院理工学研究科が去年行った研究結果がまとめられていました。

ざっくりと概要説明すると、プロ歌手の歌唱信号に含まれる基本周波数を事前に分析して、その基本周波数を使用者の歌唱信号に転写することであたかもプロ歌手が歌唱しているかのような歌い回しに変換できるという『歌唱制御システム』の実現に向けたものだったんです。

自分の歌った声が機械に通され、プロ歌手並みの音声に変換されて出力される。よくまぁ考えたもんだなぁと思う反面、『あ、やられたなぁ…』って思ったり。
研究でよくあるんだよね、こんな事。自分が発案したアイディアがすでに実用化されてたり、タッチの差で先に発表されたりと。

こっちは一気にテンションダダ下がりですよ。また考え直さなきゃいけない…。
どっかに転がってないもんですかねぇ…。はぁ。

と、何にも考えていないときほどアイディアってのは出るもんなんですよね。

Hello,Idea.

出てこないかなー。歌えば出てくる感じがするんですけどねぇ…。

今後はそんな感じで研究を続けるつもりでいます。ま、研究室では誰もやったことなかった研究だし。
発案には時間がかかるかもしれませんね。


・シンプルに考えてみる

・フォーカスを合わせてみる

・視点を変えてみる

・白紙に戻してみる

・子供になって考えてみる

・掘り下げてみる

・俯瞰で考えてみる

・テレビを消してみる

どっかのCMでやってましたね。さて、これから試してみますか。

何事も程々な前向きで。