ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

大人げない発言

2006年10月03日 | 世間話
これを言うと引かれちゃうと思うので、なかなか口に出しては言いにくいのですが・・・

私は酔っ払いが嫌いだ~!

食事の時にたしなむ程度ならいいけど、泥酔は問題外、少しでも普段のその人と違う様子(陽気になる、気が大きくなるなど)があったらもうイヤだなあ、と思います。
ほら、引いてるでしょ?

私も長い間「大人の世界では、これは言ってはいけないんだ」と思ってきましたが、その思い込みをとっぱらってくれたのが誰あろう、リンボウ先生こと林望さん。
「酔っ払いは嫌いだ」と公言し、「自分が自分でなくなって、言ったことややったことを覚えていないなんて気味が悪い」(言葉はちがうかも)と書いていらっしゃるのを読んだ時には「これを言ってもいいんだ」と目からウロコが落ちる思いでした。

うちの夫もお酒大好き。
といってもたくさん飲むわけではなく、ただ薀蓄の人ですから、その時々でワインに凝ったり焼酎に凝ったり。それでも、調子に乗っていろいろしゃべった挙句、翌日になって前日言ったことを覚えていなかったりはしますね。うーん(-_-)。


3人のお子さんが亡くなった悲惨な事故以来、酔っ払い運転の摘発が続いていますが、最近みんなが急に酔払い運転を始めたわけじゃなくて、日常的潜在的に行われていたのが重点的な取締りで表に出てきたのでしょう。

これはまた極端な例を、と思いますか?
でも、いろいろなこと(セクハラとか)が「酒の上のことだから」と許される日本の社会は、やはりお酒に甘いと思います。
ちょっと親しくなれば「今度飲みましょう」となるのは何なんでしょう。まるで、飲まなければ本当のコミュニケーションはとれない、と思っているみたいです。

決して、お酒を飲むな、といってるわけじゃないんですが(弱腰・・・)、今なら言えるかなと思って、ちょっと言わせてもらいました<(_ _)>

米沢嘉博さん死去

2006年10月02日 | 映画・ドラマ・マンガ・アニメ
「コミケット」の育ての親、米沢嘉博さんの訃報が新聞に出ていました。53歳だったそうです。

実は、ごく初期のコミケに何度か出店したことあるので(お母さんの秘密)、米沢さんにもお目にかかったことがあります。
あれは川崎の市民プラザでやった時でしたか、ブースの位置でちょっとしたトラブルがあったとき、サッと来てサッと捌いてくれたのが印象に残っています。
ご著書の「戦後少女マンガ史」もマンガ研究史上欠かせない名著でした。
ご冥福をお祈りします。